採用活動はチームワーク。どういう体制でやるのが良いかを考えてみる。

こんにちは、Caratの中屋まりといいます。

Carat株式会社 | ｢働く｣をプロデュースし、自立した女性を増やす

今は、規模としては小さいですが、HR/採用支援事業・Webマーケティング支援事業・オペレーション支援事業の3つの事業を回しています。

特にHR/採用支援事業については、70社以上採用支援をさせていただいて、少しずつナレッジも溜まってきました。その中で、採用が進む会社・採用がなかなか進まない会社の特徴がはっきりしてきたなと。

特に、なかなか採用が進まない会社に共通していることは、全体的にチームワークがうまく行ってない会社です。

というわけで今日は採用活動がうまくいくためにどういうチーム体制が良いかを良い事例も交えながら書いていきたいと思います！

自走できる人事担当者を窓口にする

ぶっちゃけ今まででダントツで成果のギャップが大きく出るのはここでした（笑）自走できない人事担当者を窓口に置くと一気に成果が落ちます。

・全て現場に任せるためいちいち時間がかかる
・自社への理解がないためせっかく来た候補者をアトラクト・判断できない
・現場に文句を言われるのが嫌だから初期接点までのスクリーニングが異様に高い
・スーパー短期で内容がコロコロ変わりモニタリングできない
・双方の成果やKPIを履き違える
・全部こちらのせいにするw
・あとは人事がやばいw謎にやたら上から目線で協力体制を作るのが無理w

これは能力の話ではなく、体制で解決できる問題なので、まずはどこか一部門だけでもいいので、人事担当者である程度完結できるような体制を作っていくのが良いかと思います。

初期接点はまずは「会う」スタンス

スカウト候補者・書類選考について、良くこのようなフィードバックをいただきます。

「スカウトはこちらから送るのでなるべくマッチした人に送りたい」
「(企業名などはマッチしてるのに)レジュメの内容が薄いので判断できない」
「カルチャーマッチしなそう」

ここで、採用がうまく行っているクライアントの方々が言っている言葉をお伝えします。（全部ベンチャー）

・「まだまだ知られていないベンチャーに応募してくれてありがとう！」という気持ちを込めてなるべく会いたいんです！
・「まずは全員に会いたいので、一旦スクリーニングはしなくても大丈夫です！」（応募者200件/月以上）
・「せっかくお会いできるので単一ポジションではなく他のポジションでも提案したいと思ってます！」
・「社長・役員が初めに面談するので、ガシガシ設定しちゃってください！」

違いはわかっていただけると思うのですが、採用活動のうち、特に初期接点は企業が候補者を選ぶ場ではなく、候補者が企業を選ぶ場です。

特にダイレクトリクルーティングが採用活動の主流に来ている今、そこのスタンスが顕著に出ているなと。

ダイレクトリクルーティングのスカウトの返信率は、媒体/職種によりますが大体3-10%程度です。100人送っても、3-10名しか返ってこずそこから何人会えるか・・。という接戦です。

そのような状況下の中、まだ一度も会ってないし会ってもらえるかわからない候補者のことを選んでいる場合ではないのです。（笑）

面談を「工数」という概念は捨てて、とにかく会う体制を作っていくことが大事です。

選考へのリードタイムは2日以内

一般的に内定承諾まで1ヶ月以内だとスムーズ、伸ばしても1ヶ月半程度が平均だと言われています。その際、各選考のリードタイムが2日すぎると候補者からの返信がグッと下がりますので、2日過ぎたら誰かが決定するという役割を決めるのが良いかと思います。

社内調整より会うことを考える。

よく社内調整（社内への説明シート作成や会議室の手配など）でやたら時間が取られてなかなか進まないパターンがあります。それも大事なんですが、それより一人でも多く会うことを考えましょう。

最後に

採用活動は、私たちみたいなRPOに依頼する"だけ"では成果は出せず、クライアントの方々の協力が必要です。それはある程度の成功パターンはありますが、そのクライアントに合った成功パターンを一緒に作っていきたいからです。

私たちはただ数を稼ぐだけのスカウト屋ではないし、単なるオペレーション代行ではありません。クライアントの事業成長のために、採用活動を通じて長期的なブランディングや最適な採用手法を戦略的に考えていきたいと思っています。

そのために、契約社数もそこまで広げず、できる限りハンズオンで信頼関係を築いていけるような体制を作っています。

ですので、出来る限りクライアントの要望には答えたいと思いますし、逆に弊社からの要望や意見も遠慮なく伝えています。

クライアントによっては耳を塞ぎたいことでも、絶対成功につながることであれば遠慮なく提案するスタンスを私だけでなくメンバー一同持っているので、もしお困りなことがあれば一度お問い合わせお待ちしています＾＾

オリンピックも終わり、お盆も明け、これから年末にかけて採用ピークが始まりますので頑張っていきましょう！

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Caratでは、HR/採用支援事業・Webマーケティング支援事業・オペレーション支援事業を展開し、企業・プロジェクトのブランディング企画・構築・運用を強みとしています。各領域に特化した全員女性のディレクターメンバーが在籍をしています。サービス資料は以下においておりますのでご覧ください！→お問い合わせ先：「hello＊carat.work」（＊マークを＠に変更してお送りください！）

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