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プロ奢ハウスで餃子を食べて感じたこと

皆さんこんにちは、轍三郎です。

今日はプロ奢ハウスにて餃子を食べてきたお話をしたいと思います。

① プロ奢ハウスとは
② 餃子のやーまん
③ ウィスキー藤村
④ 情報発信する生き方

プロ奢ハウスとは

皆さんはプロ奢ラレヤーさん(以下プロ奢さん)はご存知でしょうか。
ご存知でない方はコチラ

プロ奢さんは色々な人に奢らて生活をしている奢られることを生業にする人です。その生業なのかで一軒家を奢られたそうで、その奢られた家が通称「プロ奢ハウス」と呼ばれています。

そこにはこれまでプロ奢さんに奢った人の中で、プロ奢さんに認められた人が住んでおり、今回はそのプロ奢ハウス住人の中で餃子のやーまんさんと、ウィスキー藤村さんにお逢いしてきました。

餃子のやーまんとは

餃子のことだけを考えて、餃子をつくり食べる、ただのニート餃子。
そもそも餃子なので人ではないし、誰かのためではなく自分の為に餃子を作っている。

そんなやーまんは私のパートナーのさちこさんと、プロ奢ハウスに住む前から親交があり、私もやーまんにお仕事の依頼などをさせてもらった事もありました。

そんなおり、やーまんがこのようなツイートを発信。

これに反応したさちこさん

さちこ 「じゃあ鯛のプルプル(煮凝り)を贈るから使って」
やーまん「やったー鯛のプルプル入れて餃子作る!!」
さちこ 「美味しそう・・・食べたい」
やーまん「食べ来る!?粉も消費しないとだからプルプルと粉物々交換で!」


という流れでプロ奢ハウスにやーまん餃子を食べに行くことになりました。

プロ奢ハウスは埼玉県小川町にあり、都心から向かうとちょっとした小旅行
電車とバスを乗り継ぎ無事プロ奢ハウスに到着。

そして遂に噂のやーまん餃子研究所に潜入
餃子が餃子を作るという中々お目にかかれない光景を目にしました。

プロ奢ハウスにてアル中カラカラ(WAWAWAさん)を決めたら

三人で餃子の餡を包んで

完成!!

とっても美味しかったです。特にやーまんはあまり餡が皮に対して多くない方が全ての素材の味が一体化して美味しいと言っており、まさしくその通りでした。

どこかの観光地の旅館にきたかのような、まったりとした時間が流れるなか軒先でひぐらしの鳴き声を聞きながらぼーとしていると、突如上空から

???「餃子おいしかったですか?お店は何時位にいきます?」

そうベランダから顔をのぞかせて私達に声をかけてくれたのはウィスキー藤村さんでした。

ウィスキー藤村とは

ウィスキーが好きが高じて、プロ奢ハウス2階にバーカウンターを作りウィスキーを飲んでる人。最近はYoutuber。「ウィスキーうまい」を生業にしているそうで、手持ちのお金を“換ウィスキー”しがち。海外の蒸留所巡りの最中に財布を落とすも、リスナーからの投げ銭でなんとかお金が使える状況になり、その投げ銭で帰国するかと思いきやまさかの蒸留所巡りを続けちゃう狂人というのが私の会う前の印象。

さちこ「餃子食べ終わったんでー藤村さんのご都合の良いタイミングでー」
藤村氏「わかりましたーじゃあ少し休憩したらタクシーでいきましょうかー」

なんでもウィスキー藤村さんは最近あいまいにバーの運営を始めたそうで、現在プレオープン中。そこにさちこさんがDMを送ってお店にお邪魔する約束になっていたそう。

タクシーをまっている間、藤村さんのバーカウンターを拝見

家の中にバーカウンターがあるって最初は違和感がありましたが、滅茶苦茶良い!男の子の秘密基地「大人版」っといったところ。

その後4人タクシーで藤村さんのお店に到着。

すると中には店長のヒデイシ店長がいらっしゃいました。

藤村さんに「僕よりウィスキーに狂っている」と言わしめるヒデイシ店長。
お二人のお勧めのウィスキーを数杯飲んで大満足で帰路につきました。

情報発信する生き方

さて今回はプロ奢ハウスに行ってきたわけですが、新しい生き方を垣間見たように感じています。

餃子のやーまんさんやウィスキー藤村さんは、現在プロ奢さんから「妖怪手当」なるものを支給されて、それを自身の活動に充てながら、YoutubeやTwitter、noteなどに情報発信しながら生活をしているとお聞きしました。


プロ奢ハウスはベーシックインカムに近いような仕組みになっていると感じています。
プロ奢さんが住む場所と生活するうえで必要な物資を提供し、住人はそれぞれを適度に支え合いながら生活しています。

そして住人はそこにずっと留まるのではなくて、情報発信していくことで新しくキャリアを形成していく。ウィスキー藤村さんの、あいまいなしょぼい起業もまさしくこれに当てはまるのではないでしょうか。

レンタル何もしない人や、プロ奢ラレヤーと呼ばれる、既に情報発信する生き方を確立された人々に触発された次の世代が、徐々に増えて情報発信する生き方が少しずつ日本社会に浸透してるように感じます。

しかしただYoutubeやTwitterに情報発信するだけではなく、しょぼい起業などと組み合わせた複合的な生き方が現在模索されているのではないでしょうか。

この情報発信する生き方は、全ての人ができる生き方ではないように思います。


「レンタル何もしない人やプロ奢ラレヤーに魅了される理由」の記事でも書いたとおり、自分ではその生き方はできないけれど、そこに一定の形で加わることで自分の中で満たせない欲求を昇華して日々生きる糧にしている人も多いのではないのでしょうか。

またそういった情報発信する生き方を支える層がいるからこそ、情報発信する生き方ができるという相乗効果が生まれていると考察しています。

正社員でなくてだめ、年代的にこれ位稼いでいないとヤバい、この条件をクリアしていないと将来が不安、そういった同調圧力の中で苦しむ時代は徐々に変化していると思います。様々な形で、一見繋がっていないようで、見えない何かで繋がって自分の居場所を作り上げて楽しく生きる時代に少しづつ変化していると感じたそんな一日でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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