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猫派の野良猫写真

猫派です。大昔、飼っていたことがありますが、リーマン時代は多忙故に不可能だし、脱サラ後も虹の川をわたったときのショックがトラウマになっていて、野良猫と遊ぶだけにとどめています(笑)。

猫は不思議な動物で、節目節目で出会います。
十数年前に父が亡くなって死亡届を役所に出したときにそばに寄ってきたのがこの猫。

お見送り猫

母がおかしくなって入院し毎日見舞いに行っていたころ、帰り道で出会ったのがこの猫。

お出迎え猫

写真はないですが、脱サラしてからしばらく虚脱状態で、毎日公演のベンチでぼんやり過ごしていたとき、最初は遠くにいたのにいつのまにか膝に乗るようになった黒猫とか。

人の心がわかるんですかね。本当はそばにいてほしいんだけど、還暦過ぎて病にかかっており、お先に失礼というわけにもいかないのでもう飼わないと心に決めています。

野良猫を愛でるにとどめまする(笑)。

追記: 好きな詩人、ボードレールは猫好きで有名ですが、少し紹介しますね。ここまで愛でてもらったら猫も満足でしょう。

真珠をころがすような声は わたしの暗い暗い奥のほうまで染みとおり そしてよくととのった詩のようにわたしに充ちて 媚薬のようにわたしを悦ばせてくれる。 どれほどひどい苦痛も眠らせ どのような恍惚も含んでいて いつまでも続きそうな内緒話を 一語もいわずに聞かせてくれる声。

シャルル・ボードレール. 悪の花 (p.51). グーテンベルク21. Kindle 版.

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