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利己を極めて利他にする
人の役に立ちたい。
誰かの支えになりたい。
なんて思いながら生きてきました。
でも、最近気づいちゃったんです。
私、多分、人のために何かやっちゃダメな人なんだと思うんです。
老人ホームに歌いに行ったり、地震の避難所にボランティアに行ったり、そんなことをやるたびに思い知らされます。
なんか、すみません。という気持ちになります。
一方で、誰のことも考えていない。というか、心底なにも考えてない。ただやりたい放題やってる。目の前のことしか見えてない。みたいな時に、褒められることがよくあります。
勇気をもらったとか、元気をもらったとか。
昔から薄々感じてはいましたが、最近確信に変わってきました。
歌だってそうです。
目の前のお客さんに届けるぞ、と歌えば歌うほどダメ。
自分で好き勝手歌っている方が、褒められることが多いように思います。
そういえば若い頃も、「彼氏欲しいなぁ。」なんて、頑張っている時は全然だめで。
「いや、今それどころじゃない!」って何かに必死になったり、夢中になっているときに限って、無駄にモテちゃったり。なんてこともありました。
自分の信じることを、夢中になって取り組むこと。
それが何より、人の為、世間のためになれる1番の方法なのかもしれません。
マザーテレサのような、ナイチンゲールのような、「天使」と呼ばれるような人たちに憧れる気持ちも否定はできないけれど。
きっと私のスタイルは違う。
もっともっと自分に夢中に生きていかなくては!
あおやま みさき
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