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映画日記#9 『RRR』

今日は映画館でインド映画『RRR』を鑑賞。
インドの興行収入記録を塗り替えた豪快なアクションエンタテインメントで、『バーフバリ』シリーズの創造神S•S•ラージャマウリが監督した。

1920年、英国植民地時代のインド。英国軍にさらわれた幼い少女を救うため立ち上がったビームと、大義のため英国政府の警察となったラーマ。それぞれに熱い思いを胸に秘めた2人は敵対する立場にあったが、互いの素性を知らずに、運命に導かれるように出会い、無二の親友となる。しかし、ある事件をきっかけに、2人は友情か使命かの選択を迫られることになる。

映画.comより引用


超絶面白かった!
バチ極まりの構図がカッコよすぎて、ずっと楽しかった。
映画鑑賞中の楽しさでいえば『トップガン マーヴェリック』と肩を並べるほどだった。
単純なカッコよさを突き詰めまくった結果、圧倒的で唯一無二の、奇跡的なエンタメ作品が誕生した。一方で、イギリスによる抑圧の歴史も、インド側の視点から丁寧に描いていて、社会性を含んでいるものの、あくまでエンタメ作品として楽しめるようになっており、バランス感覚に優れた作品だった。インド映画の底力を感じる場面も多く、インド映画ならではのダンスシーンも超カッコよかった!
思わず笑ってしまうほどにお金をかけたド派手なアクションが素晴らしいし、どの場面もずっと面白かった。

この作品が社会現象になっていないのは勿体無い気がする。良い作り手に対して、十分なお金をかけて映画作りをさせれば、ここまでの超大作が生まれるのだということを、日本の大手配給会社はもっと知るべきだ。

公式サイト:映画『RRR アールアールアール』|絶賛上映中! (rrr-movie.jp)

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