見出し画像

【バーチカル手帳】色で可視化する時間管理

バーチカルタイプのスケジュール帳に一週間、一日の予定を書いて実行していくのは普通の使い方ですが、一週間を振り返るとき、「パッと見」がカオスすぎて考えるのが嫌になることありませんか?


そこで、スケジュールのタスク別に色マーカーで所要時間を囲って何にどれだけ時間を費やしたか可視化する方法を半年くらい試してみたので、メリットをまとめます。





目的から逆算した時間管理を始めたきっかけ


以前の私のスケジュール帳の使い方は予定を書いてタスクをこなす行為自体に自己満足していて、現状維持はしているものの進化が感じられませんでした。事実と結果をある意味思考停止で繰り返していました。


ここ数年で、自分の人生の残り時間は少ないことを実感し、残された時間をどう使うかを真剣に考えるようになりました。


残された時間をどう使うか真剣に考えるきっかけは、今年の年初にパートナーと「わたしたちの今後の人生を考える会議」でした。その会議を提案してくれたパートナーには心から愛と感謝を贈ります。


この会議をきっかけに「時間」を何にどれだけ使っているのか把握したいと強く感じたのです。さらに、自分が生きている間どうありたいかについて、より解像度を上げる事ができました。


具体的な「こうなりたい計画」を書き出すことで、そのためにはあと何年でここまでやって、今年中にはこうなっていたいなと逆算思考ができるようになりました。


「今年の何月までにはこうなりたいか、一日何時間〇〇をしよう。」などと、必要な行動が具体的になるのが最大のメリットです。


ひと目で分かる「色分け」時間配分の具体例


私の時間管理の具体例をお伝えしていきます。

今年に入ってPDCA手帳を使い始めて試行錯誤を繰り返してきた「色分けで可視化する」時間管理の方法をお話しします。


私が今愛用中の手帳はNOLTYビジネスベーシックダイアリーです。このバーチカル手帳の好きなところはこの記事でお話ししています。

愛用しているマーカーペンはこれです。MUJIのラインマーカー。絶妙に彩度を抑えた色味で、威圧感がないところが好きです。


MUJIのラインマーカー



時間は限りある資源という前提で、自分が24時間で何にどれだけ費やしているかをタスクごとに色マーカーで囲って、可視化すると「ああ、こんなことにこんだけ時間を費やしているんだ」と新鮮な気づきを得ることができました。

「ああもったいない。明日から〇〇は30分以内に抑えよう」などと具体的な改善がしやすいのもメリットです。

一週間、一ヶ月、一年と長い時間軸でどれだけ必要でないことに時間を溶かしているか思い知らされ、背筋がゾッとします。実際のスケジュールは個人情報も含んでいるので、サンプルの画像を載せます。


所要時間をざっくりメモするとなお良い


なんだ、こんなこともうやってるよという方は、スキップしてください。
ページ左下には今週やることの重要度と緊急度を区分して記入します。


ページ右上はスケジュール個別の特記事項など、右下は予定の実行度合いの反省や改善点を書いています。右隣には来週への展望とかこうしたらいいかもなど書いておきます。


振り返ることが一番大事だと気づく


こんな感じで、一日、一週間、一ヶ月を振り返る行為は行動の反省と改善を生み出し、おまけに小さな成功体験を積み上げることもできました。

自己肯定感が低い自分には良い方法ではないかと思います。

具体的な「こうなりたい計画」を書き出すことで、そのためにはあと何年でここまでやって、今年中にはこうなっていたいなと逆算思考ができます。逆算するときは現実的に、数値的に掘り下げるのがポイントです。

今年の何月までにはこうなりたいか、ら一日このくらい時間をかけて〇〇をしよう。などと、必要な行動が具体的になるのが最大のメリットです。



私の生き方マインドの課題とまとめ


私は、毎日の仕事や対人関係の中で「社会に自分を最適化する」ことばかりに心身を消耗させて生きていました。これは社会の中で他人と生きるにはある程度必要不可欠なスキルです。

自分の人生で生き方を試行錯誤してみた結果、自分という「意識」の声に忠実にならない限り、このどこか欠けている感覚や虚無感のようなものは埋まらないとぼんやり気づきました。

シンプルに言うと、「主体性を持つ」ということでしょうか。

こうならないと一人前じゃないだろうとか、一人前の大人はこうあるべきだとか「世間」という実態の見えない存在から承認されなくては生きていけないという囚われに苦しんでいました。今も完全にはその囚われから自由になっていないのですが、囚われているという自覚を持つ事ができました。


話がそれましたが「自分の人生これはやっておきたい、葬式ではこう言われる人で居たい」ということで良いと思うのでまずそれをノートに書き出してみて、そこからそのための行動を割り出して時間軸に掘り下げていくことで、より自己満足度の高い時間管理ができるのではと体感しているところです。

まだ道半ばですので、最短今年一年続けて楽しみたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が参加している募集

#わたしの手帳術

1,826件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?