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『ブルーロック』を見た


ブルーロックを2クール目まで見終わりました。
※ネタバレ注意です。

三十路は高校生が夢に向かって頑張る話に弱い

アラサー超え女オタクは大抵夢に向かって努力する学生の話に弱いです(主語がデカすぎる)

メッセージのインパクトが強い

お話としてはだいぶトンチキなのはわかってるけど、

・強いフレーズ(たとえば、「世界一のエゴイストでなければ 世界一のストライカーにはなれない」とか)
・キャラクターのエゴが強すぎる(俺がこうしたい、俺はこうありたい、っていう主張が激しい)
・チームとしてまとまることを最善としない

という要素が、今までにあんまりなかったような気がして、魅力的だなって。スポ根ものってあんまり触れた事がなくて、これが王道なのか異色なのかはじつはあまりわかっとらんですが。
こういうスポーツ漫画って、チームメンバー同士の絆とか協調性が描かれるイメージだったので、特に全員協調性がなく「俺が俺が」って感じなのが新鮮だなあと思いました。この漫画はふつうのスポーツ漫画ではなく、エースストライカーを作るっていう漫画だから当然っちゃ当然なんだけど。
たとえば、二次セレクションの馬狼がマジで徹頭徹尾協調性がなくてビックリしたし、「協調性ない馬狼よりも、伸び代のある成早くんが選ばれるパターンかな」と思ったら、馬狼のポテンシャルの方が選ばれたのもビックリした。そして馬狼の意識を変えるんじゃなく、潔が馬狼のさらに上を行って煽ることで馬狼がブチギレて限界突破するのが面白かった。
そうだよね、人ってそんな簡単に変わんないよねっていう。それでも勝つため、「俺が」点を取るためという目的を考えたら、時にはチームメンバーの強みに委ねるということも必要で、そのためにはチームのやつらの強みを理解する必要があって……って、まず全員の強み・個性がぶつかり合う前提になるのも納得感あってよかった。きれいごとじゃなくて、俺がそうしたいからそうする、みたいなキャラ造形に弱い。

純粋に潔スゲ〜〜〜って思う

あんなに貪欲に他の人間の強みを吸収して、今までの自分を壊して、新しく組み立てて、ってできない 普通にみならいたい
新しいことを始めたり、変化することに対してどんどん億劫になっていくなあという自覚が生まれつつあったので、余計にこの潔の性質が刺さったのかもしれない。
触発されて、最近急に今までやったことないこと(習い事の体験申し込みとか、読書会参加とか)を軽率に始めるなどしています。潔世一〜〜〜!!しがない三十路(私)に行動するきっかけをくれてありがと〜〜〜!!!

士道龍聖

この人はなに?
二次セレクション突破者集結で國神再登場の流れだろうな〜〜と思っていた2クール目の最終話に、國神の代わりにとんでもねえ曲者をぶっ込んでこられて、大いに混乱しました。
國神は絶対上がってくると思うじゃん。何これえ〜〜〜ほんとにこれで退場なのかな國神……惜しい……
士道の曲者っぷりが気になりすぎて、アニメの続きから原作を買うかまあまあ迷っています。う〜〜〜ん!迷うな〜〜〜!
東リベ完結前のソードマスターヤマト展開(ご存知ない方は是非「東リべ ソードマスター」でググってみてください)にショックを受けてから、完結してない漫画を集め始めるのにかなり抵抗を感じるようになったもので、どうしようかな。
11巻〜新刊の23巻まで、電子で買うとして1冊462円×12巻で5,544円か〜。今月は交際費もなくて余裕があるから、買えなくはないな……家計簿とにらめっこしつつ、給料日前まで余裕がありそうなら買っちゃおっかな。

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