2人目不妊治療開始 凍結胚盤胞移植をする(移植→化学流産)
二人目治療再会、再開です。
1人目不妊治療から早3年、早いものです。
この時の長男は3歳の誕生日も過ぎ、気になるのは「2人目どうする?」
実は長男(体外受精)の凍結凍結胚が1つ、病院に残っています。
凍結廃盤胞とは
受精した後、受精卵が着床前の胚盤胞の状態になるまで、体外で5~7日間培養したもの。胚盤胞まで発育しないこともありますが、胚盤胞移植まで至れば着床率は初期胚移植の2倍以上です。
「そろそろお迎えに行かなきゃな」
なぜなら私は35歳になりました。産める年齢を考えて、子育ての体力を考えて2人目治療を再開します。
凍結廃盤胞移植スケジュールのため受診
久しぶりの婦人科受診。
「凍結廃盤胞」を戻したいと伝えると、「二人目も頑張りましょうね」とスケジュールを組んでくれました。
ホルモン補充周期での移植予定です。
廃盤胞移植スケジュールは、生理3日目からエストラーナテープ(卵胞ホルモン製剤)開始。
その後、14日内診、胚盤胞移植で来院三回です。
胚盤胞移植でホルモン補充だと、こんなにスケジュールが立てやすいのかと実感。フルタイムワーママなので、最短、最小来院日数でスケジュールを組んでくれました。
胚盤胞移植の費用はこちら↓
長男のときの胚盤胞のグレードは3BC。グレードはイマイチですが
3年半も待っていてくれました。
実は3ヶ月前に、戻すか悩んで病院へ行って検査だけしました。その時の検査値は TSH 1.59 FT4 0.96 PRL6.96 数値的には悪くは無い状態でした。しかし、フルタイムワンオペ育児のため、2人目に尻込みして移植は見送りました。
生理3日目受診だったのに、10日間はピルを使って生理を起こさせます。その後、エストラーナテープ開始。
今回は1つしか胚盤胞が無いため、これでダメなら、また採卵からになります。
ホルモン補充開始
D17(生理から17日目)凍結胚盤胞移植周期。ホルモン補充をしています。
内膜を厚くするためのエストラーナテープは毎日6枚です。
明後日内診予定。順調にいけばD24(生理から24日目)移植ですが、移植日が遅すぎなのではと不安。
体調としては一週間前から伸びるオリモノ。現在は乳首痛。エストラーナテープのかぶれが酷いので、貼る場所変えながら防水テープで剥がれを防止しています。
1人目の世話があるので、のんびり出来ないのが2人目治療と感じます。とりあえず内膜厚くなって、ホルモン値が良くなること願い、毎日早目に寝るようにしてます。
移植前内診
D19(生理から19日目)移植前の内膜チェックは厚さ9ミリでした。
予定通り5日後に凍結廃盤胞移植です。
血液検査は無く、あっさり終わりました。内診後に消毒しますとゴリゴリ。
今日は白いオリモノ出るかもとの事でした。
早速、薬が増えます。
ルナティス 1日4回 朝昼夕寝る前
エストラーナ 2日に一回 3枚
デュファストン 1日3回 朝昼夕
いよいよ薬も増えてきて、飲み忘れないか不安です。何よりエストラーナテープが痒いし、入浴中に剥がれないようにするのが大変!
凍結廃盤法 移植当日
D24で凍結胚盤胞移植です。
15時受診。前回の検尿で潜血があったと再検尿。血液検査等は無く、いきなり副院長の問診。
卵は無事融解できました。胚盤胞3BCです。AHAあり。
(この施設は、全例基本実施で胚盤胞融解料金に含まれてます)
移植ルーム階にて待つよう指示。3人移植待ち患者さんがいて私は2番目。
待ちながらボンヤリと長男と同じ時の採卵で凍結だから、同時期に産まれたら双子。しかし今回のように時間差で生まれたら、双子では無い。
この場合はなんて言うのかなとボンヤリと考えてました。そう思うと不妊治療ってすごい技術ですよね。
移植の方法内診台に乗って、腹部エコーで子宮見ながら、副院長が実施。
「良いところに置くね」とかけ声。
エコー画面を見ると白く光ってました。置かれた瞬間お腹が暖かくなりました。あっという間に終了です。
処方薬は
ルティナス1日4回
デュファストン1日3回
ダクチル1日3回
妊娠判定日は10日後です。
移植後10日 妊娠判定日
実は朝、妊娠検査薬が無かったので、海外排卵検査薬wondafoやってみましたが、真っ白(排卵検査薬でも妊娠していれば色が変わります。裏技)
「妊娠ならずか」と諦めての受診でした。
採血されながら看護師さんに「検査薬で妊娠反応は出なかったんですよねー」と言うと、返答に困られてました。
採血後30分、無言で診察室で待ちます。
判定日までにやったこと
✓ 葉酸、芍薬甘草湯摂取(妊娠のための体質改善)
✓ 糖質制限(卵子の質改善、妊娠ならずの次のために)
✓ 採卵前後の鍼治療
診察室に呼ばれ・・・
先生が微笑みながら、検査結果を見ています。「おめでとうございます。妊娠反応出てますよ」と。
しかしHCGは63.5(BT10、凍結胚盤胞移植後10日目)
うーん、低い!!この値はどのくらいまで出産にたどりつくのか聞いてみました。
「前回ET12でHCG160でご出産されてるから、今から伸び次第かな」
HCGは順調なら大体、倍々で上がっていきます。
本日63なら、明日は126、明後日(BT11)は252。
前回出産した12日目(ET12)より数値は良くなるので可能性が高い!
とりあえず「10月5日出産予定日」との紙をもらいました。
ルティナス1日4回
ダクチル1日3回
は継続です。
他のホルモン値計測は無く、デュファストン止めていいのか不安になりながら終了です。10日後の胎嚢確認を待ちます。
移植後16日目 予定外受診からの化学流産
症状があまりにも無くて不安。第一子の時は悪阻で気持ち悪くなっていた時期なので心配。
そこで妊娠検査薬、クリアブルーをしました。やっぱり真っ白。
これは化学流産だなと悟りました。
妊娠検査薬で「陽性」と判定されたにもかかわらず、産婦人科で妊娠が確認されなかったり、その前に生理が始まってしまったり――。こういうケースで考えられるのは、「化学妊娠・化学流産」です。専門的には「生化学的妊娠(Biochemical pregnancy)」と呼ばれています。
一回の採卵で2人も授かるなんて!と喜んでましたが、そんな簡単には行かないようです。意外と落ち込みません。長男が忘れさせてくれるのでしょうか。
陰性なら服薬中止したいとクリニックに電話しました。とりあえず来院してくださいとのこと。やむを得ないと仕事休みました。
早速の採血、結果はHCG2.9。化学流産です。
「もう一度、体外受精をされますか?」「はい、お願いします」
今月、第二子不妊治療、体外受精からの採卵決定。生理起こしてショート法で実施することになりました。
サポートは不要ですよ!他の誰かに使ってみてください。少し幸福な気持ちになります。親切は脳に効く。