見出し画像

初参加のボードゲーム会で遊んだ10のゲーム

先日の記事でも書きましたが、初対面の方々とのボードゲーム会に参加しました。

初めて参加する集まりでしたので持参したゲームも遊んだゲームも軽めのラインアップで楽しみました。

  • ニムト

  • ことばのクローバー!(持参したゲーム)

  • センチュリー: スパイスロード

  • ITO

  • カルカソンヌ(持参したゲーム)

  • ラブレター

  • Hanabi(持参したゲーム)

  • キャプテンリノ

  • こねこ爆発

  • Loop(持参したゲーム)

1.ニムト

初参加のボードゲーム会の開始は2024年の初ゲームだった「エルグランデ」に続いてウルフガング・クラマーがゲームデザインに関わった「ニムト」から始まりました。こちらは有名なゲームですが、遊ぶ機会がなかったので良い機会でした。
数字は大きい方が強いかわりに遅い、小さい数字は弱いかわりに早いという特性を生かしながら、バーストして負債を抱えないように数字を置いていきます。対戦相手も同じことを考えているので、そこを探りながら数字を出していく感覚と逃げ場のないヒリヒリ感の演出が素晴らしいです。
ちょうど30周年記念版が最近発売したので本日(翌日)購入しました。ボロ負けしましたが、スターターとして非常に良いゲームだと思います。

2.ことばのクローバー!

数字のあとは言葉で遊ぶゲームにしました。面白いゲームではあるのですが、初期に遊ぶゲームとしてはキーワードを考える時間の沈黙が続いてしまったかなという気がします。もう少し場を温めてからの方が話しながら書けて面白かったと思います。言葉系のゲームは投入時期が難しいです。

3. センチュリー: スパイスロード

セットコレクションとデッキ構築が融合されたゲームです。同じ時期に発売された「宝石の煌めき」と比較されるゲームのようです。
ここ数年のゲームシステムを融合した人気ゲームは、多くが引き算でデザインしています。それに対して「センチュリー: スパイスロード」は足し算でデザインしているところにゲームテンポの悪さを若干感じました。ゲーム時間はそんなに長くないのですが、どこかに繋ぎが悪い部分があるのではないでしょうか。

4.ITO

以前に親戚同士で遊んだ時にはまったく面白さを感じなかったのですが、初対面の方と遊ぶと非常に面白いことが分かりました。これは大きな発見です。つまり、プレイヤー間の共通言語が少ないほど面白さを感じるゲームだということです。

5.カルカソンヌ

一番最初に遊んでいただきたい中箱ボードゲームとして持ち込みました。個人的にはあまり得意ではないのですが、初回は大抵フレンドリーなパーティーゲームとして展開し、何度か遊んでいくと競技性が段々と分かってきて白熱の勝負になっていくという「プレイヤーの習熟に応じてゲーム性が変わる」ことがはっきり分かるゲームだからです。
これは特に重量級ゲームを楽しむときに大切なマインドセットですので、将来的に重量級ゲームを遊んでいただくことを念頭に置く時には欠かせないゲームだと思います。

6.ラブレター

1ゲームが短く、運と読みのバランスが素晴らしいミニマリストには堪らないゲームです。最初は強いカードを持っていることを背景に強気な攻めをします。しかし強いカードは枚数が少ないため、特定されやすく倒されやすいことから、次第にブラフをし始めるのです。このゲームは6ゲーム遊びましたが、参加者がメキメキとゲーム力をつけているのが見えました。そういった意味ですとラブレターも初心者の多いゲーム会に向いているのかもしれません。

7.Hanabi

自身が初めてのボードゲーム会に必ず持ち込むゲームです。このゲームが外れたことは一度もない鉄板ゲームです。対戦ではない協力ゲームであること、カードゲームでありながら自分の手札だけ見えないなど、トランプやUNOなどを中心に遊んできた方には全て逆転の発想だからだと考えています。
こちらはITOとは正反対で親戚同士の方が得点は伸びる傾向にあります。初対面の方ですと20点いくのが難しいのではないでしょうか。

8.キャプテンリノ

カードで物理的にタワーを組み立てる素晴らしい一発芸的なゲームです。こちらも絶対に盛り上がりますので数字や言葉パズルに疲れたタイミングで遊ぶと別の脳が刺激されると思います。

9.こねこ爆発

UNOに即時脱落の要素を与えることで緊張感を加えたゲームで、山札に紛れた複数枚の爆弾カードを引かないように様々な回避手段のカードを駆使します。緊張感は結構あるのですが個人的には「ニムト」の方がスリルがあるように感じました。カードイラストは個人的には好みです。

10.Loop

別のボードゲーム会で先日、持ち込んで好評でしたので、予定がなかったのですが持ち込みました。ローカルルールの多い大富豪ですが、ほとんどの方が遊んだことのあるトランプゲームですのでインストが楽だろうということ、大富豪を知っていると、それに席順移動を追加するだけでこれだけ面白くなるということが分かりやすいのではないかと思い持ち込みました。

11.一番評判が良かったゲームは

一緒に遊んでいただいたゲームはキャプテンリノを除いて5点満点で評価していただきました。その結果、この10タイトルのなかで一番評判が良かったのはHanabiでした。さすが初めての場所で必ず爪痕を残すゲームです。
初めてのボードゲーム会に参加される方の参考になりましたら幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?