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アルバムについてのエトセトラ…

③ 3rd アルバム C albumについて

C album 1999/8/4 (光一20歳 剛20歳)

公式ページ

B albumから1年ぶりに作成されたアルバム。

シングルとしては、「全部だきしめて」「青の時代」「やめないで,PURE」「フラワー」が収録されている。タイアップ曲としては、「全部たきしめて」が『LOVE LOVE あいしてる』テーマソング。「青の時代」が剛主演のTBS系ドラマ「青の時代」、「やめないで,PURE」が剛主演の日本テレビ系ドラマ「君といた未来のために 〜I'll be back〜」。「フラワー」が光一・剛出演のANA「'99パラダイス沖縄」キャンペーンCMソング。

「ふらいんぐ・ぴーぷる'99」は、「39」の【KOICHI'S FAVORITE】にも収録されていて、初期のライブではかなり歌われている曲の1つ。ギターと剛のフェイクのイントロから始まるが、すべての部分がふたりのユニソンで構成される疾走感があり爽やかな屋外が似合う曲。

「キミは泣いてツヨくなる」も人気のある曲で、荒木真樹彦さん作曲のソウルフルなコード進行のカッコいい曲。そして、かなり歌詞にクセのある曲。Aメロの掛け合い、Bメロからはユニゾンなのだけど、ふたりの声の似ている音域で歌われているからなのか、ときどき一人で歌っているのではないかと感じる。若い頃は結構ライブでも歌われていたので、今、歌ったら楽しい曲ではないかとも思う。(ちなみに最後にライブで歌ったのは、2012-2013の15 yearsコンサート)

「Natural Thang」は、このアルバムで一二を争う好きな曲。米倉利紀さんの楽曲はファンキーでダンサブル。剛がデビュー前にコンサートなどでカバーしていた「愛してる 愛してない」やΦに収録されている「since 1997」どれも少し憂いのあるふたりの声に合っていてカッコいい。米倉さんは「LOVE LOVE あいしてる」のLOVE LOVEオールスターズのメンバーでもあり、KinKi Kidsふたりもファンと公言している。今、聴いても本当に輝きを失わないカッコいい曲だと思う。イントロのコーラスワーク、間奏部分のラップどれをとっても大好きだ。

自作曲としては、光一のソロ曲「Peaceful World」恋愛をテーマにしていない曲。光一のソロ「妖 〜あやかし〜」の通常版で、「Peaceful World -2009-」として再録されている。サビの部分がコーラスと相まってとてもカッコいい。久しぶりにソロで歌って欲しい曲。

剛のソロ曲「さまざまな愛」は、弾き語りのギターが切ない1曲。剛自身のソロ・デビュー曲「街」に通じる曲だと勝手に思ってる。光一のソロ曲と同じく、恋愛ではないテーマを歌っている曲。

C albumは色でいうと群青、CDのブックレットの写真は、まだまだかわいいけれど、少しずつ大人になってきたふたりを楽しめるアルバムだと思う。
ユニゾン曲が多い印象。珍しい曲調としてはボサノバ風味の「あのときの空」もしかしたら今歌うとすごく化ける曲かもしれないなとも思う。


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