【No.1388】暴走族の爆音が心地よくなる魔法

めっちゃくちゃ久しぶりに暴走族を見ました。

フォン、フォン、フォーン
ズド、ズドドドドド
パタン、パタン、パタ、パタタタタ
スパ、スパパパパ
ビィィーーーーーーーン
ウォン、ウォウォ、ウォン、ウォウォ
パー!パー!

うるさすぎて、イヤホンの音も全く聞こえません。

50台くらいでしょうか。

昔の仮面ライダーのバイクのような
ハンドルらへんの頭と透明のカバーがグーんと伸びたやつや
座席の後ろがグイーーーんと伸びたやつなど
「ザ暴走族」というバイクを走らせていました。

ピカピカピカピカ
視覚的にもすごくアピールしてきます。

これまでなら、うるさいなぁと思っていたでしょう。

でも、最近の僕は違います。

「珍走団」

暴走族のことを形容するために、愛読しているメルマガ『平成進化論』の鮒谷さんからいただいた言葉です。

この言葉をいただいていたので
あのうるささ(視覚にも聴覚にも)も
むしろ愛おしさすら感じました。

これは「レッテル貼り」という方法です。
要は面白いあだ名を付ける技術です。

例えば、

暴走族のことを「珍走団」
未だに歩きタバコをする人を絶滅危惧種に例えて「珍獣」
喫煙所は「珍獣保護区」

特に汎用性が高いのは「チンカス」もとい「珍&カス」

この「レッテル貼り」という技術を学んでからも、
ついぞ見かけていなかった、やはり絶滅危惧種の「珍走団」を
やっとこさ、見ることができたのです。

うるささよりも、感慨深さがはるかに勝ります。

えーーー!まだいたんだ!!✧(✪д✪)✧ キラキラ
元気だなー!てか、元気に生息してたんだなー!

もちろんこれまでも1台・2台くらいで、
暴走族っぽいことに憧れた少年を見かけることは、たまーに、ありましたが
こんな大所帯は、もう絶滅危惧種でしょう。「珍獣」です。

ここ数日、つくづく思うのですが

言葉遣いって本当に大切ですね。

その物事に対する解釈を180度変えられます。

「暴走族」なんてただの近所迷惑な団体は、
見かけても不愉快以外の何ものでもありませんが、

「珍走団」という面白いレッテルを持ちながらも
それを使用する機会がまるでなかいのもさみしいものでした。

それをやっと使える対象を見つけた喜びたるや

昆虫採集が趣味な人が、めっちゃ珍しい昆虫を見つけたときみたいな、そういう感じに近いと思います。

こんな発想の転換ができるのは、
言葉遣いのおかげでしょう。

まるで魔法です。

日々、生きていると
どうしても面白くないことが起きますね

会社の上司など「なんでそうなるの!?」と思いたくなることもあるでしょう。

そういう人たちは「珍獣」です。「珍&カス」略して「チンカス」です。

そういう言葉を当ててみると
心の中のモヤモヤとした炎が、少しずつ小さくなっていく気がしませんか(笑)

以上、言葉遊びを楽しみましょう!

自分で面白いあだ名をつけてみるなど、言葉遊びを通して、解釈や発想の転換をする。

そうやって、

今日も1日「優柔不断は誤った決定よりなお悪い」「あらかじめ○○していたら、あとで楽になる」という言葉を胸に、結果の有無に関わらず、人生と仕事を楽しんでいきましょう!

■■今日の質問■■

モヤモヤしたことに
おもしろいあだ名をつけるとしたら
どんなあだ名にしましょうか?

もし適切なあだ名が思いつかないなら
「珍〇〇」などと「珍」をつけてみたらどうでしょうか?

■■以上■■

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