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「火の鳥」手塚治虫 〜ブックカバーチャレンジ01〜

前田個人のFacebookでブックカバーチャレンジを実施しているのですが、より多くの方に読んでほしいのでnoteにも転載することにしました。

まず1日めは、手塚治虫の代表作「火の鳥」。写真は黎明編です。
中1のとき、土曜の部活終わりに友人の鷲海くんと布施のロンモールにあった古書店に行き、発見して購入。マンガ少年別冊版で当時の全巻(太陽編は1986年から連載)を、夕食も食べずに一気に読み、ボーッとして翌日の部活をサボってしまいました。
以後、死への恐怖が頭から離れないときに読み返しています。

手塚治虫自らが「ライフワーク」と話した作品は、掲載誌を問わずさまざまな世界を描きます。
1巻は「黎明編」で文明の始まりを描き、2巻は「未来編」で人類の滅びをテーマにする。
文明の誕生と滅亡から描き始め、徐々に双方から私たちの生きる時代へ近づけていき、最後は現代で物語を結ぶ。
しかし、2009年と壬申の乱を行き来する「太陽編」の終了後、作者死去のため続きを書かれることはなかった。
手塚先生、現代編読みたかったです。

ちなみに前田が一番好きなのは、復活編。ロビタが大好きでした。
左は文庫版。右はマンガ少年別冊版。

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