見出し画像

コーカイ日記181

11/28
曇り、16℃/6℃。
休み。なにも気乗りしない。多くがshouldでwantが背景に後退して見えなくなってる。べつにどうでも良い気になる。静脈は相変わらず表面に浮いており医療的にルートを確保される事を望んでいるようだ。身体が歩くことと思考が歩くことには関連がある。どちらも止まっている今、ぼくは寝床で病人のように沈んでいる。話したくない。考えたくない。生きたくない。死にたくない。
具体的にカタをつけることが必要そうだ。
ノートPCの上はあっという間に本と飴とペンとコードと空のペットボトルで埋まる。
これを書くことにもそう意義があるとは思えない。半年以上続けて習慣化と内面的義務化されてしまったから書いているだけだ。どうでもいい。心底どうでもいい。心に底があるとは思えないけど。心は皮膚に沿ってあると思っている。だから髭を剃ったり、肌が乾燥で荒れたりするとその通りに心も変化する。僕の内蔵たちは完全に別動体で自律的に勝手に身体を処理してくれる。脳は脳で心とは別に精神現象を起こすけど、心は常に爪切りや散髪とともにあり外部に直に触れて世界と混じり合う。その辺に散らばった落屑や抜け毛がぼくの心の一部で、心は広範囲に飛散している。もはやぼくのかどうかはどうでもよくてそうやって飛散してることが健康な心の、健康な居場所であって擦りむけたりしながら血の味をお裾分けしつつ他者に触れて溶けるようにして落ちる。ポタポタと落ちる。床の傷に染みて、世界に沁みる。つまんねーの。了。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?