子どもに与えたいものは、親のコンプレックスの裏返し。子育てで自分が見える。
子供の習い事を考える年齢になってきました。
自分達の頃には、ピアノ、水泳、習字、そろばんくらいでしたが、今は本当に習い事のバリエーションが多く、いったい何を選べば良いのか、迷子になってしまいます。
誰かが幼児教室に通っていると聞けば焦り、別の誰かが英会話教室に通っていると聞けばそれも大切と感じてしまいます。共働き、高齢出産となると多少の出費には耐えられる、となるとますますあれもこれもと目移りして、スマホにアプリを入れるように次々と習わせたくなってしまいます。
とは言っても、保育園のある平日は時間に余裕がなく、週末だけとなると習える数にも限りがあります。習わせたいものの優先順位を考えるうちに見えてきたのは、結局、子どもに習わせたいもの=親が手に入れられず苦労したものなんですよね。親が持っていないから、家庭で教えられない。そこに外注のメリットが出てきます。
一方で体験教室に行ったものの、最終的に見送るものは、ないものねだり的な憧れといった感情的要素がないものや家庭で自分達で教えることができるものになるんですね。
自分の人生で自信を持っているものとコンプレックスを持っているものが、こんなタイミングで炙り出されてくるとは、思いもよりませんでした。
ちなみに、我が家の最優先習い事は英語でした。なにぶん、苦労していますから‥
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