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自分のいる世界がすべてではない

同じ話を何回もして、毎回大盛り上がりのおばさんたち。(何を隠そう、うちのばあばです)
話の流れで「あ、これは次にあの話をするな」と予測がつきます。まるで水戸黄門並みの既定路線です。

これには、じいじをはじめ、ビジネスパーソン勢は若干うんざりしていたのですが、なんと、とある自己啓発本に「雑談スキルの極み」として挙げられていたのが、まさにばあばのトーク手法ではないですか。

そこでふと気付きました。
会社で働いていると、ビジネスにおける常識ややり方が正解であるかのような思い込みにとらわれます。
話は簡潔に、結論は明確に、効率は良い方がいい‥などなど。

ところが、これはあくまでもビジネスの世界での話。
広く世の中全般の人間関係に目を広げれば、似た属性の人間が集まるビジネスのルールの方がローカルルールとも考えられます。
PTAや自治会など、幅広い属性のメンバーで構成されるコミュニティを生き抜いてきたばあばの方が圧倒的に高スキルなのは、ある意味当然のことなのですよね。
まさに自分のいる世界が全てではないと考えさせられた出来事でした。

「とある自己啓発本」とはこちらです。


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