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戦略と運の完璧なバランス:ホットリード

今月2回目のボードゲーム会を開催しました。持ち込んだゲームは以下の3タイトルです。

  • パンデミック

  • ホットリード

  • クリプティッド

残念なことに前回のボードゲーム会で遊んだ「モバイルマーケット」が題材的にもシステム的に賛否両論でしたので、今回は比較的軽い協力ゲームを中心に遊ぼうと思いました。所持している協力ゲームで軽めとなりますと、「パンデミック」が良いかなと思い、こちらをメインにしました。

1.パンデミック

「パンデミック」は現実にパンデミックが起こった12年前である2008年に発売されたゲームです。題材が現実になる前は正直あまり興味なかったのですが、身近になってから遊びたいと思いました。

定期的に発生するイベント(エピデミック)でウィルスが一気に広がる瞬間の緊迫感があります。この危機に対して、プレイヤー同士で連携してウィルスを駆除しながらワクチンを開発していくのが醍醐味となります。

基本的に守りメインで、隙をついて攻勢に出る戦術は変わらないため、少し物足りなさを覚えるゲームに感じます。これは基本ルールだけではどうにも出来なさそうなので拡張セットを手に入れるまでは様子を見る感じです。

今まで協力ゲームの入門には「Hanabi」を使っていたのですが、ストーリー性が高い分「パンデミック」の方が分かりやすいと思いました。

2.ホットリード

先日サニーバードから発売されたばかりのライナー・クニツィアさんがゲームデザインの軽量級ボードゲームです。競りやセットコレクションが簡潔にまとめられており、運と実力のバランスが非常に良いレベルでまとまっています。

数ヶ所で遊びましたが、「老若男女に受け入れやすい、場所を取らない、短時間で盛り上がる」ゲームだと思いました。
ベースとなる部分を基本ルールとして、少し味変する2種類のルールは拡張ルールとして抜き差しできるようにしているのもポイントだと思います。このように設定することで、まずはゲームの基本ルールを覚えやすいように出来ています。今まで短時間で盛り上がるゲームが必要な場合は「SCOUT!」を持ち込んでいましたが、年末年始は「ホットリード」にしてみたいと思います。

3.クリプティッド

最近、毎週持ち込んでいるボードゲームです。何度か遊んでいくと自分が予想を得ることに加えて、相手に予想をつけさせない動きが伴ってくるのでどんどん奥深く面白くなっていきます。チューリング・マシンなどの数字当てゲームを非常にうまく未確認生物の発見に落とし込んだ名作だと思います。

4.開催時間を少し持て余す

メインとなる「パンデミック」が普段メインに据えているゲームより軽いこともあり、持ち込んだ3つのゲームを4.5時間くらいで遊びきってしまいました。残りの1時間はパンデミックとホットリードをお代わりしたのですが、少し見積もり時間を見誤った感じがありました。
改めて2008年くらいのゲームは、ドミニオンにしてもパンデミックにしても最近の中量級と呼ばれているゲームと比べてもスピーディーだったなと思います。

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