距離が縮む質問の仕方

他人と仲良くなるきっかけとして
質問という手段を使うと思います。

しかし

間違った質問をしていては
なかなか打ち解けることはできません。

仲良くなるために
こんな質問をしてしまってはいませんか？

｢コーヒーは好きですか？｣
｢この仕事は楽しいですか？｣
｢明日は休みですか？｣

この質問の仕方だと
相手は『はい』か『いいえ』だけで
答えることができてしまいます。

それでは会話が止まってしまい
相手を深く知ることはなかなかできません。

大事なのは

なぜ｢はい｣なのか？
なぜ｢いいえ｣なのか？

『なぜ』の部分を話してもらうことが
とても大切です。

『なぜ』の部分に焦点を当てることができれば

相手がどう感じてどう思っているのかを
聴くことができるからです。

だから

｢コーヒーのどんなところが好きですか？｣
｢この仕事はどう思いますか？｣
｢明日はどう過ごしますか？｣

相手が『はい』か『いいえ』だけでは
答えることができなくて
少し考えなければいけない
曖昧な質問をするのです。

そうすれば

なぜ好きなのか
なぜそう思うのか
なぜそれをやるのか

『なぜ』を説明するために
相手はより具体的に自身のことを
話してくれるようになります。

一歩踏み込んだ話ができるようになるので
距離感が縮まりやすくなります。

仲良くなるためには
こちらも自己開示することは大事ですが

相手に自分のことを具体的に語ってもらうことが
お互いが信頼し仲良くなるための近道なのです。