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レンタルなにもしない人やプロ奢ラレヤーに魅了される理由

こんにちは、轍三郎です。

皆さんこのお二人はご存知でしょうか。

レンタルなにもしない人
Twitter @morimotoshoji

なんにもしない人(ぼく)を貸し出します。常時受付中です。
1万円と、国分寺からの交通費と、飲食代等諸経費だけ(かかれば)
お支払いいただきます。お問い合わせはDMでもなんでも。
飲み食いと、ごくかんたんなうけこたえ以外、なんもできかねます。

プロ奢ラレヤー 
Twitter @taichinakaj

ひとに奢られる仕事をしています。奢りたい人はDM、
もしくは「プロ奢ラレヤーに奢りたい」とツイートすると反応するかも。
場所は池袋西口。倫理とプライドは採用しません。
好き→猫/ペンギン/下駄/サウナ/
温泉。嫌い→靴下/スケジュール/人混み/ダルみ。本を出していますが、
ダルイので印税もらってません。エゴサ力に定評あり。

Twitterのプロフィール文

レンタルなにもしない人は現在TV東京でドラマ化されていいますし、   プロ奢ラレヤーもSNSで非常に話題で、AmebaTVなどにも出演しています。

私は、この二人のような人達を“表現する生き方”として
“起業する生き方”“雇用される生き方”とは別の
第三の新しいキャリアの描き方として捉えています。

令和という新しい時代で5G、6Gと超高速・大容量通信時代になり
キャリアの描き方が日に日に変わっているように感じています。

本日は彼ら二人について、考察するのではなく、私達(特に若い世代に)が表現する生き方に魅了されてる理由を考えていこうと思いいます。

雇用情勢の変化

既に終身雇用制度は崩壊しているのは周知の事実だと思います。
それに伴い年功序列が崩れています。

つまり昔は会社に就職して、係長→課長→部長と出世をする。
結婚して、子どもを育て、家を購入し、休日はマイカーで家族と出かける。
無事定年を迎えて、年金をもらいながら余暇を過ごす。

こういった一昔前の当たり前が、現在では当たり前ではなくなってしまいました。

なぜこの話をするかというと、この雇用情勢の変化が
表現する生き方に魅了される人が増えている背景だと考えているからです。

マズローの5段階欲求解説

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https://www.motivation-up.com/motivation/maslow.htmlより引用

皆さん一度はこの三角形みたことあるのではないでしょうか。
アメリカの心理学者アブラハム・マズローの欲求5段階説の図解されたものです。

この欲求5段階について詳しく知りたい人は、
画像の引用元であるコチラをご覧ください。

https://www.motivation-up.com/motivation/maslow.html

今の世の中(コロナの影響は置いといて)低次の欲求までは
比較的(どちらかと言えば)満たしやすい状況になっていると思います。

しかし上記のとおり、終身雇用制度が崩壊してしまい
今までは会社で働くことで満たされていた欲求が
満たされていない人がとても多い現状です。

出世をして尊厳欲求を満たすことも、
自分の企画を形にして新しい事業を立てる等して
自己実現欲求を満たすことも現在はごく限られた人だけです。

では、会社に所属することで、図でいうところの
高次元欲求(内的に充たされたい)が満たされたかった人は
どのようにその欲求を満たしているのか?

それは表現する生き方の人達に感情移入することで
満たしているのではないのでしょうか。

自分が出来ないことをしてくれる

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レンタルされることで、生計をたてている人
他人の金で生きていくと公言する人

自分ではその生き方は出来ないけれど
その生き方を情報発信している人達を見て
Twitterでいいねを押したりリツイートする
Youtubeの👍ボタンを押したり、時にはスーパーチャットをする

そうすることで、更にその表現する生き方をした人が
活動を活発にしていったり、有名になっていく。

その姿をみて自身の尊厳欲求や自己実現欲求を昇華させて
満たしているのではないでしょうか。

高次元欲求が満たされていない人達が多い現代が
表現する生き方をする人達に魅了される理由なのではないでしょうか

特に私はプロ奢ラレヤーさんの発言はとても好きなんです。

発言にエッジが効きすぎているので批判的な人も多いのですが
彼の根底にある「生きているだけで偉い」
高次元欲求欲求が満たされていない人達に
日本文化が創り出した同調圧力から開放されて
自分が自分らしく生きても良いんだと教えられます。

以上が私なりレンタルなにもしない人や
プロ奢ラレヤーに魅了される理由でした。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。

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