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成長(A)東京V

アウェイで勝利したのはいつぶりだろうか。

4/29以来らしい。いつだろう。いわき戦か。

長かった。



前節の清水戦。後半AT弾。悲しさよりも虚しさよりも悔しさが勝った。悔しかったんだよ。


迎えた連戦での東京V。この試合も上位対決。負けたら離されてしまう。これ以上離されるわけにはいかない。


この日は選手もサポーターも違った。

選手は土曜日の敗戦など引きずっていない顔つきで。

サポーターは最初からテンション高く選手を鼓舞して。


↑これは僕が試合後に呟いたものだけど、今シーズン1番の雰囲気の良さだった。

選手たちは今日は絶対やらせないという気迫。得点を取るという勢い。

全てにおいて勢いがあった。

前半鍬先の走り込んだ潰しから、加藤大のクロスでフアンマへ放り込む。フアンマはシュートに持ち込まずに中へ折り返した。

あえてボックス内に走り込まずにポケットを開けていた増山が待ってましたとばかりに勢いよく入り込みシュート。先制した。


ゴール裏のボルテージは1段階上がる。


後半。悲劇が起こる。2枚目のイエローカードを貰ったカイオ。10人で40分近く戦わなければならない状況に。大分戦の再来だ。

今日は違った。選手は誰一人として諦めていなかった。サポーターも諦めていなかった。むしろポジティブな声掛けで残りの選手を励ましたのだ。

勢いが衰えることはなく、しっかりブロックを形成し、逆に乱れることなく守備を整理した長崎。

奥井が相手のロングボールをクリアすると、このままフアンマの元へ。ワンバウンドしたボールをフアンマはトラップすることなく、弾丸のボレーシュートを叩き込んだ。


フアンマの今年の得点シーンは技術力の高さが光るシーンが目立つ。
こんなに上手かったのだろうかと思うくらいに。

フアンマは強い。フアンマはすごい。長崎のエルマタドール。


この後走ってきたフアンマは喜びを爆発させた。その瞬間のシーンはドラマティックな場面だ。

ぜひハイライトを見て欲しい。




このままリードを奪った長崎は優勢に進めるが、東京ヴェルディも負けることはなく。

終盤でデビュー弾を決められてしまう。長崎は初物に弱い。卒業させる側だ


それでも失点しても、誰一人下を向かず声を出し続けて跳びはねていた。選手とゴール裏が一体となって勝利を持って帰りたい。その気持ちが今日は強くなったのだ。清水戦の出来事を繰り返さないように。


2-1で勝った。100分にも及んだ激闘だった。
僕は泣いてしまった。清水戦の時も悔しくて泣いてたが。この涙は喜びの涙だった(今シーズン泣きすぎだな)

J1昇格へまだ望みを繋ぐ。寧ろ混戦に持っていくことが出来た。これはチャンスなのだ。ここで勝つしかないのだ。慢心してはならない。


次節は山口だ。まだまだ油断出来ない戦いは続く。勝つしかないのだ。勝ち続けるしかないのだ。

勝つためにはサポーターの応援も大事なのだ。別に熱くなる必要は無い。ゴール裏で応援しようって言う訳でもない。ゴール裏でもいい。他の席で見るのもいい。合間合間でDAZNでみるのでもいい。なんならリアタイで見れなくてもいい。

勝って欲しい。負けないぞ。絶対勝つぞという気持ちを持って試合を応援すればいいと思っている。ことばや思いは大事な事だと思う。

いい試合でした。

いつもありがとうございます!
七夕なので笹と短冊を持ち込みました
激闘でした。手強かったです。


また次も勝つ。勝者のメンタリティ。

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