ワビスケ/ PBMB

休日に試したくなること、観たくなるものを紹介しています。

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マガジン

  • イーオンズ・エンドのツール

    イーオンズ・エンド関連のツールに関する記事をまとめました

  • Bリーグのスタッツを使ってレーティングを計算する

  • Python開発

    Windows環境で動かしたPythonのアプリケーションをまとめています。1年に1回くらいコードが動かなくなっていないかチェックするために作りました。

  • Stable Diffusionの使い方

    画像生成AIのStable Diffusionに関する記事をまとめています

  • ボードゲーム定例会の所感

    毎月1~2回のペースでボードゲーム会を主催しています。開催後の所感をまとめています。

最近の記事

レーザーカッターでボードゲーム関連のコンポーネントを製作する

ボードゲームのコンポーネントを制作するために購入したレーザーカッターに夢中で、そこで、届いてから制作したものを振り返りたいと思います。 使っている以下の材料は、すべてダイソーの桐合板(厚さ2.5mm)です。 1.ダイスカウンター「ブラス:ランカシャー」(通称、黒ブラス)という、ボードゲーム用に作りました。ゲーム内で次ターンの手番順を決めるため、そのターンに使ったお金を積み重ねるというルールがあります。これにより所持金の両替が頻発するのと、コイン自体の不足が気になりました。

    • 撮影した写真に合った楽曲をSunoやUdioで自動生成する

      暑さも和らぎ、ようやく外で周りを気にするようになると、ふとしたときに写真を撮る余裕が生まれます。 iOSの自動スライドのように、自動的にBGMが写真に付くような感覚で写真に歌詞付きのBGMを生成AIで作って楽しんでいますので、その工程を紹介したいと思います。 Apple Intelligenceのサービスが開始されたら、この辺りも手動でやる必要がなくなるかもしれません。 1.写真をプロンプトにするまず写真を説明するプロンプトを作成します。今回は移動中に撮影した以下の写真を

      • レーザーカッターのデザインをImageFXで作成する

        FLUX.1に続き、ImageFXというGoogleが提供する画像生成AIサービスを使い始めました。 短いプロンプトで期待したものを的確に生成することに向いていると思います。使用できる言葉に制限が多いためプロンプトを作る側も良い意味で発散しないのかもしれません。1日に生成できる数に制限はありますが、無料としては少ない印象はありません。 Googleアカウントがあれば、ブラウザから動くので、無料でどこでも生成できるのも魅力です。 今回はボードゲーム用の木製コイントークンをレ

        • Tyvok Spider A1でレーザー加工をはじめる

          ボードゲームのコンポーネントをレーザーカッターで自作したい想いが数年前から沸々と出ていました。 しかしFabLabやホームセンターでレンタルしての制作は、何となく敷居の高さを感じており、図面データは作ってみても持ち込むことはありませんでした。 そんな中、Tyvok Spider A1というレーザーカッターが5万円くらいで入手できましたので制作までの記録を残そうと思います。 1.Tyvok Spider A1とはTyvokは中国の深センを拠点とするレーザーカッター専門メーカー

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        • イーオンズ・エンドのツール
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        • 中華ゲーム機
          7本

        記事

          FLUX.1を自宅のパソコンで動かす

          Stable Diffusion 3になってから、画像生成に時間が掛かる割に内容が今ひとつでしたので、必要な時は手軽なDALL·E 3をChatGPTで使うくらいになっていました。 ところが2024/8にFLUX.1が登場し、その圧倒的なクオリティーが話題になっていましたので自宅のパソコンに画像生成の環境を再び作りました。その時にダウンロードしたファイル、導入手順、使い方をまとめたいと思います。 1.使ったハードウェア環境今回FLUX.1をセットアップしたパソコンは、購入し

          FLUX.1を自宅のパソコンで動かす

          2024年第2クォーターに遊んだボードゲーム

          今回は5月から7月上旬に掛けて開催した4回のボードゲーム会(第8、9、10、11回)を中心に第2クォーターで遊んだボードゲームで印象に残ったものを紹介します。 1.テラミスティカ(+氷と炎)最新の「テラミスティカ:革新の時代」は刺激的なゲームですが、準備と時間を要します。そこで改めてオリジナルの「テラミスティカ」を遊び直したいと思い、ボードゲーム会に持ち込みました。「テラミスティカ」には2種類の拡張セットが日本語化されていますが、今回は「氷と炎」を追加しています。 「テラ

          2024年第2クォーターに遊んだボードゲーム

          2024年8〜12回目のボードゲーム会

          5月から7月までボードゲーム会の写真だけ撮って、やったことをまとめていませんでしたので紹介したいと思います。 第8回は「テラミスティカ 革新の時代」を遊んだ上でオリジナル(拡張セットは入れましたが)の「テラミスティカ」を遊ぶとどう感じるかをテーマに遊びました。感想としては、革新の時代は楽しいけど、やはり重いよねという感覚は共通していました。 第9回は前回倒せなかったイーオンズエンドの拡張「名無きもの」に再挑戦したのですが、3連敗でした。自覚症状は無かったのですが、体調が万

          2024年8〜12回目のボードゲーム会

          レトロゲーム環境をiPhoneに切り替えようとしたが時期尚早だった

          App Storeでのレトロゲーム機エミュレータ・アプリの配布が2024/4に解禁されました。それまではAltstoreからipaファイルをサイドローディングするのが無難でしたが、維持するのが非常に煩わしかったのです。 解禁されてから2ヶ月経ちましてApp Storeに全てではありせんが、大物が揃ってきましたので運用したいと思います。 1.Delta1-1.対応ゲーム機 ファミコン スーパーファミコン ニンテンドー64 ゲームボーイ ゲームボーイアドバンス ニ

          レトロゲーム環境をiPhoneに切り替えようとしたが時期尚早だった

          ダイスを一気に振るのが爽快!キュビトス

          あまり聞いた事ない会社が日本語版の版権を獲得したが故に日本語版が入手困難になったボードゲームがあります。今回はそんなボードゲーム「キュビトス(Cubitos)」の英語版を取り寄せて遊びましたので紹介したいと思います。 1.どんなゲームか「キュビトス」は、ダイス・デッキビルディングというユニークなジャンルで、様々な効果のダイスを買い増しながら、ダイスのデッキを強化してレースに勝利するのが目的です。 最低でも9個のダイスを一気に振るのは爽快で、ファンの数が増えたり、先頭と差が

          ダイスを一気に振るのが爽快!キュビトス

          FPGAエミュレーターMiSTerとGP2040-CEアケコンで低遅延環境を作る

          先日、2週間連続でボードゲームイベントがなかったため、以前から触っておかないといけないと思いながら、価格と難易度に怖気付いていましたFPGAを開始することにしました。MiSTerというFPGAベースのマルチエミュレータが気になっていたので、まずこちらを動かしたいと思います。 1.FPGAでレトロゲームをエミュレーションする意義FPGAエミュレータの利点は、OSを介さないことによる遅延の少なさです。OSを介すと様々なタスクとリソースを共有するため、反応時間が安定しません。これ

          FPGAエミュレーターMiSTerとGP2040-CEアケコンで低遅延環境を作る

          遊んだボードゲームの第1クォーター総評

          早いもので、2024年も第1クォーターが終わりました。そこで2024/1〜3月に遊んだ中量級以上のゲームをランキング形式で紹介したいと思います。以下の項目で評価しています。 勝ち筋の多様性 勝ちパターンがどれだけ多様性があるか。中量級以上には期待したい要素 インタラクションの加減 プレイヤー間での関わり合いがどれだけあるか 運要素の加減 限度はありますが、ある程度の運要素があるか アナログゲームとしての価値 アナログゲーム固有の関わり合いが必要になっているか 第1位

          遊んだボードゲームの第1クォーター総評

          ゲームマーケット2024年春は2日参加しました

          2024/4/27、28は東京ビックサイトでゲームマーケット2024春が開催されました。 今回も初日の早期入場チケットを購入して開場の2時間前には現地到着まではいつも通りです。こちらに加えて2日目は、A07 ファンタジーキッチンで販売、試遊を担当させていただく機会をいただきました。 こちらは、なかなか得難い経験でしたが、実際にやってみると気を払うところが随所にあり、一気に経験値が入った感があります。 今回は戦利品の紹介だけでなく、参加前にしていることも書きたいと思います。

          ゲームマーケット2024年春は2日参加しました

          2024年7回目のボードゲーム会はテクノシンギュラリティ

          今年も1/3が終わってしまいそうな中、今月も月2回のボードゲーム会を開催しました。持ち込んだゲームは以下のものです。 テクノシンギュラリティ(ゲームマーケット2023春に購入) ザ・クルー:第9惑星の探索 1.テクノシンギュラリティゲームマーケット2023春で予約購入したのですが、プレイ記事や動画が少なく二の足を踏んでいました。しかし5人で遊べるゲームが尽きてきましたので、数少ないYoutubeの動画で流れを確認した後にルールブックを読み込んでボードゲーム会に持ち込みま

          2024年7回目のボードゲーム会はテクノシンギュラリティ

          2024年6回目のボードゲーム会はイーオンズエンド拡張セット

          先週末は今年6回目のボードゲーム会を開催しました。今回持ち込んだゲームは以下のものです。 イーオンズエンド(拡張セット:深層、名無きもの) フォレストシャッフル 1.イーオンズエンド拡張(深層、名無きもの)つい先日、独立拡張セットの第3弾「新たな時代」が発売されました。しかし昨年末に突如発売された基本セットの拡張2つと、独立拡張セットの第2弾の拡張1つをまだ遊んでいなかったので、今回は基本セットの拡張セット2種類をボードゲーム会に持ち込みました。 新たに追加されたカード

          2024年6回目のボードゲーム会はイーオンズエンド拡張セット

          協力型ゲームで新たな輝きを得たSlay the Spireボードゲーム

          先日、KibidangoでクラウドファンディングしていたSlay the Spireのボードゲームが届きました。こちらは2023/1/10から2023/1/30までの20日で目標500万円に対して約6000万円の出資を記録した人気作です。私自身はスタンダードプランで出資しました。 最初にストレッチゴール特典が届いてから、1週間ほど音沙汰なかったのですが、ケンビルさんが積極的に動いていただいたお陰もあり、3/20に到着しました。そこで600枚くらいのカードを付属の専用スリーブ

          協力型ゲームで新たな輝きを得たSlay the Spireボードゲーム

          デューンの映画を観て、ボードゲームで余韻を楽しむ

          先週末に公開された「DUNE/デューン 砂の惑星Part2」を家族で観に行きました。こちら180分という長編ですが、Part2でも完結しません。Part3はきっと3年後くらいでしょう。Part1が導入部分が多かったのに比べて随分ダイナミックなストーリー展開で心躍りました。 1.DUNE/デューン砂の惑星とは「DUNE/デューン 砂の惑星」の原作は1965年に刊行されています。既に半世紀以上経っていますので、古典の部類だと思います。しかし2021年に新訳版が出ましたので簡単に

          デューンの映画を観て、ボードゲームで余韻を楽しむ