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映画「ラーゲリより愛を込めて」 感想文

私は嵐が大好きです。
以降二宮くんを「ニノ」と記述しますのでよろしくおねがいします。

また少しネタバレも含まれますので、映画を見てない方は注意です!

今がどれだけ幸せか。

映画の舞台は1945年前後。現在の2023年から100年経っていません。
100年も立っていない中で、人間同士が殺し合いを行っていたとは想像がつきません。

ソ連軍の奴隷となった満州国にいた日本兵は、極寒の中労働を強いられます。

映画のワンシーンにて、極寒に耐えられずに亡くなった仲間を作った洞穴に埋めるシーンがあります。
こんなの信じられません。
ですがこれが私たちが暮らしている世界に存在していたのです。

食事に関しても、ソ連軍に与えられる1日の食料はパン1つのみ。
そのパン1つで1日の食欲を満たすなんて無理です。


山本幡男の存在

山本幡男(ニノ)は終始「希望はある」と何回も仲間に言っていました。

山本はソ連軍に連行されたにも関わらずに歌っていたり、仲間にも「ダモイ(帰国)できる」と鼓舞し続けたり、野球ボールを作り、日本兵の仲間に笑顔を与え続けていました。

山本は自分の考えを、相手関係なく伝えます。
そのためロシア軍や上官であった相沢(桐谷健太)に叱責されます。
自分の軸を曲げない強い精神力があります。

山本の言動・行動が相沢を含めた日本兵に慕われるようになり、ソ連軍に対して殺される覚悟を持ちストライキを起こさせるほどです。

自分も山本のように周りに希望を、笑顔を、幸せを与える人間になりたいと思います。


自分はなぜ空が好きなのか

僕は空を見るのが好きです。
けれど「なぜ空がすきなの?」と問われたら説明ができませんでした。

けど本作のワンシーンで「空が綺麗だ」という描写があります。

そのとき自分は

「空は無限に広がっている。無限に。誰にでも可能性がある。無限大に。まるで空にように無限に広がっているんだ。」

自分の主観ですが強く感じました。
自分にしかわからないと思うが、好きな理由を説明するときは上記の様に相手に伝えたいと思います。現時点で一番しっくり来る理由です。


誰にでも可能性がある。それを自分が体現していきます。
どんな時も僕はこれからの人生空を見続けていくと思います。


山本モジミのような方と結婚したいです。

すみません。
これは切実な自分の思いです。

山本モジミ(北川景子)は、満州国へのソ連軍の空襲以降女手ひとつで子供4人と育てます。

日本では「山本幡男はもういない」と思われていましたが、最期まで山本幡男は生きていると疑いもせずに生き続けていました。

その献身して強く生きている姿を見て、「モジミのような尊重し合える方と…」切実に思いました!


今の世の中は便利

作中に手紙を日本に渡す許可が得るシーンがあります。
日本兵は皆嬉し泣きをしながら手紙を書いていました。

今は手紙どころかインターネットがあれば地球のどこにいてもすぐに伝えたい相手にメッセージを送ることができます。

このシーンを見て、身の回りの物事すべてがイノベーターにより便利な社会になっているんだと心から痛感しました。


最期に

感謝を忘れない。
当たり前が幸せであることを心から噛み締めて生きる。

これに尽きます!

この映画を見て心から良かったです!

この投稿を見ていただきた方々、本当にありがとうごさいます!

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