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【1003】できない理由よりできる理由を考えよ。そう知っていても、できているかな?

「できない」よりも「どうしたらできるか」を考えよ、とよく言われます。できない理由を探すのではなく、できる理由を探すというのもありますね。

そんなことはわかっている、と思っていましたが、実際は全然でした…。

昨日、インドネシア時代の大先輩とお茶しました。

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この方は、インドネシア時代から気にかけてくださり、人を巻き込む力がハンパない方です。親しくさせていただいているので、言葉を選ばず言えば「異常」です。その人を巻き込む力が異常なのです。

新しいベンチャーを次々と作る人のことを「シリアル起業家」「シリアルアントレプレナー」などと呼ぶようですが、この先輩は、シリアルオーガナイザーとでも言いますか。交流会やコミュニティの企画、立ち上げ、運営、システム化を、主にインドネシアで、多数手掛けられています。企画・組織化力もすごいですが、自身は会長として表に立つことは少なく、運営事務局を作り、後任に任せる手腕が本当に素晴らしいです。惚れ惚れしちゃいます。

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僕は「世界10拠点を持つ」という目標に向けて、1拠点目を計画中です。その先輩の、コミュニティを立ち上げた後の「手離れの良さ」は、本当に習得したいスキルです。

先輩とお茶をする目的は、そのコミュニティ立ち上げの方法を学びたかったからです。しかし、先輩の方は、現在インドネシアで企画されている"日本祭"の運営事務局について考えているようでした。

先輩の運営方法を学べるだろうと、僕も参加したいと考えています。ただ、お祭り自体はインドネシアで開催されますし、僕は日本の会社の一従業員なので、日本ーインドネシアを自由に行き来することは難しいです。日本在住では、運営事務局に入ったとしてもできることは限られているだろうと思っていました。

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すると先輩が一言

「インドネシアで仕事を作らないとね」

つまり、日本に住んでいてインドネシアのお祭りに関わりたい人が、そのお祭り以外の理由でもインドネシアに行けるようなサポートをすれば良いということです。

先輩と僕の、考え方の違いよ…。

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僕は参加したいけれど、家族も仕事も日本にあるしと尻込みしています。金銭面の理由もめちゃくちゃ大きいです。「できない理由」ばかりに目が向いています。

一方、先輩は「どうしたらできるか」という視点から考えています。

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「できない」よりも「どうしたらできるか」を考えよ

そんなことはわかっていると思っていても、本当にできていますか?
ふとした瞬間に「できない理由」を探していませんか。

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「めっちゃ興味あるし、やりたいんだけれどね、◯◯が…」

この◯◯に入るものは、人それぞれですが、こんな口癖が出ていませんか?

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『金持ち父さん貧乏父さん』でも、貧乏父さんは「それを買うお金はない」と言いますが、金持ち父さんは「それを買うお金はどうやったら作れるか?」と聞いてきたと書かれています。

成果を出す人の考え方は「どうしたらできるか」です。

もちろん、恐怖を感じたり、失敗を恐れたり、損失を嫌う感情はあるそうです。

しかし「◯◯が理由でできない」と考えた瞬間、脳との会話はそこで終了してしまいます。問いは閉じてしまい、脳は働きを止めてしまいます。しかし、どうやったらという問いは、脳に答えを探させることになります。

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「どうしたら…」

この問いを常に脳に投げかけ、検索中の「ぐるぐるマーク」を頭に持ち続けましょう。いつか脳が答えを出してくれます。

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ちなみに、「どうやったら◯◯しないようになるか」という問いはNGです。

例えば、「どうやったらお金に困らないようになるか」「どうやったら人間関係に困らないようになるか」と問うと、意図しない答えが出ることがあります。

例えば、「人間関係に困らないようになるには?」と問うと、「家に引きこもり、誰とも接点を持たない」という答えも可能です。

これでは確かに人間関係に困ることはないかもしれませんが、世界も閉じてしまいます。

「どうしたら◯◯できるか」という問いを立てましょう。

ということで、インドネシアでの仕事に関する情報があれば、ぜひ教えてください!英語とインドネシア語が話せます(笑)

■■今日の教訓(ポイント)■■

どうしたらできるか?

■■以上■■

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