ゆうたろう

フロントエンドエンジニア/テックリードです。メルカリという会社で多文化、多言語なチーム…

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フロントエンドエンジニア/テックリードです。メルカリという会社で多文化、多言語なチームをリードする仕事をしています。

最近の記事

長く同じ組織に居ると自分の嫌な面が見えるようになるという話

今の会社に属して4年が過ぎようとしている。正直慣れを感じるし、十分自分をプッシュできていないのではという不安も感じている。 そんな中で、自分にとって同じ組織で長く働き続けるということは、より自分自身と向き合う機会を増やすことにつながっていると気がついた。 多くの人が新しい環境、組織では緊張感という名の外装を纏う。 詳細は他人事に異なるだろうが、私の場合は勤勉で礼儀正しく謙虚かつアグレッシブなコントリビューターであろうとする筈だ。 長く同じ組織で働き続けると、この緊張とい

    • エンジニアリングマネージャ1年目を振り返る2020

      フロントエンドエンジニアをしながらテックリード (TL) とエンジニアリングマネージャ (EM) をやっています。TL としては2年、EM としては1年未満のキャリアしか無いのですが、せっかくなので EM 初年度を振り返ります。実際の EM 1年生はどんな感じなのか伝えられればと思います。 2020年1月~3月 (EM 登用前)個人的に英語のスキルがビジネスレベルに近づきつつあり、色々なチームとセキュリティや浅めのインフラなど自分の専門分野外のコンテキストも新しい知識をイン

      • メルカリに入社してちょうど2年5ヶ月25日経ちました

        2018年5月にメルカリに転職してからもうすぐ2年半になりそうです。2年間温めてきた入社1ヶ月エントリーです。 ニート -> フリーランス -> ベンチャー -> メルカリというキャリアの中で一番大きな組織だったので、今までと違ったこととか、急成長した会社で分かったこと、気をつけたほうがいいなって思ったことをまとめます。 分かったことなるべく広く大きく行動したほうがいい スタートアップ等小さな会社であれば意識しなくても会社へのインパクトは大きくなりますし、チーム間での動き

        • Formula 1 から学ぶエンジニアリングマネージャのための英語力 #01

          F1 は世界最高峰のスポーツの一つです、多分テニスだったらウィンブルドン、サッカーだったらワールドカップか何かそのへんです。Netflix に Formula 1 Drive to Survive というドキュメンタリーがあり、英語の字幕付きで見ることができます。世界最高レベルの人たちの英会話をなんの苦労もなく見聞きすることができるのです。しかも殆どの人にとって英語は彼らのネイティブ言語ではありません。この番組から学べば世界最高レベルの英語力が身につくのはもはや自明です。

        長く同じ組織に居ると自分の嫌な面が見えるようになるという話

          テックリードやエンジニアリングマネージャに対する役職給・手当は欲しくないという話

          テックリード (以下 TL) という役割で仕事をしています。誤解を招きそうですが雑に要約するとチームの技術的決定やファシリテーション、質とスピードの担保などなどの役割です。 先日チームメンバーとの 1on1 の中で「TL って大変なんでしょ? 役職給とか貰ったらいいじゃん」と言われたことがありました。 素直に労力や苦労のねぎらいとして捉えられる文脈だったのでありがたいなという気持ちとともに、そういう手当は貰いたくないなとも思っています。 綺麗事ではなく、そのほうが自分にとっ

          テックリードやエンジニアリングマネージャに対する役職給・手当は欲しくないという話