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肩の力を抜いて生きたい

私は今は専業主婦をしていますが、
新卒で就職したのは銀行でした。

今はもう少しずつ変わってきているようですが
当時はまだ年功序列が色濃く残っており、
20〜30代の女性の出世は見込めないような組織でした。
40代半ば以降、同期の男性全員に役職がついてからやっと検討してもらえるような

そんな組織だったので、女性の同僚はみな手を抜けるところは手を抜いて、出来るだけ自分の受け持つ仕事を少なく、責任も軽く済むように働いていました

昔気質が残っているだけあって、有給が取りにくく、半休を取るにも上司に嫌な顔をされるような職場だった為、無理もないのかもしれません
夏休みや冬休みは消化できずに勝手に消えていましたし、
土日出勤の振替休日やお給料はなし、新人では(上司が怖くて申請が出せないので)有給もほとんど取れず、最低限規定されている日数が3月まで取りきれていないような、そんな会社でした

でも私は、出世できない、評価につながらない(あるいはつながったとしてもお給料に変化はない)とわかっていても、うまく手を抜くことができなかったんです
それどころか同僚の3倍くらいのスピードで仕事を終わらせては、手伝えそうな仕事をしている先輩のところに行き、仕事を分けてもらっていました

今思えば、多くの同僚と同じように
抜けるところで手を抜いて、出来るだけ楽に過ごせるように仕事をしていればまだ辞めていないと思います

最終的に辞めようと決意したのも、ダラダラと仕事をする同僚たちにとんでもなくイライラして、「働くならもっと意識の高い人たちと働きたい!」と思ったから

でもそんな決意と同時に 頑張りすぎたことによる精神的な限界も来ていて(休みがなかなか取れなかったのも大きいと思っています)
結婚をいいわけに辞めることだし少しだけ専業主婦をさせてもらってゆっくりしよう
と思って過ごしていたら早3年。
今の私と比べたら、ダラダラと仕事をしていたとしても辞めずに今でも働いている同僚の方がよっぽど偉いですよね笑

仕事を辞めた今でも、必要以上に頑張ってしまう性格をずっと引きずっていて。
しかも例外なく、頑張りすぎた時はそれに費やした労力の倍くらいの力を使って考えても仕方のない後悔をしてしまう。
そしてそれを何度も反芻する

いま、少しずつここに書いているいろんな悩みを
悩みすぎてしまうのも、そういう性格のせいだと思っています

肩の力を抜いて生きたいと思う今日この頃です*

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