Viコメティック、やれます!
Viコメティックでグレ7残留できる編成を組み、実際に残留点を出したのでnoteに残します。郁田はるき・コメティック担当としてDaもVoも使いまくって理解度はそれなりに高いつもりです。
編成の話だけ見たい人は、前書きは飛ばしてください。
前書き~Viコメティックは無理だと思ってた
って、思ったんです。性能もDaトワコレのはるきの色違いという感じで、悪くはないが強くもない。なくても限定ルカのplusからの起動でパラコレはるき(予定)をセンターに置けばViコメティックの羽那は使用率枠でやれると考えていたので、引く必要性は感じませんでした。
「Viコメティックはパラコレはるきが来てからですねぇ」
と脳内カスの郁田はるきも言っています。2024年10月段階でのグレ7は、パラコレがない編成での残留はなかなかに難しい状態。なので、素体だけ引いて終えるつもりでいました。そんな時に、グレフェサーの間でグレ7編成tier遊びが流行り…
え、もしかしてやれる?
勝手に「パラコレが来るまで」と、自分の思考に蓋をしていました。
このtier表を作ったのろま湯さんはViシーズを使い続けている古豪の1人で、パラコレのないシーズで思い出アピールを2回打って加点をひねり出すブレイクスルーをしている方です。シーズの使い手だから、VIコメティックを「なんとかする」に分類できたんでしょう。(勝手な憶測です)
このtier表を見てから頭をフル回転させて
「4tで思い出アピール2回打ちながら4加点(plusやLinkを計4回うつこと)できるのでは???」
という思考に至り、Viコメティックを作ろうと決心しました。鈴木羽那のEXスキル、親愛度は銀7枚しかない状態からのスタートでした。
というか、トワコレ羽那をあと3凸するところから…。破産death死ねェ
Viコメティックの基礎
思い立ったら即実行!そこから親愛度を掘り、高レベルノウハウキャンペーンに浮気しつつ何とか3継承を通してCe育成(実は金1枚しかない状態での無理筋)、急ぎで編成を組みました。
立ち回りについて(基礎のお話)
編成の紹介をする前に、こちらが重要です。グレフェスを理解している方は読み飛ばしていい項目です。
この編成の強みは、思い出アピールにて4ターン以内に2加点できること。です。2024年11月現在のグレ7の話をしますと、CA(チャージアピール)の有無でユニット格差があります。
ルール次第ではありますが、CAのない編成は
(1)plusやLinkの加点を3~4まで積み上げる。
(2)☆を73以上取る(6割星の取得)
(3)思い出アピールを複数回打つ
などの行動でスコアを上げなくてはいけません。CA持ちはCA打ってればそれだけで1000点の加点がありplusやlinkでの加点は2くらいでいいのに・・・。
(1)は現状多くのユニットで可能ですが、4加点できるユニットが限られ、plus制限だと難しいユニットも多く、5人ユニットなどだとLinkを複数回打つのがキツイです。3加点はできるが4加点は無理というのが主流じゃないでしょうか。Viコメティックはルカにデュエットがある3人ユニット唯一のデュエット持ちのため、2t目からLinkができplusも可能。あとで紹介しますが加点に関してはかなり優秀です。
(2)これはどのユニットでも可能ですが、興味操作を自然に組み込めるVoコメティックやDaVi放クラ、Viアルストなどが得意です。Viコメティックの場合興味操作は不得手ですが、思い出2回に全体札も打ちやすく、自力で60%出せる寄りなのでまぁまぁやれます。偏差値50。
(3)これができるのは限られたユニットのみです。現状2t目にLink思い出を打てるのはシーズとコメティック。1回目の思い出のLinkを諦めればイルミネなどもできますが、その分加点が欠けるので一長一短です。
つまり、CAなしのユニットの中ではかなりできることが多いユニットなんです。
立ち回りの話(VIコメティックの場合)
ではコメティックの具体的な立ち回りです。うれしい悩みですがルートが多すぎてすごいです。また、交換数アップがどんどん積まれるので、事故が起きづらいのもコメティックの強みです。
ルートごとの加点数を出して比較していきます。加点はplusとLinkを500点、思い出を打つ場合は通常札のパーフェクトアピール分がなくなるので350点加算として考えます。通常のユニットがCAなしで4t最大加点すると加点×4と思い出1で2350点という計算です。
編成はこちら
特化にSMASHルカ、Ceにトワコレ羽那が必須で、他は代替可能枠です。
前提として、1t目にルカが打てなければブラウザバックです。
理想ルートは
1t・・・SMASH+orSMASH plusデュエットではるき
2t・・・思い出Link
3t・・・羽那の++(plus)か+++(Link)か、はるきの++(plus)か+++(Link)、ルカの生成札(Link)の5種から好きなものが打てます。
ここの柔軟性が僕の好みで、1link制限ルールならplusを。1plus制限ルールならLinkを。制限がなければはるきの++札(plus)を打てば興味0.3倍で整地ができます。1plus1linkルールであれば脇に興味操作札を積んでもいいです。状況に応じて柔軟な札選びが可能です。
4t・・・思い出アピール2回目。場合によっては思い出ゲージが足りないこともありますが、代替策としてルカの生成札も打てます。こちらは+++なら思い出と同程度の火力があるので〆に不足はありません。思い出による加点はできませんが…
このルートがうまく通れば3Link1plusもしくは2Link2plusで思い出2回が打てます。
加点は2000+(500-150)+(500-150)で2700点可能。現状シーズとコメティックにしかできない境地です。札〆なら最後の思い出加点ができないので2350点です。
その他ルートとしては、2t目に思い出ゲージがたまらない、もしくはデュエットが羽那だった場合
1t・・・SMASH+orSMASH
2t・・・羽那の++(plus)か+++(Link)か、はるきの++(plus)か+++(Link)、ルカの生成札(Link)のどれか。加点できるもの
3t・・・上で打たなかった加点できる札
4t・・・思い出〆
で2000+350の2350点。他ユニットの最大加点ルートを交換数アップも絡めてかなり柔軟な札選びの中で実現可能です。最大加点できれば残留の目はルール次第ではありますが十分あります。
1Link制限のルールでは以下のようなルートもやれなくはないです。
1t・・・SMASH+orSMASH
2t・・・思い出アピール(Linkありでもなしでも可)
3t・・・羽那+++でLink&生成
4t・・・羽那生成札を引いてplus
の2plus1Link札〆ルート。センターの育成をかなり頑張らないとですが、1850点の加点ができます。流石にCAが増えるとこのルートで残留は厳しそうに思いますが。
思い出加速の話
次にユニットとして重要なのが、思い出加速量です。2回思い出アピールを打つために最低限、全体で100%の加速量を積む必要があります。
うちのViコメティックには
Le25%、Vo23%、Ce15%、Da28%、Vi10%で101%、ギリギリです。多ければ多いほど良いとされており現状ほぼ無理ですが150%まで加速が積めるとさらに柔軟性があがります。
100%積むとサポートのルカと甘奈の金パッシブ5%が倍になり10%加速できたり、1被弾したターン開始時の上昇量が15から30%になるので、例えば2tに思い出を打った後に3t開始時の30%+4t開始時の30%で60%。あとはパッシブスキルで20%分稼げば思い出加速で40%分になるので100%に到達しやすくなります。
パッシブでの加速も非常に重要なため、脇ではSTEPで取得可能な歌姫と七彩は必ず取得。特価やCeでも可能な限りMV甘奈とトワコレルカの金をとっています。
この2枚はできるだけ積みまくりましょう。うちではCeのみ育成重視でトワコレ甘奈を、特化はかぶるのでルカ抜きでほかは全部入れてます。
自分のViコメティックの各アイドル
Le 加速要因【BON・BON・DAY!】大崎甜花
Leは思い出ゲージUPのパッシブスキルを持っているアイドルを置きたいです。このほかだと印象派凛世や空青あさひなどでしょうか。現状使用率の心配がないので招待凛世などもあり。一番便利なのは発動率が高い梵天です。これだとほぼ1t目に鳴いてくれるので、赤テンション以外でも思い出ゲージを確保しやすいです。3t目以降にも鳴いてくれるものが欲しい場合はあさひなども選択肢ですが、自分はそこは諦めています。札は打ちませんのでchangeが有用になるJUNK STARルカの完凸札を入れます。自分はSP足りなくて入れれませんでした。
Ce トワコレ【Scene with you】鈴木羽那
Ceは現状これしかないです。Viコメのパラコレが来たら抜く可能性はありますが。思い出アピールは並み。強みは高倍率のパッシブスキルです。虹の220%は4ターン以降に鳴くので〆の火力に貢献しやすい。金も生成札があるターン、2~4で鳴く160%とかなりの強み。Viコメティックの強みの1つですが、高倍率のパッシブが多く複数回鳴くため常に火力が高いです。
また、ライブスキルも意外とよくて
1凸札のこれを3t目に打つルートでパッシブスキル15%強化がつくと〆ターンのパッシブ倍率がより強くなります。
こんな感じでノクチルなど一部ユニットでしか到達しない倍率まで上がったりします。
こちらも思い出アピールには及ばないもののなかなかの火力になるので〆に打ったりでき、無駄にはならないです。
Vi 特化 【SMASH】斑鳩ルカ
必須カードです。1t目にこのカードのplusデュエットで始動することが肝ですので。特筆することはあんまりないですが、凹みやすいところにSMASHを打つこと。+がなくてNがあるときに札交換してまで+を打つ必要はないこと。生成札は〆にも使えることは覚えておいてください。ステが高ければ高いほどよく、場合によってはCeの思い出よりルカの生成札のほうが強くなります。思い出なんかいらん。
Da 脇①【連綿と、桜】郁田はるき
脇です。LinkとPlus目的でトワコレを入れています。使用率ないですがアイドルロードや実装されたばかりのSRはるきでもLinkはできるので代用可能。
ただ、plus札の効果である興味0.3倍を3t目に打って整地する動きがまぁまぁ強いのでこの子を入れられるといいです。1凸でいいですから運用コスト低め。そのうちマイコレはるきとかも来るので差し替えは全然あり。
Vo 脇②【TRICK☆☆☆】市川雛菜
150%、4ターン以降が50%の発動率と異常な強さなので採用。ただ、MV甘奈の発動条件を満たす雛菜、まみみのどちらかであれば代用可能です。ルカ羽那の固有金パッシブとサポートルカのJUNKSTAR虹パッシブで十分強いため、無理に凸って入れたりしなくてもいいかなと。そもそも思い出2回うつので火力は高めです。この雛菜はパラコレ雛菜が必須なため使用率も確保しやすいので良いです。
サポート
サポートはまとめて紹介します。これまでも部分部分で触れていますので。
Ceと特化はステ重視なのでトワコレ染めします。必須パッシブはないのでお持ちのサポートで代用可能ですが、Vi育成のエースであるトワコレ果穂と、虹をできれば取りたいトワコレルカはほしいところ。他は施設マスタリ持ちやパーフェクトマスタリ持ちを中心に選んでください。特化にはMV甘奈の金を持たせたければそちらに差し替え。自分はMV甘奈派です。
脇とLeはこれ。発動率や発動回数、倍率が優秀なものを集めています。今回僕の編成は渾身型(体力を削らないタイプ)ですので、メンタル多いときに発動するLATEは金2枚とも採用できて優秀なため入れています。キャメラにちかは正直他に入れれそうなものがなかったので入れているだけで、強いViサポが来たら差し替えたいです。というか、今ならサポートはづきがいいと思います。自分は凸れていないので入れていませんが。。。
結論、トワコレルカ、MV甘奈が必須であとは柔軟に。です。
背水型のパッシブ構成はありか?
Viの背水型とは、もちもちよこで注目度を上げて被弾し、チャイナ三峰やトワコレまみみのパッシブを発動する型です。手持ち次第で全然ありです。ネックなのは現状、トワコレの思い出10%加速の本を作れるのが咲耶、美琴、智代子、羽那しかいないこと。どれも編成かサポートに入れたいアイドルです。背水型を作るなら美琴で本作りを。渾身型なら智代子で本を作ることになります。自分はトワコレ美琴を持っていないこともあり本作りの選択肢が智代子一択。なので背水型は選べませんでしたが、強いと思います。注目度を上げておけば初手で被弾しやすくターン開始時の思い出加速量もあがるメリットがあります。
おわりに VIコメティックはやれんのか?
やれんことはないけれど、やっぱり大変ではあると思います。CA持ちには勝てません。コメティックの中でもBLUESという最強カードを採用できるVoコメティックやDaコメティックのほうが強いです。ただ、使用率はしばらくあるので、スコアはこっちのほうが出しやすいかと。Voコメは最大6ターン6加点できますけどそれはいったん忘れます。
ただ、個人的に一番面白いのはViコメティックです。札の柔軟性や不利な環境で担当アイドルを輝かせられるプロデュース体験が好き。それに一番発展途上なので、パラコレが来たら化ける可能性も高いです。CA打ちつつ毎ターン柔軟な加点ができるとなれば、CA連打できる編成に次いで強いユニットになると思います。
余談1 Viコメティックの物語性
ここからは余談です。僕はグレフェスのユニットに物語性を感じる異常グレフェサーなのですが(術式の開示)
【Noisy Lush】斑鳩ルカの実装からこれまでのコメティックの流れにも物語性があると思っています。
このルカが実装されたときは、はるきと羽那は初期SSRのみ。特化にルカを置いて生成札を〆に使う、いわゆる「思い出なんかいらん」を1人でやる編成でした。ルカのスキルでルカの生成札作って占める。だぶるはは居るだけです。
トワコレはるきの実装で、はるきにも役割ができます。ルカ札に頼らずはるきによる札〆「思い出なんかいらん」や、ルカ・はるきCeの思い出アピールが使えるようになります。最初のシナリオイベントで「ルカとユニットになりたい」と言えたはるきが一歩を踏み出します。
4月に限定はるきが実装され、はるきCeのVoコメティックも使用可能に。その時点でもまぁまぁの強さでしたが、翌週に実装されるマイコレルカが強すぎました。
ルカ1人の実力でVoコメティックの強さの90%を担っています。まだまだ、経験者で実力者のルカがいないとダメなだぶるは。いびつなコメティックでした。
そこから、感謝祭やシナリオイベントTHE (CoMETIK) EPISODEを経て、3人でコメティックに。のちに実装された【Marry you?】鈴木羽那を入れることで、3人に役割があるDaコメティックが完成します。
そして、Viコメティックです。現状ははるきが置物枠ですが、加点には役立ちますし、何より「思い出なんかいらん」が主軸だったコメティックが思い出2回打つ、もっとも思い出アピールが重要なユニットになっています。CAがきたらこの戦法である必要はなくなるので、今だけかもしれない。けれど、GRADを経て確実に3人でコメティックになったといえるユニット。えもえもです。
余談2 SpecialThanks
こちらは、シャニマス世界の外のお話。Viコメティックの発想の元になった思い出2回のViシーズ使いの古豪が2人いて先述した「のろま湯さん」ともう一方、もう100期以上Viシーズで残留うれシーズをしている「男!日本海さん」です。
お二方が生んだのか、他の方の発想かは存じ上げませんが、Viシーズの思い出2回ルートという発明がなければ、今回のViコメティックの発想には至らなかったと思います。こだわり続けて担当を輝かせ続けるために、ブレイクスルーした方々。
そして、これはちょっとした自分語りなのですが、日本海さんがViシーズを使い始める1期前、WINGしかプロデュースシナリオがない時代にViシーズを使っていたのが僕なんです。そのとき書いたnoteを日本海さんが見てくれていたようで、ちょっと参考にしてもらっています。
とはいえ、誰でも思いつく発想だったので僕のnoteはなくてもたどり着いたでしょうし、使い続けることが何よりすごいので、自分はほんのキッカケです。
何が言いたいかというと、昔の自分が残したnoteが他のだれかを経由して、自分の元に戻って糧になる。なんだか、はるきのプロデュースシナリオのようだなと、一人で勝手にエモくなっていたのでした。
のろま湯さん、男!日本海さん、スペシャルサンクスです!(⋈•̀ᴗ•́⋈)
また対面でお会いしましょう。
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