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カラオケに行けないパパとプールに行けないママ

得意不得意って、本当に人それぞれだなというお話です。

今日は、夫と息子と市民プールに行ってきました。

夫と息子は暇さえあればプールに行きます。

「時間あるし、プールでも行く?」という軽いノリですぐプールに行きます。笑

私はいつも、その誘いに乗りきれず、1人留守番をしてしまいます。
今日は、息子と以前から約束をしていたので一緒に行ってきました。

私は、子供の頃は、プールが大の苦手でした。何かと理由をつけてプールの授業を回避していました。

大人になってから、健康に良いと聞き、たまに行くようになりました。

水の中は気持ちいいという感覚はありますし、決して嫌いではありません。
結婚後に、夫に教えてもらって、20メートル位ならクロールできるようにもなりました。

でもやっぱり、プールに行くのには「覚悟」みたいなものが要ります。

だから、夫と息子の「今日行っちゃう!?」みたいなノリには乗れません。

いつも断ってばかりで悪いなぁ。と思っていました。

そんな話を夫としていると、「僕にとってのカラオケのようなもんだね。」と言われました。

確かに私は、たとえ30分でも時間があればカラオケに行きます。

もちろん、覚悟とか準備とかいらないし、時間があれば行きます。

一方で夫は、歌うことに抵抗があります。どうしても「この日に行こうよ。」と誘っておくと、行ってくれますが、「今から行っちゃう!?」だと絶対来てくれません。

ほんとに、私のプールと一緒です。

さて、プールに着いて、まずはプールサイドで足だけぱちゃぱちゃやっていました。

2人はすぐにプールに入り「早く〜!」と言っています。

しぶしぶ入ると、「潜ろう!」と誘われます。夫は「さっさと潜った方が、体あったまるよ。」と笑顔で言ってきます。

えー、ちょっと心の準備が・・・。

でもその時思いました。
多分カラオケだったら、
私は「早く一曲目歌った方が、ウォームアップになるよ。」なんて言っちゃうんだろうなぁ。

それと同じで夫は何の悪気もなく、プレッシャーを与えるつもりもなく言ってるんだろうなぁ。

カラオケに置き換えるとすごくしっくりきます。

その後も、クロールする息子の手を持ちながら歩いている時、夫が「そのまま体を倒して、背泳ぎする要領で引っ張ってあげるといいよ。」と言ってきました。

「いやちょっと難しいよ。」と私。

「え、足は着いてるんだし。」と夫。

私は思いついて、
「君、ちょっと軽くビブラートかけてみなよ。」と言いました。

夫はハッとして、
「あ、無理だね!」と言いました。

人には、得意不得意があるし、「当然できる」のボーダーが違うと言うのを体感した出来事でした。

私たちは、プールやカラオケという娯楽だけれど、もしかしたら人と話すことやルールを守ることなんていう日常生活の一部に苦手を抱えている人もいるかもしれない。

「なんだあの人?」みたいに思ってしまう行動も、そんな背景がありかもしれない。

そう思ったところでした。


カラオケに行けないパパとプールに行けないママ。

大人だって、得意不得意あるんだよ。ということを息子にわかってもらういい機会だったと思います。

そしてプールに行けないママだけど、たまには行って一生懸命練習しますよ。

息子から背泳ぎしてほしいという要求が日に日に強くなっています。
上を向いて浮くのが怖くて、
全然できる気がしないんですが。

ぜったイニ せおヨギ しテね


ママ、がんばります。
あおやま みさき

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