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創作小説・詩

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自作の小説や詩を紹介します。拙いですがすべての作品の著作権はかたりすと@脇七郎に属します。
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#創作大賞2024

平日の公園が纏う光と影~創作大賞2024エッセイ部門応募

平日の、昼下がりの公園は平和であり危険である。 かれこれ20年ほど前になるが、サラリーマ…

[ 穴穴家電(その6)]~創作大賞2024応募作品

 六     午前六時半。目覚し時計で目が覚める。いつも通りさわやかな気分。完全に眠りか…

[ 穴穴家電(その5)]~創作大賞2024応募作品

 五    「また来たの?」〈椿姫〉が眉間に皺を寄せ、呆れ顔で言った。 「毎度、いらっし…

[ 穴穴家電(その4)]~創作大賞2024応募作品

           四     鴉がいつ頃から気になりだしたのか。少なくとも数日前とか…

[ 穴穴家電(その3)]~創作大賞2024応募作品

            三  鴉の鳴き声で目が覚めた。毎朝のことである。割れんばかりに雨…

[ 穴穴家電(その2)]~創作大賞2024応募作品

                  二     目の前に白いおしぼりが一個あった。わたし…

[ 穴穴家電(その1)]~創作大賞2024応募作品

                 一  わたしが「穴穴家電」なるものを知ったのは一枚の朝刊の折り込みチラシだった。いつもならチラシなどというものは、即ゴミ箱行きと決まっているのだが、その朝は少々事情があってチラシを読まずにはいられなかったのである。  事情というのはわが家の電子レンジで、よい歳をしながら独身暮らしのわたしには欠かすことのできない神器ともいえる重要な機械なのだが、昨晩突然ぷつんと音がするとスイッチを押してもうんともすんとも言わなくなり、おかげで近所のコンビニ