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エッセイ

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山﨑祐介のエッセイ集です。
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#スキな3曲を熱く語る

あの時、君が褒めてくれたから

「山崎の作文、めっちゃ泣けたんだけど!!」  すれ違いざま、興奮気味に感想を投げ付けてくれたのはコトミだった。  読者の感想を待っていた私は、「え?そう?」なんて平静を装いながら、期待していた反応があったことに手応えを感じた。  あの冬の日、私は一つの宝物を手に入れたのだ。  私は現在37歳。自営業をしながら会社員の妻と3歳になる息子との3人暮らしだ。息子が生まれてからというもの、育児が私の頭の半分を占めている。  息子が伸び伸びと成長するにはどうすればいいか、それ

好きな曲を掘り下げると自分が見えてくる

頭の中に映像が浮かぶ曲が好きだ。それはきっと、自分の経験と歌詞をリンクできているのだろう。過去の喜怒哀楽が頭の引き出しから取り出され、歌詞に乗せてくれるのが、私にとって心地いい曲なのだ。 私の好きな曲を掘り下げると私が見えてきた。何かひとつの「好き」をきっかけに自分を知るのはとても健全だ。今回はそんな作業を皆さんに読んでいただきたい。 竹内まりや「駅」 良い音楽は時代を超える。30代の私でもこの曲の歌詞は胸に突き刺さり、学生時代の恋愛をありありと思い起こさせる。 あの