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2020年消防・操法大会のない夏

こんばんは!noteのビュー数が5,000を超え、スキも500を超えたわでです。

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いつもありがとうございます!これからも精進します!

さて、今日は私が所属している地域の消防団のお話です。

私は九州の中でも田舎な県である宮崎県。その中でも特にド田舎の町に住んでいます。

消防署が隣町にしか無いため、火災や災害が発生した際、地元で動ける消防団員が必要です。

というわけで、町に住んでいる若い男はほぼ全員(拒否権はもちろんありますが)地元の消防団に所属することになっています。

普段はそれぞれの仕事がありますが、有事の際には火災現場で消火活動をすることもありますし、警察に協力して遭難者の捜索をすることもあります。

そして、夏には消火活動の基本的な操作の習得を目指すための手順である『消防操法』を競う大会があります。

消防操法って言われてもピンと来ませんよね?せっかくなので動画を見てみてください。

ね?こいつら何やってんだ?って感じでしょ(笑)

これを手順通りにいかに素早くやるかってのを競うんですが、例年だとだいたい今くらいの時期から7月末の町大会に向けて練習が始まります。

仕事が終わった後、午後7時からだいたい9時半まで練習。それが終わったら詰所にあがって飲みながら反省会。酒飲まない奴がみんなを家に送って解散。これを5月末から7月末まで平日は毎日やります。

でも、うちはまだマシな方で、同じ郡内の町では年明けから練習開始というところもあります。その町では『消防離婚』なんて言葉があるくらいです。

とは言え、2ヶ月もの間仕事終わりの時間を拘束されることになるので毎年この時期になるとかなり憂鬱

最初は面倒くさいと思いながら練習に行くんですが、偉いもんで1ヶ月、2ヶ月やってるうちにスイッチが入って熱心にやるようになります。

そして何より地元の男にとっては貴重な濃密コミュニケーション期間になっていて、より地域の結束が固まる時期でもあるんです。

しかし、今年はコロナの影響で操法大会の中止が決定しました。

正直、今はスイッチOFFの状態なので、自由な時間が増えることに素直に喜んでいるんですが、どこかで複雑な想いも抱えています。

どうやら今年は自由な、しかしどこか寂しい夏になりそうです。

ではまた!


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