＜ワンダフル通信 2020.05.20＞

ワンダフルマガジン

2020年5月20日 21:24

「Sundayカミデの白い雲の話」

右翼、左翼、リベラル、保守派、正論、論破など、どうでもいい言葉が、世の中に溢れているようで、しかし日常会話では、ほとんど聞くことの無い言葉です。

溢れているのは、ネットです。

日々何らかの活動をする、右翼的組織だけを見てもかなりの種類や思想の違いがあり何をもって右翼かも、もはや定義出来ないのでもういいんです。左翼、リベラル、保守派に至っても同じ事です。

右とか左とか。正論とか論破とか言ってる間は多様性なんて、まだまだ日本には根づきません。と言いつつ、実際に昔出会った右翼と名乗る人達の事を書きます。

僕の生まれ育った大東市には、わりとたくさんの右翼を名乗る団体がありました。全ては把握してませんが、僕の経験だけで言うと、どの団体も全然違いました。

ヤクザみたいな事をする、名前は〇〇塾という組織。

ヤクザみたいで、定期的にしっかり街宣車で思想を発信する〇〇会。

本当に日本を変えたいと思ってそうな〇〇団体など、それぞれです。

この最後の〇〇団体は、バスを改造し真っ黒なボディに色んな漢字が書かれているよく見る街宣車をある日、まっ青なブルーに塗り変えて、白い雲もたくさん描いてキャッチャーさを演出していました。その塗り変えている現場を、たまたま中学生の頃に目撃した時、こちらにも〇〇団体の本気が伝わってきたのをよく憶えています。

白い雲を、一生懸命に塗っていたお兄さん達は素敵でした。余程に伝えたい事があると言うのは、素晴らしい事です。

しかし、一方でヤクザのような振る舞いで本当のヤクザの人達に媚を売っている右翼団体もありました。そう言う人達に、何度かコテンパにされた事がありますが、ただのチンピラと言う印象でした。

何も真剣に向き合えるものが無くて、ヤクザにもなれず、ただただ右翼団体という名のもとに何の信念もなく街を闊歩するその姿は、とても悲しい勉強になりました。

喧嘩の為にボクシングをかじり、本物か偽物か、はたまた精度の悪いトカレフのようなピストルを懐に入れて、道に唾を吐いていました。とても、強そうで、とても弱そうでした。

僕は、怖かったので追いかけられたら逃げましたが、今でも根に持っています。

何年か前に、地元の友達から〇〇塾はもう解散したと聞いた時は、いずれやり返してやろうと思っていたので、少し寂しい気分になりました。

まっ青なブルーの街宣車に白い雲を描いていた〇〇団体も今は、ネット上で個々の活動になっているのでしょうか。これはもまた、地元の友達に聞いて見ないと分かりません。

加えて部落解放同盟のような人権を守る団体に属しながら、ヤクザ紛いの行為をしている〇〇会も若い頃に出会いました。弱者からお金を吸い取る構図がしっかりしていたと言う印象です。

大阪府のほぼ全域で使われる僕達が小学生の頃に学んだ、「にんげん」と言う道徳の授業で使われる教科書の利権や、売り上げの使い方もその〇〇会が関わっていて度々問題に上がっています。

要するに、人を右や左や何やらで分類してる場合では無いと言う事です。

まず、悪い人達がおり、善人や思想のある団体を装い、富を頬張っているのです。

それを知ってか知らずか、お金がある＋何かしらの思想＝正義！みたいなシンプルな方程式に感化されて、よく分からない正義を振りかざしたい人がこの世には、たくさん居ると言う事です。

あの時の右翼面したチンピラのようなものです。街中ではなく、ネット上で唾を吐いて闊歩しています。

この人達と議論する事のないように、議論に巻き込まれないように、SNSを活用しなければなりません。

本当に悪い人達は、SNSで議論などしません。

このスーパークライシスのさなかも、普通考えつかないような事を考えているんだと思います。だからと言って僕達は、同じ時間を使って対抗策を講じてる時間はありません。

僕達には、仕事があり、家賃があり、あらゆる税金があり、普通に暮らすと言う事に一生かける必要があります。

だから、無用な論争は自分の首を絞める行為です。ひたすらに明るく笑顔で、ハッシュタグをつけて、声明をクレバーに発信するのです。

そして、何にも変え難い自分の時間や人生の為に、大切な言葉を大切に使って優しい世界を作りましょう。

smile your smile

間違いだらけのLove song

笑ってた君はあの日のまま

Sundayカミデ

レシピ-01

俺なりの黄金トースト

これは、最高に贅沢な1品です。

まず、どこにでもあるような食パンとどこにでもあるような卵を３つ用意します。

卵ひとつだけフレンチトースト用に、ボール型のお皿に入れて、あとの2つはスクランブルエッグ用です。

卵液は、ミルクプロテインザバスを少しとシュガースティック2本入れてよく混ぜます。

フレンチトーストが焼き上がるや否や、フライパンにバターを溶かして、スクランブルエッグを作ります。グルグル回しながら、またもや少しバターを入れてより、贅沢でかつ、火が通り過ぎないように仕上げます。

時間にして、約8秒です。

そしてフレンチトーストの上に、贅沢に溢れるくらいスクランブルを落とします。

わざとトーストからこぼすのが、黄金比です。

黄金それは、卵なり。

答え
大人になればなるほど、さみしい世界になっていきます。それを知っているからこそ、小さい頃からあなたに目いっぱい優しかったんだと思います。
素晴らしい質問ありがとうございます。#質問シリーズ https://t.co/w3E3SDyDCH
— Sundayカミデの#質問シリーズ (@question_series) May 19, 2020

本当に素晴らしい質問でした。

人間の営みが凝縮されたような、心あたたかくなるストーリーを感じます。

大人になるとは、いつまでもこの世界には居られないと言う事を知る事です。

老いて行く身体とは裏腹に、守りたいものが増えて行く孤独、時には守れなかった孤独、守りたいものと出会えなかった孤独などを抱えて、いずれくるその日に向けて、大人として気丈に生きると言う事は、本当に難しい事だと思います。

質問者さんは、そんな気丈な大人達に囲まれて育ったんだと思います。素晴らしい環境です。

そして、その人達が居なくなった世界で今度は自分が気丈な大人の優しさを、誰かや何かにあげる順番が来てるのでしょう。

"災い転じて福となす"

2018年6月17日(日)24時、長く刺激的な１日が終わった。
くたくただ。
気力と体力を全部使いきった１日だった。
そう、この日はヤツイフェスでLOVE SOFAステージがあったのだ。
そしてヤツイフェスの全工程が終わり、打ち上げも大いに盛り上がり、渋谷に集まっていた沢山のアーティストが次の刺激を求めて街から姿を消していった。

僕はと言うと、、、

番長:ちょっとー！一杯だけ行きましょうよー！
King君:明日普通に仕事だから、マジかんべんして。
番長:ほんとに一杯だけでいいのでー！
King君:ムリムリ。

そう言うと、King君は足早に家路に向かった。
King君は結構シャイで真面目なのだ。
更に言うと、当時僕とKing君はまだちゃんと話した事は無かったので無理も無い反応だろう。
心の中ではわかっている。
分かっているのだが、、、
こちらにも引くに引けない事情がある。

時をさかのぼる事30分、ヤツイさんの締めの挨拶も終わり、少しのチルタイム。
ワンダフルのメンバーでくだらない話をしていた。

番長:ちょっとビール買ってくるわー
クスノ:了解ですー。

途中Calmeraのメンバーと話したりして、5分ほどして戻ると、そこにワンダフルボーイズの姿は無かった。
もちろん、電話も繋がらない。
。。。。。。。クソッ、まかれた。。。
藁にもすがる気持ちで一階まで降りて、回りを見渡すと、そこにKing君の姿が。
そして、冒頭の会話に繋がる。

無理なのは分かる。
だがこちらも夜中の渋谷で一人ぼっちになってしまい、どうしても誰かとパーティーがしたいのだ。
誰かと、パーティー気分を分かち合いたい。
寂しさ紛らすだけなら誰でもいいのだ。
星が落ちそうな夜だから、自分を偽れないのだ。

こうしている内にも終電の時間が、刻一刻と近づいてきている。
このまま話していてもお互いの距離は縮まらないだろう。
これは、サンデータックル(サンデーカミデ直伝の重心の低いラグビーのタックル)の出番だな。
早歩きで帰路につくKing君の足に目掛けてサンデータックルを放つ。
そして、ドン引きするKing君の腕を全力で捕まえる。
番長ホールド(帰ろうとする相手を、腕力で引き留める技)の連携技が決まった瞬間だ。
そして満面の笑みで質問する。

番長:どこで飲みます？
King:。。。。。。。下北で。
番長:急ぎましょう！

無事終電に間に合い下北沢に到着した。

番長:どこにします？
King君:。。。。。どこでもいいんだけど、ホントに逃げないから、いい加減手を離してくれない？

そう、渋谷からずっとKing君のカバンを掴んでいたのだ。
打ち上げで一度ワンダフルメンバーに逃げられているので、少し疑心暗鬼になっていた。

番長:ホントっすね？
King君:もう電車ねぇし。

少しテンションが低く聞こえたが、まぁ気のせいだろう。
だって、これからパーティーだし。
余り他人を疑うのも良くないので、ここは素直に手を放しておこう。
だって、これからパーティーだし！

番長:どこにします？
King君:サイゼでいいんじゃない？

なんて事だ。。。
ちょうど僕もサイゼリヤに行きたいと思ってたのだ。
やはり二人は心が通じている。

番長:そーしましょ！

駅から徒歩２分、何度もワンダフルボーイズで出演しているCLUB Queの上にあるサイゼリヤに到着した。
時計をみると、ちょうど1時。
日曜日の夜中なので、広い店内はガラガラだ。
暇そうな学生カップルと、上司と部下っぽい三人組の二組だけだ。

店員さん:どこでもお好きな席へどうぞー。

番長:僕、一番奥の端がいいっす！
King君:いいよ。

広い店内だったが、どうしても奥の端が良かったので、三人組の隣の隣の席に座った。

メニューを見ていると、声が聞こえてきた。
どうやら、ゴリゴリの説教をしている最中っぽかった。

三人組A:だからお前ら、そう言うところ直さないとあかん！
三人組BとC:すいません。。。

あー。。。こっち系かー。。。
なんか気まずいから、席を変えてもらおうかなぁ。。
とか考えながら、顔を三人組に向けると。

番長:えっ！？サンデー！
サンデー:！？

良くみると、他の二人はアツムとクスノでは無いか！

番長:おいおいおいおい！なんでここにいるんすか？

サンデー:いや、ミーティング！

番長:あぁ、そうっすか！

僕とKing君、席を１つ挟んでサンデー・アツム・クスノの三人組と言う奇妙な構図が出来てしまった。

King君と話しながらも、向こうの会話が気になる。
なんなら、King君との話より気になる。
当然耳はサンデー達の会話に釘付けだ。
それを察してか、サンデーも目はアツムとクスノに向けているが、反省会から話がそれて、明らかに僕に向けてるであろう会話をする。
その度に、

番長:なんでやねん！

と席を飛び越して突っ込んだ。

あぁ、幸せだ。
みんなでパーティーが出来て、幸せだ。
最高なパーティーは朝方まで続いた。
そして帰り際、何故かアツムとクスノにお礼をされた。

これが僕なりの、災い転じて福となす。

＜B/ニーハオ＞
松波成行「酷道をゆく」

広い幹線道路というイメージの国道ですが、日本にはとてもそうとは思えない、険しい道が国道として存在します。
そんな道を「酷道」として紹介している本。
もしかしたら普段皆さんが歩いてる階段や、通行止めになってる獣道も国道なのかもしれません。これを読むと、旅行などで行きたい場所の他に、通ってみたい道が探せるかもしれないですね。

＜D/番長＞
土田世紀「同じ月をみている」

"性善説の権化に翻弄される人々"
初めて読んだのは奇妙君の家。
あまりの面白さに、その日借りて帰り、そのまま借りパクをしてしまいました。(後日奇妙君は再度"同じ月をみている"を購入していました。)
他人からいつもバカにされている、究極のいい人"ゴンちゃん"が、出会う人々に影響を与えて、それぞれの幸せ(一般的な幸せとは程遠いが、本人にとっては幸せ)に導いていく最高の作品。
最後の巻は涙腺崩壊必死！

＜SAX/林未来彦＞
はじめよう！ピアノでコード弾き

2020-05-20.林

2005年出版で、手元にあるのは2006年でした。2007年に以前のバンドを卒業しているので、その頃に何かを思って購入したのでしょう。絶版にもならず、いまも販売されています。2曲目ぐらいまで一時練習しておりました。
先日たまたま目が合って鍵盤に向かってみたら・・・全く覚えていません。左手が未知の生物です。今このタイミングで、再開しようかなと思いながら、今この文章を書いています。

＜G/アツムワンダフル＞
最速で身につく世界史

世界史とはバラエティである。という言葉から始まるこの本は現在の物事に例えたりして、ざっくりと噛み砕いて説明してくれています。世界の歴史を知ることで今の自分がどういう存在かを改めて知ることができるかも知れません。
簡易的に歴史を旅できる本だと思います。

Sundayカミデ
6/16(火)大阪/CONPASS　「Slow Time Communication – ONEMAN LIVE!!! –」 ※ソロ
6/27(土)ONLINE NIGHT ACADEMY ←NEW!!!
6/28(日)大阪/CONPASS 「Love sofa」
7/5(日)名古屋/パラダイスカフェ21 ※おかしなふたり振替公演
7/9(木）東京/吉祥寺スターパインズカフェ ※おかしなふたり振替公演
＜延期のお知らせ＞
6/1(月)大阪/Music Club JANUSで予定していました
TOUR「おかしなふたり」は延期となりました。
振替公演日と払い戻し方法に関しては決まり次第お知らせさせていただきます。

次回「ONLINE NIGHT ACADEMY」決定!
6/27のテーマはリクエストにお応えし＜＜曲解説＆身体の話＞＞！！！
ご予約の際に、サンデーさんに掘り下げて欲しい曲や歌詞のフレーズがあれば一緒にお送りください♪

NA_アートボード 1

◯チケット予約受付開始◯
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※人数に制限がある為、予約終了の際はご了承ください
※予約完了メールに詳細を記載しお送りさせていただきます
※当日はまるで教室にいるかのような対面形式を予定しております
※全国からのご参加お待ちしてます！
メール：s.nightacademy@gmail.com
LINE：https://line.me/R/ti/p/%40uzp2405s

ワンダフルボーイズ
6/20(土),21(日）「オンラインやついフェス」