【増田村概要】~風俗~
増田村は山深い僻地での生活を営むため、特殊な風習が存在している
=娯楽=
娯楽は主に村民同士の喧嘩である
ちょっとしたいさかいが起こると、誰かが櫓の鐘を鳴らして村民を集める
それぞれに日本刀を持たせて煽るのが増田村流
見物人は酒や肴を持ち寄り、どちらが生き残るのかを賭ける
娯楽にされる事を避けたい思いから、多くの村民は温厚に振る舞っている(根っから温厚なのでは無い)
近隣に娯楽施設の無い増田村では、暇を持て余した村民を対象に筋肉鍛練所『スパークリングマッスル』を設営し、
連日のように自由参加型トレーニングを行っている
中でも人気なのは、僅かな装備でサバイバルをする特殊で過酷なメニュー『ワイルドプラン』
花菱の父・日照はもちろん、多くの村民が常連となって賑わっている
尚、高校生は立ち入り禁止である
=ファッション=
増田村には物資の不足などから村民の工夫によって開発された独特のファッションスタイルが存在する
概ね以下の要領で構成される
・強い色彩、手編み、光沢素材など、希少価値の高い素材を取り入れたスタイル
・本人の思い入れがある素材(モチーフ)を使う
・全体のバランスを取る
などの3点が重視され、それにより出席する行事を重んじていると見なされる(基本ジェンダーレス)
時に余りにも奇抜なため、近隣の村では増田村スタイルを『やまいだれ』と呼び、増田村に憧れる若者を『やまいだれに冒されおって!』と罰している
そうした若者が増田村近辺へ逃げ出し、やまいだれ研究を行っている
=刑罰=
罪人が出た際は村中で縛り上げ、公衆の面前で晒し者にする
そこにひとりずつ詰め寄り、罪人が以前に行った良いことや優しい所を本人と村民に聞かせる
それでも罪人が心を入れ替えない場合は、長老が登場する
長老は驚異的な記憶力で全ての村民の家族構成から生育歴に至るまでを記憶しており、
小学生の頃の作文を読みあげられたり
おねしょしてた頃の話をされたり
ありとあらゆる個人情報を暴露されてしまう
最後に村民全員で『ふるさと』熱唱
その後解放される
解放された後は罪に関して一切の追い込みはされないが、心なしか村民の口元が微妙に微笑むようになる
これをされるのが恐ろしくて誰も悪事に手を染めない
ちなみに長老は徹の曾祖父(推定123歳)である
=増田憲法=
村には古くから伝わる『増田憲法』と呼ばれる謎の儀礼がある
その場に居る人物の気に入った所を1つ取り上げ、称えながら酒を1杯呑む
称えられた者は盃を受け、同じく誰かを称え呑むのが礼儀
大体において一升瓶が限度だが、長く続くほど良いとされている
=猟友会=
狩猟を主体とした趣味の団体
春馬は最年少で参加し、現在は青年部頭取(1人だから)
年中会員を募集している
=その他=
極秘サークル『紳士協定』、謎の信仰団体『麺類』等々、幾つか存在する
いずれも学生の参加は認められていない
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