見出し画像

LIVEアンケートの回答を公開!【updataDX22】セッション満足度90%以上!「品質保証業務にデータをフル活用!経験をデータで補う品質DX推進とアジャイルアプローチ」

2022年10月12日(水)~14日(金)にDXでビジネスをアップデートする、国内最大級のカンファレンスイベント「updataDX22」(ウイングアーク1st株式会社主催)を開催しました。オンライン、会場のハイブリッドでの実施となり17,000名を超える皆さまにご参加いただきました。

数ある事例セッションの中で最も満足度の高かったヤンマー建機株式会社様の事例セッション。今回はライブアンケートでいただいた20件以上の投稿に
ご登壇いただいた大橋哲博さん、田中重信さんから回答をいただきましたのでご紹介いたします。

事例講演の様子

ヤンマー建機様に聞いてみたい!

Question❶:活用、拡大、ポイント知りたい。

社内広報活動や、みんなが使う仕掛けを数多く作りことで拡大・活用を模索してます。 例えば共通のスケジュールをMotionBoardで作ったり、MotionBoardで入力しないと業務が進まないようにしたり。ITが苦手な人たちにはその人たちが使いたいボードを作ってあげたりと、あの手この手です。社内でDXニュースレターも隔週発行しています。(ヤンマー建機社員全員に発信)

Question❷:社内の勉強会では使い方の勉強会なのでしょうか?BIの基礎みたいな考え方はどのように社内に根付かせていますか?

こんなステップで勉強会進めました
①ウイングアークさんのSEにお願いしてハンズオン→②nestのサイトに色々ある資料を使って社内講師での版協会→③各自がやりたいことを持ち寄ってもくもく会風の相談会→④個別相談(今からやります)
BIの基礎みたいなものは体系的にはやっておらず、各自が業務で使って改善したいと思っているEXCELのMotionBoard化からスタートしてます。そうすると自然に入り込んでくれる人たちも少なくありませんよ。

ヤンマー建機株式会社 戦略部 DX推進グループ 兼 品質保証部 品質企画グループ 課長
田中 重信 さん

Question❸:データ分析活動で判明した内容で1番驚いたことは何でした
か?

分析結果そのものではなくて、個人EXCELや共有されてないデータ、孤立したDBが多いことに気づいたことが驚きでした。それだけやりがいがありますし。複数のデータをDr.Sumに集めてデータを繋いだら、良いデータがでてきてます。(例えばサービスデータと工場品質データ)

Question❹:データ活用が進んでいますが、勘コツ経験で頑張っていた人たちはどうなっていますか?

最初は抵抗がありましたが、、、データがあることで更に自分たちの経験が活かせるって事が理解できたことで抵抗はなくなくなりました。これにより良い理解者になっています。でも、自らボード作るとかは難しいので若手に「こんなの作って!」のように関係が逆転しました(笑)

Question❺:Dr.Sumにつながることが前提となるワークフローって他に候補はあったんですか?

はいありました!2社を比較して2社にプレゼンしてもらって、社内の利用部門にアンケート取って、最終的にAgileWorksに決めました。Dr.Sumの構築をお願いしているベンダーさんはAgileWorksの取り扱いがなかったのでこの機会に商流に入っていただきシームレスなバックアップ体制含めて準備しました。


ヤンマー建機株式会社 品質保証部 部長
大橋 哲博 さん

多くのコメントありがとうございます!!

ご質問のほかにも多くのコメントをいただき、ご登壇いただいたおふたりからお返事と共にコメントをいただいておりますのでご紹介します。

●午前中のキーノート見てました!ヤンマーさんの具体的な取り組み気になってます!

ありがとうございます!奥山CDOがうまくつないでくれたので、具体的な内容としてお楽しみいただけたら幸いです。

●田中さんと大橋さんとの関係性最高です!

ありがとうございます!職歴や持ってる人脈・スキルが大きく違うというのが、関係性を良くしているのだと思います。お互い頼る部分があるということだと思います。

●田中さん辛口笑 大橋部長との良き関係がある証拠ですよね☺

品証・DXという2つの業務を持つ田中がこの機会に品証の上司に辛口コメントで攻めてみました(笑)

●MotionBoard重たくなる問題!!!ユーザーみんなが一度は通る道・・・

そうなんですよね~。ウイングアークさんに色々教えてもらってMotionBoardを喜んで使って上級者になったつもりが重たくなって大変でした。おかげさまでDr.Sumの道を切り開けたのでHAPPYです。

●MotionBoardはオンプレに加えてクラウドも残されたんですね

クラウドを残した理由は、社給のiPad/iPhoneはVPN対応していないため、オンプレボードをコピーして一部クラウドにもおいてます。ウイングアークさんはオンプレボード定義→クラウド移行を保証されてませんが(常にクラウドが先を走ってるVerなのでバージョン違いにより使えない場合がある)、オンプレ→クラウドは問題ないです。

●DrSum+MortionBoard(オンプレ)の構成って、弊社も悩みながら採用しました。間違えていないということがわかりました。

はい!世の中はクラウド大全盛ですが、社内でクローズして使うにはオンプレは早くて良いと思います。Dr.Sum・MotionBoard両方ともバージョンアップも簡単ですし、社内システムとの接続もMotionBoard Bridgeをおく必要ないのでシンプルです。

ウチもミニマム(クラウド)スタートで、全部オンプレに切替ました。ウイングアークさんの製品はオンプレにすると企業ラインセスになるので活用進みますね。Dr.SumのM100はDB単位ではなくテーブル単位の上限なので、他社に比べて安く済む気がします

Dr.Sum M100で今のところ十分です。1テーブルの2000万レコード上限に対して、数億レコードのデータがいくつかあるのですが、これは数億レコードを2000万単位で分割して活用してます。 まずは最低コストでユーザーを増やすというのが良いと思います。

WGですね。参考になります。

WGはやる気のある人や興味ある人を発掘するのに最適です。 ただ、中間管理職には時々抵抗勢力がいるので、まずは会社の方針としてトップからメッセージを投げてもらったり、DXの報告会などで各部門責任者に進め方を合意してもらうようにしました。

●奥山さん(ヤンマーホールディングス株式会社 CDO)のセッションの具体的なヤンマーさんのお話が、ちゃんと現場につながっていて本当にDXが進んでいる会社と感じます

ヤンマー建機の社長だった奥山さんがCDOになられたので、色んな動きがスムーズになりました。理解があるトップが重要ですし、マネージメント層に対してデータ活用の状況や課題を相談し協力してもらう関係作りが重要だと個人的には思ってます。とはいうもののヤンマー建機のDXやデータ活用はこれからが本番だと思ってます。形は整いつつありますが、データは活用してこそ意味があるものなので引き続き頑張ります!

●社内勉強会を毎週開催されているとはすごいですね!

勉強会は、多くの現場の方々が毎日のEXCELに困ってたということと、DX推進グループに生産部から移動してくれた沼田くん(nestメンバー)が生産系のメンバーにかわいがられていたということで毎週継続できてると思います。次のステップとしては、勉強会形式から1時間枠を週数回確保して直接サポート形式に変えようとしてます(勉強会がそれなりに進んでレベル差がでてきたので)


●デモまで挟んでくれる神セッション!

ダミーデータのみでしたが、お楽しみいただけたら幸いです。MotionBoardはスライドだけでは伝わらない魅力があるので、実ボードで情報発信するのも重要ですね。 nest九州沖縄の夜な夜なの会の発表時にはできるだけボードでプレゼンするように頑張ってます。

●230ユーザー!多くの社員がデータを身近に感じていることが素晴らしいですね。

オンプレの威力です!ユーザーを増やして、誰でもMotionBoardで遊べる環境を作るようにしてます。その中で隠れていたデータ活用スーパーユーザー発掘もできます。

●MotionBoardの書き込み機能ですね。これ、今悩んでいたところに使えそう。

MotionBoardの特徴的な機能なので入力機能は酷使してます!入力機能は複数個所の設定が必要なので最初はとまどいましたが、ウイングアークさんや構築ベンダーさんに一度教えてもらったら簡単でした。

●CRMのような見た目になって使われている!URLをみないとMotionBoard
だと気が付かないかもw

なるべくユーザーがWebサービスみたいに感じるようなボードにしてくれてます。UIの工夫も重要だと思ってます。UIやデザインは、MotionBoard Yutuberのゆみさんの情報や、nestの六信さんの情報なども参考にしてます。

入力フル活用ですね!

入力機能を使い倒すことでMotionBoardの価値を高めることができますし、BIを感じさせずユーザーを増やすことが出来ると考えています。MotionBoardのサポートの予約もMotionBoard上で入力してもらうようにしてます。強制的にMotionBoard活用を仕向ける機能とも言えます(笑)

●正にDX!

カメラ連携部分でいただいたコメントですかね? 5月のバージョンアップ時のカメラ連携は待ちわびていた機能ですし、素晴らしい機能です。更に使い方を研究します!

●田中さんの人を巻き込む力、凄いですね!

巻き込んでると思ってますが、ウイングアークさんの商品群に巻き込まれたり、大橋さんの思いに巻き込まれたりもしてます。巻き込まれつつ巻き込んで色んな意味での連携を強固なものにするというのが重要なのかもしれません。

情シスの巻き込み方、参考になります。

ここはホント気を使ったところです、情シスには守るべき城があるので、そこに上手く入り込んで両者がHAPPYになるようにするのが重要ですね。データ活用に限ったことではないと思いますが、相手の立場を理解して攻めるというのがポイント!

製造業には多くの課題がある印象がありましたが、ご紹介いただいた事例から課題解決にはテクノロジーとデータの活用が鍵になるという気づきとなりました。
製造業におけるDXの成功例ですね。
社内調整もご苦労があると聞きますが、進め方もとても勉強になります。

製造業って多くの課題がありますし、製造現場の課題だけでなくデータ的には 販売・購買・経理・市場の指標・サービス・品質・人員・物流など色んな分野のものがあるので これらを一つひつつ丁寧に繋いでいくことが重要だと思います。そのためにはDr.SumはDWHとして良いツールだと思います。我々の本格チャレンジはこれからなので、色んな場で失敗事例含めてまたご紹介できればと思ってます。

●納得できるサクセスストーリーですね。うちもこのようになりたい!!そのためには自分も頑張らないと。刺激ありがとうございました。

まだまだサクセスという感じではなく、これからだと思ってます。データやDXは使って初めて効果があるので進化させながら、ツールを使い倒していこうと考えております。nestで一緒に活動できると嬉しいです。

いかがでしたでしょうか?
ご参加いただいた方々からの率直なコメントや感想にご丁寧に回答いただき誠にありがとうございました!本セッションの魅力を存分に感じられるライブアンケートでした!

nestではユーザー同士の交流を行う事が出来るポータルサイト「nest Membership Portal」をご用意しています。大橋さん、田中さんとも交流することができますので、ご興味のある方は是非ご登録をお願いいたします。

nest Membership Portalサイトとは?
活用アイデアやノウハウを多数ご紹介しています。また、ユーザー同士の交流が活発に行われており生きた活用術の交換が日々行われています。
★ご登録はこちら



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?