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ビールなのに2500円。

昨夜飲んだビールは、2500円でした。 栓を開けて、グラスに注ぎ、香りをたのしみ、喉に流し込む。 柔らかい味わいで、口の中に香りが広がります。 おいしい。 確かに料理を引き立てそうな味わいでした。 飲んだのは rococo tokyo white というビールです。 冒頭に書いた通り、瓶1本2500円。 東京で初めての高級ビールだそうです。 「ああ、よくある高級路線か」と思った方は、はやとちりです。 高級なレストラン(いわゆるファインダイニング)では、ワインやシャンパン

植物と植物がつながりあっているならば、どんな経営ができるだろう。

先日、事務所に来たクライアントさんが、 席に着いてすぐ 「きれいな緑ですね!」といいました。 「昔は、森の植物がいいと思ってました。 街路樹とか、人が調整をした植物と距離があったんです。 でもあるとき、道を歩いていて、『街路樹も土にうわっているんだ。 大きな存在と繋がっているんだ』と思ってから、見方が変わりました。 いまは、どの植物も好きです」 とても素敵な、見方の変化だと思いませんか? 以前、黒川温泉の本を読んだ時に、「自然の雑木林には、特別な癒しがある」と書かれて

聴けることで、仕事はうまくいく。

わざわざ小難しく書く必要はないんですが、 こういう書き方したくなることがあります。 コミュニケーションの学派には2種類あります。 A「自分の意見を認めさせたら成功」 B 「どうせ伝わらないだろうと不安を感じて、相手が意見を封じてしまったら失敗」 たとえば上司が部下にアドバイスをする。 部下は「はい」と言うけれど心許ない。 この時Aの学派は、「さらに部下に説明して、意見を通そうとする」。 Bは、「部下の真意を知る機会だと感じて、相手の話を聴こうとする」(相手が違和感を封じ

自分のビジネスと向き合えないなんて。

様々な経営者さんとお付き合いしていて思うのは、(特にお付き合いを始めた最初) 「向き合い下手」だなということです。 本をよく読んで、 セミナーにも参加し、 勉強家。 でも、そのことではなくて、 自分の考えや自分のビジネスに留まって、 理解を深め、よく感じるというのが苦手です。 イメージとしては、小さな「流れるプール」の中にいて、流れながら、関心事を次々変えていくようなイメージです。 小さな輪になっていて、「同じこと」をぐるぐるずっと思い続けるのが特徴でしょうか。 関わり

その会社のコアを見つける。

僕は経営コンサルタントで、 いろいろな業界の、いろいろな大きさのクライアントさんをサポートする時、とても集中して「そのビジネスのコアにあたるもの」を理解しようとします。きっとあなたがビジネスを前に進めるときにも、それは役に立つでしょう。 この話は例えば、過去低迷した「レゴ」が 復活したストーリーを伝えると、 わかりやすいかもしれません。 レゴは長く子供たちの創造性を育む玩具として、 世界中の子供に親しまれてきました。 けれどパテントが切れてしまって、窮地に陥ります。

ティール組織に移行するとして。

「ティール組織」「自立分散型組織」 勉強家の方の界隈で、流行っているように思います。 「スタッフさんが自ら考え、自分たちの経営方針を決めていくような組織の形」と言うと、 その特徴の多くを取りこぼしてしまっているかもしれませんが、多くの方が求めているのは、こんな特徴なのではないかと思います。 僕は2007年に独立をしてから、マーケティングやセールスの支援も、組織づくりの支援もしてきました。その中で「マネージャーを廃止して、対話しながら物事を決める組織」づくりをしてきたことも

素敵なビジネスを作りませんか?

僕は経営コンサルタントをしています。 フリーランスの方に伴奏しサポートすることもありますし、 大手企業の経営者さんと定期的にミーティングを行う仕事もあります。 一緒に「ブランディング」や「組織開発」のプロジェクトを進めることもある。 でも、大切にしているのは「素敵なビジネス」をつくること。 いま、そのための方法を整理しているところでs。 その「素敵なビジネスって何?」の話を、今日はします。経営している人、起業してビジネスを作りたい人には役立つのではないかと思います。 こ

エシカルについての、右往左往。

縁があって、「エシカル消費」について学んでいます。 「エシカル」。 辞書を引くと「倫理的な」という意味の言葉のようで、一般的には、環境や、グローバルブランドの下請けをする「途上国での労働環境」に配慮した消費活動(つまり、買い物)をすることをさします。 ── コロナが流行して世界中の経済活動がストップしたときに、 僕が一番驚いたのは、インドのガンジス川が澄んだことでした。 沢木耕太郎さんの「深夜特急」や、遠藤修作さんの「深い川」を読んでから、ずっと「いつ行こうかな」と思っ

組織が、よくなってきた。

おはようございます。 今日の東京はいい天気で、気持ちのいい空気が広がっています。 先日お会いしたクライアントさんは、 組織づくりに苦労されてきたのですが、 ここ1年で見違えるような組織になってきました。 とてもがんばりやの経営者さんで、 毎日仕事はがんばるし、 スタッフさんのためにもがんばります。 でも、スタッフさんの離職で痛手を負ったり、 辞めていったスタッフさんからネガティブな言葉を 浴びせられたりして、とても疲れていました。 僕はその会社のことを色々伺い理解を深

たった1人のコンサルティング会社に、クライアントが集まるわけ

はじめまして。経営コンサルタントの吉井りょうすけです。 僕はたった1人でコンサルティング会社を経営しています。厳密には、事務などのサポートをしてくれる方がいますが、所属しているコンサルタントは僕1人。 普段コンサルティングに時間を使っているので、自分のマーケティングやセールスの時間はなかなかとれません。 にもかかわらず2007年に創業し、大企業の役員さんから、フリーランスの方まで幅広くサポートしながら、気がつくともう十数年、会社を経営しています。 僕が独立した時、ある新聞社