まるでオフ会!アイデアを結集して問題解決!ボードシェア会の魅力とは?
ウイングアーク1stが運営するnestは「データ活用で世界を笑顔に」をビジョンに掲げ、ウイングアーク製品のユーザーのみなさまの成功を支援する活動を日本各地で続けています。
中でも、関東エリアのユーザーが中心となって活動するワーキンググループ「nest関東」では、ユーザー同士が集まり、自社で使用するMotionBoardで作成したダッシュボードを見せあいながら改善点を議論する「ボードシェア会」が定期的に行われています。
毎回どのようなことをおこなっているのか?参加するメリットは?ボードシェア会について深掘りするため、常連参加者の菊池さんと黒田さんにお話を聞きました。
ボードシェア会に参加した経緯
ーーボードシェア会に参加したきっかけを教えてください。
黒田さん:ボードシェア会は、2022年の12月から参加しています。私はMotionBoardに関して、見た目を重視していて、ボードを作るなら、おしゃれなものにしたいと考えていました。
そこで、ボードシェア会を通して、「おしゃれなボードを作れるような、すごい人を見てみたい!」と思ったことがきっかけですね。
菊池さん:私は開発で躓いてしまい、その際に、他の会社がどんなボードを作っているのか気になったことがきっかけです。コロナ禍だったので、最初はオンライン参加でした。私自身もそうでしたが、自分がいるエリアと異なる地域のイベントでも、オンラインなら気軽に参加できるのが良いですよね。
オフラインでの初参加は、黒田さんと同じ2022年の12月頃でした。そこからは、ほぼ毎回参加しています。
ーー初めて参加する際、ハードルはありましたか?
黒田さん:最初はもちろん、緊張しました。自分よりすごい人が多くて、場違い感が出ないか不安で。ボードシェア会なので、玄人しかいないと思っていました。
でも思い切って参加してみたら、想像していたよりも緊張しませんでした。初めて参加する人に対してウェルカムな雰囲気が居心地よく、今も継続して参加しています。
菊池さん:最初は黒田さんと同様に、アウェー感があるかもしれない、と不安でした。実際に参加してみると全然そんなことはなく、楽しく有意義な時間を過ごせました。
ーーボードシェア会の雰囲気はどうですか?
黒田さん:一言でいうと、「好きなおもちゃをみんなで楽しむような、オフ会の雰囲気」があります。ビジネスというよりも、趣味の延長線上のような気持ちで参加しています。みんなで作ったものを見せ合って、お互いに良いものをシェアして。ボードシェア会を通して、新しい知識を取り込める点がとても好きです。
最初は参加のハードルが高いと感じるかもしれませんが、勇気を出して一歩踏み出すと、とても楽しいですよ。新しい人にもどんどん入って来てもらえると、いろんなボードを見れるので、私自身も嬉しいです。いつも同じメンバーだけだと、あまり代わり映えがしないので(笑)。他社のボードを見るだけでも、経験になると思いますよ。
菊池さん:同じ業界の方がいると、より集まりやすいのかもしれないですね。例えば、私の場合だと、同じ銀行業の方が参加していると、興味を惹かれるきっかけにもなります。
最初の会は見るだけでも良いと思います。まずは様子を見て、次からはボードを持ち寄ることで、ステップアップできる機会にもなり得ると思います。
ボードシェア会に参加してみて
ーーオフラインで、ボードシェア会に参加した感想を教えてください。
黒田さん:やっぱりオンラインよりも、オフラインの方が楽しいですよね。会が終わった後も他の方と話をしたり、リアルな商品へのフィードバックをしたり、有意義な時間を過ごせます。
菊池さん:私はオンラインとオフライン、どちらも参加したことがありますが、オフラインの方が圧倒的に楽しさはありますね。とはいえ、なかなかオフラインで参加できない方もいるかと思います。そういった方のために、オンライン参加の手段があることも、1つの良さだと感じています。
ーーボードシェア会では、どのようなことをおこなっていますか?
菊池さん:まずあいさつ、自己紹介をしたあと、順番にみんなでボードを見せ合います。みんなそれぞれボードに関する悩みがあり、それに対して、お互いの知見を集めて解決していきます。
みんなでアイデアを持ち寄って、一緒に悩みを解決する会なので、次第に仲間意識が芽生えていくんですよね。参加メンバーがシュークリームを買って来てくれたこともあり、とても和やかな会だな、と感じています。
ーーボードの悩みは、どのように解決していくのですか?
菊池さん:基本的に困っていることがあると、技術的な部分はMotionBoardの開発チームのみなさまや他の参加者から、デザイン面についてはMotionBoard YouTuberゆみさん(※)からアドバイスを貰えます。持ち寄ったボードに対して、ばっさりと切られることもあります(笑)。
黒田さん:私もゆみさんにばっさり切られた経験があります(笑)。それがどうしても悔しくて、もっと良いボードを作ろうと火がつきました。私のなかでは、それが非常に良いきっかけとなりました。
また他の人のボードに対するコメントを聞いて、「これはいけないんだな」と、悪い部分を学ぶこともできます。
ーーボードシェア会を通して、課題解決できた具体例があれば教えてください。
黒田さん:ボードシェア会に初めて参加したときは、フォントが揃っていないことが課題でした。
みんなに相談したところ、「字数の崩れは、スペースで整えちゃおう」という意見をもらいました。実際に試してみたら、とても綺麗になりました。そんなやり方があったのか!と驚きでしたね。
一人で問題を解決するのではなく、みんなで画面を覗き込みながらワイワイとアイデアを出し合って解決できるので、すごく楽しいです。それが例え、小さなアドバイスだったとしても、細かい点をみんなでシェアできるのが良いなと思っています。
■改善前後のボード
菊池さん:私の場合は、入力項目画面の操作が壁でした。入力項目の初期値に環境変数を使用すると、データは取得できるものの値がうまく編集できず、泣く泣く明細表を入力項目の数分配置しておりました。ボードシェア会で「閲覧モードに変えると解決できるよ」と教えてもらい、衝撃を受けました。
過去には、私と同じ壁にぶつかっている参加者の方もいました。社内にはMotionBoardについて相談できる人はいないので、同じ悩みをシェアできるのがボードシェア会の良いところだと思います。
ーーなかにはボードを出せない方もいるかと思います。そのような方でも参加しやすい雰囲気はありますか?
黒田さん:最初は、見るだけでも良いと思います。私が毎回ボードシェア会で得ているのは、やる気です。「これをやってみたい、あれをやってみたい」という、ポジティブな気持ちだけ持ち帰れば良いと思っています。
またボードシェア会をきっかけに、実際にボードを作り、次回はシェアできるまでに繋げられたら良いですよね。
菊池さん:環境や会社の制約など、それぞれ個人の事情があると思います。例え見せるボードがなくても、何か吸収するものが見つかりさえすれば良いと思います。
ボードシェア会に参加したことで、次のステップに繋がれば、私自身もすごく嬉しいですね。
ボードシェア会に参加しようか悩んでいる方へ
ーー最後に、ボードシェア会に参加しようか悩んでいる方に一言お願いします。
黒田さん:行きたいと思ったら、絶対に行くべきだと思います。
ボードシェア会はみんなウェルカムな雰囲気で、初めての方でも受け入れてくれる環境があります。私ももちろんウェルカムです。ボードのコメントに関しては厳しいかもしれませんが・・・(笑)。
菊池さん:MotionBoardが好きな方であれば、参加して損はないと思います。自分一人でやっていると視野が狭くなってしまいますが、ボードシェア会では、他の方のボードを見れるので、本当に目から鱗の連続です。参加するたびに、自分自身がレベルアップした感がすごく味わえます。
最初はハードルを感じるかもしれませんが、MotionBoardのスキルを得たいという方であれば、ぜひとも参加してほしいと思います。
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