生きづらさへの“革命”〜金子由里奈監督『散歩する植物』感想

 

 U-NEXTで見つけた拾い物。『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』の金子由里奈監督作品なのだが、『ぬいぐるみと〜』につながる要素をとても感じる作品だ。

 この世界で生きづらさを感じる人たちの連帯を独特のタッチで描いたこの作品。終盤ではその人たちの反抗が描かれる。それはさながら“革命”のようで、『ぬいぐるみと〜』で「この世界に革命を起こしたい』と語った監督とのシンクロを感じる。思わず嬉しくなった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?