アレルギー改善への道〜②0歳から13歳までのアレルギーの経緯（Vo.４）

これまでの流れ

末息子のちびたま（現在13歳）は、生後６ヶ月の頃「小児性アトピー」と診断される。
０〜7歳まで、季節によって、肘や膝の内側、首、耳の後ろに湿疹や乾燥などの症状が見られるものの、重症化することはなし。
9歳の時に花粉症発症。
しかし、アトピー同様、12歳まで特別ひどい症状は出ず。
ところが2020年夏より一変して体調悪化。
それまでなかった食物アレルギー（即時型）も発症。
腹痛、湿疹（部分的）も頻繁に起こすようになる。
更に2021年の2月は花粉症が重症化。
まともに眠れない日が続くようになる。
そして、花粉症対策の１つとしてワセリンを使用。
肌荒れをしてた首にも塗ると、あれよあれよと湿疹は背中にまで広がってしまいました。

皮膚科受診

背中まで広がってしまった湿疹・・・
でも、きっとちびたまは皮膚科も行くのを嫌がるだろうなぁ。。

しかし。
昨年からのアレルギー悪化を歯科医に話した際、矯正をする前の金属アレルギー検査を勧められたため、その名目で皮膚科を受信することに！

（ついでに背中の湿疹も見てもらおう、、、）
とにかく、なぜこんなふうになったのか、原因を知りたかった私は皮膚科を受診できることに少し安心したのです。

さて。
自宅周辺に「金属アレルギー検査」をしてくれる病院が見つからなかったため、自宅最寄駅から４駅先の初めてのクリニックに行くことになりました。
金属アレルギーの説明を受け、パッチを貼るために次男が背中を出すと、

案の定医師には「あらら。背中、湿疹ひどいね〜！」と言われました。

そして続けて「薬、出しておきますから！1日1〜2回、塗ってくださいね！」と。

「あの、、ワセリンを塗ったらこんなふうに湿疹出ちゃったんですが、、、何か原因があるんでしょうか？」と私が聞くと、

医師：「今から貼る、このパッチの種類の中に”ワセリン”もあります。
つまり、ワセリンもアレルゲンとなりやすい物質の１つ、と言うことですね。
これで反応が出たら、お子さんの場合、ワセリンもアレルギーの対象物となります」

私：「なるほど、そうなんですね。ただ、前からワセリンは使ったこともありましたし、今回も鼻腔付近（顔）に塗ってた時は湿疹も何も出なかったんですけど・・・」

医師：「あ、そうなんですか。うーん、なんだろうなぁ。。理由はちょっとわからないけど・・・まぁとにかく、塗り薬出しておくので！
（貼ったパッチのところ以外）朝、晩の2回塗って、綺麗になったらもう塗らなくていいので！」

湿疹の話はここでおしまい。
そして、金属アレルギーパッチを背中に貼り、2日後と3日後（48時間後＆72時間後）更に最終結果を伝える１週間後に来院するよう言われ、処方箋をもらってクリニックを後にしました。

歩きながら処方箋に記載されてた薬品名を調べると、それはやはりステロイド剤でした。。。

薬ってなんだろう？

家に帰り、医師との会話を思い出しながら少し考えました。

「ワセリン」がアレルゲン要素物質の１つであることはわかった。
でも、顔に塗っても湿疹は出なかったのに、背中には湿疹が出た。
医師はその理由はわからない、と言う。
わからないけど「とりあえず」薬は出す・・・

う〜ん。。。

感じの良い先生でした。
金属アレルギーパッチの説明も丁寧にしてくださった。

だけど。
モヤモヤが残る。

もしこれが「皮膚」ではなく、他の部位でも同じ回答だっただろうか？

例えば、お腹が痛い、肺が痛い、心臓が痛い・・・などと他の臓器の不調を伝えたときに

「よく分からないけど、薬出しておきますね」
なんて言われたらちょっとびっくりしないだろうか？
薬を出す前に、原因を探るための詳しい問診をしたり、検査をしたりするんじゃないだろうか？
それをすっ飛ばして「とりあえず」で出される「薬」ってどうなんだろうか？

ちなみに。
結果的にワセリンは息子のアレルゲン対象ではありませんでした。。
つまり、陰性だったのです。。

原因がわからない湿疹に出される、とりあえずの薬がステロイド・・・

それは危険じゃないんだろうか・・・？

続く