【No.1081】習慣作りは戦いである

早起き習慣、筋トレ習慣など取り入れたい習慣は、人それぞれいろいろあると思います。しかし、この習慣づくりについては戦いであると考えてみようと思っています。

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昨日は「ホームワークをしよう」ということを書きました。真意としては、タイパコスパを重視して、お金がもらえる「ジョブ」にばかり勤しむのではなく、ときにお金にならない「ワーク」も重要だろうと思っています。

でも、難しいですよね。

僕は、学習塾の仕事を終え帰宅するのは22時30分。その後ホームワークをしようとしても、パソコンの誘惑に連敗しています。あと甘いものの誘惑にも…。「百戦危うからず」の逆で、100戦したら9割がた負けているような。

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そして、最近いろいろ試しています。パソコンの誘惑に勝つために。

アレクサに手伝ってもらい、さまざまなアプリや日記なども使って、さらに数をカウントすることで見える化して、などなど、少しずつ勝率が上がってきています。

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ホームワークに取り組むということはつまり、帰宅後の時間の使い方ですから、必ず毎日することになります。そして、毎日やることだから改善ができるんだろうなと思います。

毎日負けて、毎日反省するから、改善しようとも思うし、新しく思いついた改善策も試せる。陳腐な言い方をすれば、PDCAを回せるから、少しずつ勝てるようになってきています。

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でも、物量を叩き込まなかったら、いつ習慣が身につくかわからないですね。

例えば筋トレ習慣を入れようとして、毎日の筋トレなら上記の通りPDCAの回し方もありますが、仮に1週間に1回の筋トレ習慣を身につけようとしても、他の誘惑に負けて後悔するという頻度も1週間に1回になりますので、いつ自分で自分を躾けられるかわからないですね。

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運動習慣とか早寝早起き習慣とか、そういう習慣に限らず、例えばコミュニケーションについても言えるかもしれません。

営業や商談において、自分の話したいことではなく相手の話したいことを聞こうとよく言われますね。

そういう習慣を身につけようとした時、そもそもお客様と話す頻度が少ないなら、ああまたダメだったという反省が少なくなるので、改善には時間がかかりそうです。そもそも、お客様の話を聞くのが大切という意識すべきこと自体を忘れてしまっているかもしれません。

逆に、例えば毎日5件とかお客様と対面していたら、1週間で25回も話せるので、どんなに自分のことを話したがる人でも、1回くらいは相手の話を聞こうということができる、つまり、勝てるのではないでしょうか。

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習慣づくりは、いろいろな考え方があるかもしれませんが、戦いながら鍛えるものだと考えてみてもいいかもしれません。

何かの習慣を身につけたいと思ったとき、試してみて、「できない。できない。できない。あ、できた。あれ、またできない。できない。できない。できた。…」と、何回も負けながらどうしたら勝てるか考える。RPGゲームにいる強いボスが倒せなかったら何回もチャレンジしてギリギリ勝てる方法を試行錯誤するように、習慣づくりも戦い。

3日坊主というか、明日からやろうと決めたことがいきなりできなかった(負けた)としても、そこで諦める必要はなくて、負けることを織り込んで、何回もチャレンジして少しずつ勝率を上げていく意識が大切かもしれません。とすると短期間にガッと戦いまくったほうが良さそうとも思いますね。

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ということで、僕は習慣作りが得意な方だと思っています。ちょっと色々と試しながら、まずは帰宅後の様々な誘惑に打ち勝つ習慣を身につけ、その後、夜の時間の使い方を考えながら、夜にやるべきホームワーク習慣を身につけていこうと思います。






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