届けたいのは、「美味しい」の先にある「地域への想い」 金太郎弁当@京都市伏見区
おっすおはようございます。
わだきなこです。
先月、突撃取材として京都市伏見区にある
金太郎弁当にお邪魔してきました!
川野社長 改め おっす社長の
「アツ〜い想い」が聞けた、最高の時間になりました!
この想いにわだきなこも
「元気」と「進む勇気」をいただけました!
・何かチャレンジしたいけど、勇気が出ない
・地域社会に貢献してみたい
・明日への活力と背中を押す力が欲しい
って方にぜひお読みいただきたいです^^
おっす社長に頂いた元気と勇気!
(アンパンマンかよ)
みなさんにお裾分けさせていただきます^^
金太郎弁当について
ただのお弁当屋さんじゃなくて
「薬局がやっているお弁当屋さん」
がウリです☺️
何を隠そう、
金太郎弁当の経営者であるおっす社長は
薬局の経営者であり、薬剤師さんなんです!
そして、お弁当のメニューそのものも
管理栄養士さん監修!
栄養バランスがきっちり取れている!
医療関係者達による、
地域に根ざしたお弁当屋さん
ってだけで、胸アツですよね!
(まごごろ〜って何だろう〜🎵)
弁当屋 開業ストーリー
〜銀チョコおっちゃんとの出会いが全ての始まり〜
ただですね、皆様
そもそもの疑問、浮かびませんでしたか?
なんで薬局の社長が
お弁当屋さんをオープンしたの?
それにはあるストーリーがあったんです!
きっかけは薬局で在宅訪問中の
銀チョコおっちゃんとの出会い。
そのおっちゃんの食事環境を目の当たりにした時の感情が
今のお弁当屋さん開業への想いに繋がります。
お薬管理のつもりが・・・色々見えてきた
おっす社長が会社員時代の頃。
薬局にケアマネさんから1本の電話が。
早急に介入してほしい人が居る
おっす社長は薬剤師のカンで、
これは相当ヤバそうな予感がするな
と思ったそうです。
そして、予感は的中。
おっちゃんの家はお世辞にも衛生的ではなく
というか、ぶっちゃけ超不衛生。
しかも何と、犬も飼ってたそうです。
犬の獣臭と、荒れ果てた室内。
当然、お薬の管理もぐっちゃぐちゃ。
相当、介入し甲斐のある状態でした。
おっす社長のお人柄におっちゃんは心を開き始め、
社長の元にしょっちゅう電話がかかってくることも。
おっす社長は、自然とおっちゃんのかかりつけ薬剤師となってました。
おっちゃんの元に通い続けたある日
おっす社長はあることに気づきます。
てか・・・いっつも銀チョコあるなあ
銀チョコとは、銀色の包装に入った菓子パンのこと。
これ、もしかして毎日食べてんの?
ゴミがずっと残ってるわけじゃなくて?
ん?
おっちゃんの口元、よく見たら
いつもチョコの痕ついてるやんww
聞くと、食事代わりによく食べているとのこと。
いやいやいや。
薬の管理もめちゃくちゃやけど。
こんなん毎日食べとったら
いくら薬飲んだって
どのみち身体壊すで?!
おっす社長は行動しました。
まずは近所のコンビニ。
少しでも身体に良さそうなものを買って持っていく。
でも、毎日コンビニとなると、
どうしてもマンネリ化しちゃう。
そこで、街の料理屋さんに事情を説明し
おかずを分けて頂くことをお願いしたけど、
衛生上、中々上手くいかない。
し、そもそもロスなんて出ない。
中々上手くいかない。
でも、おっす社長は諦めませんでした。
今の自分にできることをやる。
コンビニで身体に良さそうなものを
買ってはおっちゃんに持って行き続けました。
おっちゃんの身に起きた 突然の別れ
そんなある日
社長がいつも通りおっちゃんの家に行くと
おっちゃんが一人むせび泣いていたそうです。
よく見ると、おっちゃんの元には
動かなくなった犬が。
おっちゃんの愛犬が、亡くなっていました。
おっちゃん「犬・・・・!!!」
おっす社長(犬って名前やったんや)
と突っ込みたくなる気持ちを抑え、
おっちゃんに寄り添う社長。
この出来事を境に、
おっちゃんの精神状態はどんどん崩れていきました。
おっす社長への電話の頻度も増え、
おっちゃんの心の拠り所が無くなる不安感を
社長は身をもって感じたそうです。
いよいよこのままではマズいとなり
おっちゃんは施設への入居が決まりました。
おっちゃんとの出会いが教えてくれたこと
おっちゃんとのお付き合いは、
施設入居を守って終了しました。
おっす社長は振り返ります。
結局、完全なご飯を提供出来たわけじゃないけど
それでも、何もせんより良かったな。
自分に出来ることはやれたかな。
それと同時に、こうも思ったそうです。
おっちゃんみたいな人は
もっともっと居てるはず。
おっちゃんは、ケアマネさんからのご縁で
こうして介入できたけど。
そのご縁もなく
今も酷い環境で過ごしている人は絶対居てる。
おっちゃんみたいな食生活を続けてたら
どれだけ薬を飲んでも病気になるリスクは上がる。
それに早く気付いて、
介入するきっかけをもっと広げたい。
医療サービスを本当に必要としている人に
ちょっとでも早く
適切なサービスを届けたい。
薬局は薬が出てからのお付き合いだけど、
薬が始まるもっと手前から、
食事の段階から、
地域の人たちの力になりたい。
そんな想いが社長の中で生まれました。
宅配して終わり。ではない。
美味しいの先にある想いとは
2021年3月、京都市の桃山に金太郎弁当が遂にオープンしました。
実は1月オープン予定でしたが
色々なトラブルがあり2ヶ月遅れの開店。
「薬局がやっているお弁当屋さん」
このスローガンは、ただ単に
「身体に良いお弁当を販売している」だけではないです。
地域の人との繋がりを通して、
潜在的な健康弱者をいち早く発見し
医療サービスの介入が必要な方に早く届ける
これが金太郎弁当の想いだそうです。
(地域内、宅配無料なのもそのためです◎)
宅配を通してお客様と繋がり、
信頼関係を築いた上で見えてくる
・何気ない世間話
・お困りごと
から、
必要ならば薬局を介して地域の医療サービスを提供する。
おっす社長は言います。
「口に入るのは食べ物と薬。僕たちはその両方をサポートしていく。」
(かっこいい!!!!!)
今後も金太郎薬局・金太郎弁当の活動に大注目です★
おまけ
金太郎弁当のメニューです!
超美味しいので、ぜひ!
\ アツイ想い溢れるHPはこちら!! /
金太郎弁当 公式Instagram
金太郎薬局 URL