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瞳の輝きに感じるコト思うコト

瞳は、心の窓ってほんとう?

瞳のきれいなひとは、こころのきれいな人だ。そんな風にたとえられることがあります。純粋とか純真さ、でしょう。
じつはわかっちゃってから、かなりこれは「どうやらほんとうのことらしい」と思うようになりました。正確には「瞳の輝きを実際にみる機会があり」これはいったいどういうことなのか、考えていった。ですかね。

清らかな瞳ってなに?

たとえば、赤ちゃんの瞳。とてもキラキラとしていて、純真無垢、そんなふうに表現されます。それは「こころがきれいだから」といいますが、これは「ほんとう」です。まだ「世の中の道理=どうやったらほめられる?」なんて、知りませんから当然です。「ぼくはどんな人の役に立てるのかな?」とワクワクして生まれています。まさに天使。
残念ですが、欲を知ると瞳はほんとうに「簡単に濁り」ます。

赤ちゃんの瞳がにごるときがあるの?

というか私の子供がそうでしたw。わりと意のままに生きたい、いわゆるかなり育てにくいジャンルの子です。子供が10ヶ月の時です。ビスケットをあげたらパキパキと割って、ニヤニヤした。まだ言葉は出ません。
これは、子供なりに「ビスケットがじぶんの知恵と工夫により増えた!」と思った瞬間だった。(実際には、まったく増えてませんが。そこは子供w)でも、私はそのとき「ぎゃ!この子、とうとう知恵の実を食べた!!! 」そんな風に感じました。まるでエデンの園のソレみたいに。それまでは言うことは聞かない、唯我独尊の子供でしたので。おお、ようやく一人前の人間になった!!! そんな風にポジティブにも感じたのです。(実際は全然ですがw)
当時は、わかっちゃってなかったので。あれは何かを、いま、考えると。欲、です。もちろん瞳の輝きはそのころには、「赤ちゃんときのほど」ではまったくなくなっていました。

瞳がきれいな大人はいる?

わかちゃってから旅行に行ったときのこと。宮古島です。出会う現地のひとたちの瞳のきれいさに、ほんとうに驚いた。老いも若きも、みんな瞳がきれい、なのです。つまりこれはどういうことかというと、みんながみんなピュア、なのでしょう。すれてない。
それでなんとなく思ったのは。昔もきっと日本は、こんなひとばかりいたんだろうなと。日本も島国ですからね。
東京に住んでいて出会う大人には、あの瞳の輝きはまずありません。そんなんじゃ生きられないでしょう。でも、私は1度だけ、大人の男性の瞳の中にそれを見たことがあります。一瞬のできごとでしたけれど。

瞳は曇ったり輝いたり、するの?

どうやらそうらしいです。仕事上、ほんとうに年に数回、小学生にいろんなことを「話す」機会があります。そうすると、瞳が「キラキラキラ〜〜〜」って輝く瞬間があります。すごく神々しいというか。それはとてもピュアなものなんですよね。こちらはボランティアですので、私はそれが見たくて、行っているようなものです。
瞳がそうやって曇ったり輝いたりするのは、ふだんは欲に包まれたこころの中にある、ピュアなものが見え隠れするからでしょう。私たちは生きていますから。一瞬たりとも同じ「状態」ではないのです。その輝きは、ほんとうに尊いものだと感じます。

あなたの瞳はどうですか?

わたしもきっと、輝いたり曇ったりしているとおもいます。それはなぜか。欲がないと生きてはいけないからです。ほめられたいという欲はもうほとんどありませんが、「尊重されない」「軽んじられている」そう感じたときはほんとうに傷つきますし。どうすればいいのかを考え出します。でも、結局手放しちゃいますけどねw。(執着についてはまた書きます)
私の場合で言うと、瞳が輝いているときは、ひとの役に立っている状態を「ほんとうに楽しい!!」って思っているときでしょう。たぶん。自分の瞳なので、みたことはありませんw でも、これはすべての人にも言えると思います。そういう姿をみて「いきいきとしている」と感じる。

瞳とこころ、それから御霊(みたま)の関係って?

わたしも勉強中でよくわかりませんが。瞳はこころの美しさ。で、こころは「みたま」そのものだとも言われます。目は心の窓とはよく言ったものです。もともとこころ=みたまは、ピカピカと輝いているものであって。それは自分の心がけで何とかなるものです。汚れたくないと思うのも、また「欲」ですから。すごく難しいのですが。頭では考えない「ほんとうにあなたの思う、だれかをハッピーにさせること」を夢中でやってみてはどうでしょうか、と思います。
その裏側にあるものは「忘れて」。そうすると「助かった」というひとが自然と、増えていきます。それがあなたの「こころ」を美しく研ぎ澄ます。修行は魂の研鑽と言いますが。まさにこれでしょう。

わかっちゃった、ことを、伝わるように一生懸命書こうと思います。難しいことはわかりやすく、わかりやすいことは興味深く、伝えたいです。みんなをよくしたいというピュアな思いで書いています。みんなが活き活きしてくるのを見ると、うれしくて。