【No.1289】藤倉誠、無敗への道

営業に関するマイバイブル『無敗営業』の高橋浩一さんの最新刊『営業の科学』が11日に販売開始されましたね!

まだ最初の方しか読めていませんが、『無敗営業』とセットで身につけたら「無敗」になっちゃうじゃん!と、新刊の『営業の科学』を読み進めることと、試すことが楽しみでたまりません。

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楽しみという感情はとても興味深いですね。まだ何も成果が出てないときから、自分で勝手に喜んでいる状態です。楽しみなことをやってみて、成功確率が100%ではすぐにマンネリ化しますし、成功確率が0%では楽しみだという感情は一瞬でなくなります。

成功するかどうかわからないという微妙なラインが、楽しみという状態を続けさせる肝で、どこかの本で読んだのは、成功確率が3割だといい感じらしいですね。

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『営業の科学』を読み始めて一番最初に気になった言葉が、「思考停止」です。

学習塾で先生をやっていると「暗記すればいいだけ」「漢字・英単語を覚えるだけ」という言葉がよく出ます。言われた経験がある方も多いでしょうし、実際僕も言ってしまいます。

そしてそれで伸びる子はいいですが、伸びない子もいます。伸びない理由はもろもろですが、伸びない子に対して「がんばりが足りない」と言ってしまう人も少なくありません。保護者さんにはたっくさんいますし、先生のなかにもけっこういます。

でも、コレって思考停止ですよね。

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教える側も教えられる側も、思考停止

悩んでいるなら、何かは考えているのでしょうが、何も進展しないなら思考停止とほとんど同じです。

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学校やテストの勉強において「正解」を教えることは簡単です。「解説」を伝えるのも簡単です。問題集の解説書を口に出すだけですから。

でも、それだけでは似た問題ですら解けない可能性があります。応用問題なんて解けるわけありません。

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じゃあどうするか?

「どう考えたらいいのかの思考回路」を渡すことです。

ということで、『無敗営業』『営業の科学』の著者の高橋さんは、部下に対して、ディスカッションをするようにしたそうです。難しい案件の解決策をみんなで考える。そうしたら、業績が向上したそうです。

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いやぁ、そうですよね。なにごとも「こうやればいいんだよ」というアドバイスは比較的カンタンなんですよね。

そして、そのアドバイスを聞いても、試しもしないやつは無視でよいでしょうが、

・試してもできない人にどうするか? 
・試して少し成果がでたけど、すぐまた壁にぶつかってしまった人にどうするか?

答えばかり教えていてはダメで、「こうやればいいんだよ」の背景にある理由や、その理由に至る道筋(思考回路)を渡したいですね。

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『営業の科学』は営業の本ですが、学習塾の先生としてどう教えるかも、めっちゃ考えさせられました。今一度、自分の授業スタイルを見直してみようと思います。

そして、「どう考えたらいいのかの思考回路」を渡すことを大切にされた高橋さんの本に、思考回路が書かれていないわけがありません。営業マンとしての思考回路もしっかり学び取りたいですね!

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以上、『営業の科学』をすでに読み進められている方には、実は僕がまだまえがきしか読んでいないことがバレバレなのでしょうが(笑)

これから僕は『無敗営業』と『営業の科学』を持って、「無敗」への道を突き進んでまいります!今日も1日、人生に仕事に楽しんでいきましょう!




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