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私はファミコン世代より前からのゲーム好きです

こんにちは! 猿田信司です。

私は、テレビゲーム好きなんですが、
ファミコンが発売されたのは、
私が高校生の頃のことでした。

ファミコンが発売される前に、
どこでゲームをしていたかというと、
ゲームセンターや、駄菓子屋さん、
喫茶店と言ったところでした。

今の若い方には、信じられないかもしれませんが、
ファミコンが無かったころのお話です。

スペースインベーダー

多分、知らない方はいないと思いますが、
私が小学生のころ、タイトーというメーカーの
「スペースインベーダー」
というゲームが大流行しました。

それ以前は、「ピンポン」
といったゲームはありましたが、
そんなに流行ってませんでした。

私が住んでいた町にあった、
唯一の喫茶店に、テーブルタイプの
「スペースインベーダー」がある
という話が、私にも流れてきました。

テーブルの真ん中に画面があるタイプです。


ですが、喫茶店なんて行ったことも無いし、
1回100円はキツかったです。

一回だけ、友達と行ってみたのですが、
喫茶店の雰囲気に緊張しちゃって、
全然楽しくありませんでした。

駄菓子屋にパチモンが

当時は、大流行していたので、
本家「スペースインベーダー」ではなく、
パクリというかパチモンの
インベーダーゲームもありました。

それが、近くの駄菓子屋さんにあったんです。

私たちは「メロディーインベーダー」と
呼んでいました。

ゲーム自体は、「スペースインベーダー」と
全く同じなんですが、違うのはゲーム中に
BGMが付いているんです。

敵にやられて一機失った時に、
これもまた当時流行っていた、
細川たかしさんの「心のこり」の
「私バカよね、おバカさんよね…」のところの音楽が流れて、
「バーン」と爆発するんです。

チープな音楽でしたが、あの音は、
今でも覚えているくらい、印象的でした。


そして、それが、一回10円でできる!

その、駄菓子屋さんには、
ゲームするのに順番待ちするくらい
近くの子供が殺到していました。


当時、後にアニメ化もする、
「ゲームセンターあらし」という
マンガが流行っていたのもあって、
空前の大ブームでした。

パックマン、ドンキーコング

私も中学生になり、自転車にも乗れるようになって
私が住んでいた町には無かった、
ゲームセンターにも行けるようになりました。

その頃、流行っていたのが、
ナムコの「パックマン」、
任天堂の「ドンキーコング」
といったゲームでした。

当時のゲームセンターでは、
ちょっと古くなったゲームは、
1回50円とか10円とかに
値下げされてたりしました。

将来の夢

この頃には、「ゲームを作る仕事がしたいな」
と思うようになっていました。

そのためにはプログラミングを学びたい。

両親に、「絶対に学費の安い公立の高校に入るから、
パソコンを買って欲しい」とお願いしました。

そして、自分の学力でも、確実に入れる公立高校、
それも、最新鋭のコンピュータがあって、
プログラミングが学べる科がある商業高校を選び、
まんまと入学でき、パソコンを買ってもらいました。


私が、パソコン好きになったのも、
ゲーム好きという原因があったからですね。

まぁ、高校で学んだのは、
COBOLとFORTRAN
という時代遅れの言語だったので、
あまり役にはたたなかったですが(笑)

今思うと、その方向に進まなくて
良かったと思います。

高校生の頃

高校生の頃になると、
高校が少し離れた場所だったので、
学校帰りに、駅前のゲームセンターへ
寄ったりしていました。

当時流行っていたのは、ナムコの「ゼビウス」、
「マッピー」、「ドルアーガの塔」
といったゲームでした。


中でも、めちゃめちゃ流行っていたのが
「ゼビウス」です。

いわゆる、縦スクロールの
シューティングゲームなのですが、
「スペースインベーダー」、「ギャラクシアン」
「ギャラガ」といった画面固定ではなく、
前に進んでいくというのが、画期的でした。


また「ドルアーガの塔」なんて、
「こんなのクリアできるかい!」と
思うような謎解きの難易度でしたが、
流行ってました。

私は、音楽やキャラクターがかわいい
「マッピー」が好きで、
よくやっていました。

ファミコンが発売

そして、ついに、任天堂の
「ファミリーコンピュータ」
通称「ファミコン」が発売されました。

もちろん、ウチは貧乏なので、
買ってもらえるわけはありません。


ですが、たまたま、小学校の同級生で、
高校を辞めて働いていた友人F君がいて、
そのF君がファミコンを持っていたんです。

F君も、ゲーム好きだったらしく、
すぐ買ったそうです。


発売直後だったので、テニス、ベースボールといった、
今思うとそんなに面白くないものでしたが、
「家でゲームができる!」というのは衝撃的でした。

それも、ゲームセンターにあった、
「ドンキーコング」が家でできる!

そして、その後も、これまでゲームセンターでしか遊べなかった、
「パックマン」「ゼビウス」「マッピー」「ドルアーガの塔」
といった人気ゲームがどんどん発売されて行きました。

私は、そのF君宅に、
入りびたるようになりました。


一度、高校をサボって、
友人宅でファミコンをしていたら、
高校から連絡があって、母が怒鳴り込んできて、
連れ帰されて怒られたこともありました(笑)

私がファミコンを手に入れた方法

最後に、ひとつ恥ずかしい話をします。

高校生の頃には、
ファミコンを買ってもらうことが
できませんでした。

ですが、高校生の終わりに、
ファミコンを手に入れることができました。

ですが、どうやって手に入れたのか?


当時、就職試験で、
東京に行くことになりました。

試験を東京でやるので、来いと。

宿泊は、就職試験を行う会社が用意してくれていて、
移動費用も支給する、という条件でした。

私は、この移動費用を支給する、
という話を親には黙っていました(笑)

新幹線の自由席往復分のお金を、
まんまといただき、
ファミコンを買ったんです(笑)

結局、その会社に就職することになり、
30年以上働くことになるんですが、
今思うと、これもゲームの縁だったのかもしれませんね。


まぁ、両親にはすぐばれて、
怒られることになるんですが、
お家も買ってあげたんだから、
親父・お袋許してね!


このように、テレビゲームの走りである、
「スペースインベーダー」の頃から、
ゲーム好きの私です。

就職して、自由に使えるお金ができた私は、
どんどんゲームにハマっていくことになりますが、
今日はこれくらいにしておきます。


最後までお読みくださり、
ありがとうございました。

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