[映画鑑賞日記]ゴジラ-1.0、死霊のはらわた、冒険者たち

ゴジラ-1.0


いやあ、とにかく特撮がすごい迫力。さすがアカデミー賞とった映画ですね。戦車とかはおもちゃみたいでそのあたりは低予算だなと思ったリもしましたが総じてど迫力です。往年の円谷プロの特撮の特徴である、「人と怪獣の近さ」がこの迫力を生んでいるんだと思います。例えばこういうシーン。


ゴジラ

ウルトラQあたりでもペギラやゴモラその他の怪獣がいてすぐ手前に人というシーンが迫力あるんですよね。
ゴジラが出ていないシーンはつまらなかったなあ。全体の緊張感という意味では、「シン・ゴジラ」のほうが上だとわたしは思います。

死霊のはらわたリメイク版

サム・ライミ版のリメイクですが、スプラッタ度がすごいですねえ。「悪魔のいけにえ」->「テキサス・チェーンソー」もそうですが、怖さという点ではオリジナルのほうが怖い。しかしスプラッタ度はリメイク版のほうがはるかにすごい。

わたしは、例えば「グリーン・インフェルノ」みたいなグロい映画観ながらでも飯が食える耐性を備えているので(笑)、この程度は全然平気ですが、グロが苦手な方は観ないほうが良い映画です。
なぜこれを今更観たかといいますと、今年公開されるエイリアンロムルスと同じ監督だからです。エイリアン新作も怖そうで楽しみだなあ。

冒険者たち

1967年の名画です。アラン・ドロンの映画は、ほぼ網羅しているつもりでこれも昔観ましたが懐かしくなってまた観ました。やはりこのころのフランス映画はいいですね。ドロンは日本で特別人気があったけど世界的には..という感じですが、わたしは好きでした。この映画も3人の青春をおおらかに描きつつ最後には…というフランス映画にありがちな切ないパターンではありますが派手なハリウッド映画とは違う落ち着いた味があるので未見の方にはオススメです。

ちなみに、ドロンの映画でわたしが一番すきな映画は「サムライ」。次に「太陽がいっぱい」という感じです。「ルジタン」「暗黒街のふたり」「地下室のメロディ」「仁義」あたりも好み。

最近の映画鑑賞日記でした。

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