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圧倒的に「ない」を経験した先に見えた世界

プロジェクトマネージャーをしています。

今日は娘氏の大学入学式。
お天気にも恵まれて
桜も出迎えてくれて
良き日を迎えることができました。
彼女を支えてくださった多くの方やものに
心から感謝いたします。ありがとうございます。

高1から彼女の希望は
管理栄養士が目指せる大学への進学。
一度もブレることなくまっすぐ進み
その学びができる大学に通うことになりました。

そんな彼女は卵アレルギーがあります。ㅤ
卵が食べられない。
たったそれだけのことなんですが
卵焼きや親子丼などの卵料理だけに限らず
パン、ケーキ、クッキー、ハンバーグなど
卵を使ったものは食べられないのです。
薬にも入っているものもあるのですよ。
ちなみに今は、ほとんど食べられます!

平成のあの頃、おやつを食べようと思っても
おせんべいとか、干し芋とか、ナッツとか・・
おばあちゃんみたいなやつが中心。
誕生日にケーキ!って思っても
普通のケーキ屋さんでは買えません。
外食に出かけても
アレルギー表示がないお店の方が多いし
食べられるものも少ない。
涙しながら永遠に書き続けられるくらい
いろんなことがありました。

だというのに、彼女は食いしん坊の要素を持って
生まれてきたもんだ!
そして、母は、まったくその要素が
ないときたもんだ!

圧倒的に「ない」を経験するんです。
​みんなは普通に食べているのに
私だけ食べられないって切ないな・・
他の人より、食べてみたい!どんなんだろう?と
アンテナが高いのに
目の前にあっても食べられないって
どんな気持ちだったんだろうか・・

「ない」っていうのは
「あるはずのものがない」ってこと。
彼女は圧倒的に「ない」という世界を体験して
「あるはずなのに」って強く思ったんじゃないかな。
だから「ある」を見てみたいし、形にしてみたい。
そんな風に思ったんじゃないかなと思うのです。
ええ、ただの私の想像ですが😆

「あるはずなのに」ってその人が願う世界。
こうだったらいいのにって願う世界。
それを生み出すために
圧倒的に「ない」を体験するんだなーと。
彼女は卵アレルギーをきっかけに
あるはずの願う世界を見たんだと思う。

そして、もしあなたが今「ない」を体験していたら
そこにある「あるはずなのに」に
アンテナを立ててみてください。
あなたの生きる道へのヒントがあるはずですよ。

とにもかくにも、彼女たち世代は
コロナと共に学生時代があったわけで
こうして入学式が行われることも
学校が普通にスタートすることも
全部奇蹟の積み重ねなんだなって思います。
今、この瞬間を、全力で楽しんで欲しい。
大学の4年間なんて恐ろしいほどあっという間だからさ。

彼女が生み出す「ある」の世界を心から応援し
世界に分かち合ってもらえることを楽しみにしています。
ファイティン!!!ㅤ

読んでくださりありがとうございます! 応援よろしくお願いいたします☆