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【No.1013】転んでもただでは起きない。

何か嫌なことがあった時、「ありがとう」や「ありがたい」と唱えようとよく聞きます。マイナスの感情をゼロに持っていこうとするやつです。

しかし、僕はその効果を感じた経験は少ないです。ありがたいと唱えても、何がありがたいんじゃ!と反発の感情がむしろ強まることがあります。

それに対して、「転んでもただでは起きない」という言葉を上位互換として教わりました。

「ありがたい」は、マイナスの感情をなんとかゼロに戻そうという感じですが、「転んでもただでは起きない」は、ゼロに戻したうえで、さらにプラスの強さへとジャンプするような、前向きな感覚を与えてくれます。「なにくそ、今に見ておれよ!」と、困難を克服し、更に強くなろうという闘争心を感じさせてくれます。

「転んでもただでは起きない」のこういうニュアンスを聞いて、僕はドラゴンボールのサイヤ人を思い出しました。

サイヤ人は、死の淵から蘇る度に戦闘力が上がります。そんな設定は途中から消えたという意見もあるようですが、それはさておき、
現実世界を生きる我々も、何か大きな危機に瀕した後に復活すると、前より強くなる感じがします。

大きな危機とまで言わずとも、日常の小さな失敗、困難、イライラなど全てを糧にして、何とかして未来に活かそうという、なにくそ根性があれば、どんどん強くなっていきそうです。

ただ、この「転んでもただでは起きない」という言葉を使うという決意だけでは足りない気もします。これも練習なのかなぁと思います。

「転んでもただでは起きない」という言葉を、たまに思い出したように唱えても意味がない。

慣れるまでは、行動を増やすこと。すると、行動に比例して、失敗や拒絶されること、その他ネガティブなことが増えてくるので、都度都度「転んでもただでは起きない」という言葉を唱えて、自分自身に編み込んでいく。

転んでもただでは起きない。

転びまくって転びまくって、全てにおいて、闘争心となにくそ根性で起き上がっていれば、日々の生活が好転していくのも当たり前な気もしてきます。

ガンガン転んで、ガンガン起き上がっていきましょう!

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