心に残った言葉。 利他、縁起、与格
最近読んだ本
①「あなたの脳のしつけ方」著・中野信子
②「思いがけず利他」著・中島岳志
③「仏教超入門」著・白取春彦
仏教は哲学であると、③には書いてあったが、自分もそう思う。
ヒンドゥー教の神様、顔が青いし、象の顔の神様とかどんな意味があるのかなーという好奇心で以前から調べたり、読んだりしていて、そこから仏教にも興味をもち、薄~く知識を得ては、すっかり忘れてを繰り返し、(記憶力弱い…)あらためて知りたいと思って読みました。
③の中で一番納得したのは、「縁起」。最近特に感じていた感覚です。
すべてのものが関係しあって 互いの存在を支えている
今ここに ワタシ が存在するということは本当に奇跡的なことである。
まさにコレ、最近感じてました。だからこそ、この日常に感謝だなぁとも思うのです。そして、縁起についての解説も分かりやすく書かれているので、こんな自分でもそういう意味なのかーと、少し理解できたカンジです。
コーヒーのCMで、「世界はだれかの仕事でできている」っていうコピーが好きなんだけど、結局はみんな繋がって、関係しあって支えあっている。これも、縁起になるよねぇ?
②はタイトルと装丁でたまたま手に取ったら、内容が仏教と関係していて。おぉ!特に意識したわけではないのに!これは偶然?必然?(笑)
内容をパラパラと見て、興味をひかれて購入。利他の意味と与格の意味を知り、これまた納得。特に、ヒンディーの与格の使い分けが、「素敵!」と、感動しました。ヒンディーを使用してる人からすると当たり前の使い分けなのだろうけど、その当たり前の感覚が素敵だなぁと。
利他に関していえば、利他とは合理性でも計算でも見返りでもない、考えず、無意識に相手を想ってした行動が本物なのかなと思いました。
①の終盤、「利他行動」の説明が出てきて、ここにも!?と、ビックリ。脳化学的に、利他行動をとることで大きな幸福感を得られるとのこと。 あれ?これブッダも似たような事言ってたな。。。
こうしてまた、知識を得ては忘れてを繰り返えしていくのでしょう。。。
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