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待ち、堕ち、タバコ。

きっとタバコって

普通に生活していたら出会わないものだと思う。

というか出会っても

吸わない選択肢を取る人のが大多数だろう。

そう思ってしまった理由は 

吸ってる時間、タバコを買うお金、喫煙所を探す手間。

勿体ないから。

そして周知の身体への悪影響。

そんなリスクを背負ってまで吸う選択肢を取るのか。

なんで吸うようになったのかを少し考えてみる。


タバコが解禁されるのは20歳。

けど私が中学生の頃
不良と断定された人たちは、吸っていた。

13歳から15歳で出会ってしまう訳はなにか。

すぐに思いつくのは

親か先輩のどちらか。

親が吸っているからという興味本意。

あるいは「お前も吸えよ」という強要(教養)。

「ちょっと吸うだけだから」

いいコピーだと思う。

「ちょっと〇〇するだけだから」

ちょっとで終わった事なんてない。

そうやってタバコに出会ってしまう。

反抗心。火を扱う自分、吸ってる自分カッコよくね。逃避。

ポケットに小さい箱とブタンガスが入った容器を持っている。

それだけでカッコよく見えてしまう。

怖そう、強そうに思えてしまう。

だから未成年ながらにタバコを手にしてしまう。

ここでタバコを手にした人も未成年喫煙ということで悪いと思うが

一番悪いのは

カッコいい、強そうとか思わせ、唆した

親や先輩。

高校、大学と進んでく毎に
タバコを吸っている先輩率が高くなる。

各中学で先輩に育て上げられたタバコマウンターが一同に会す場所が高校。

大学は高校でタバコマウンターのトップだった人達が集結するオリンポス。タバコを薦めるのが上手い。

みんな吸ってるから。ちょっと吸うだけだから。

吸わないと輪に入れないみたいなのもあるし。
タバコミュニティ。

共通言語みたいなもので

1人で始めると怖いけど
みんながやってるなら
みんながやり始めるなら
私だけじゃなくて君もやろうよ

そうやってお付き合いは始まっていく。

何にも興味なかったのに。
ただノリに乗せられて。

単なる紙で巻いた葉っぱに火をつける。

咳き込む。

「咳き込まないようになったら一人前」

そんな先輩も先輩から。親も先輩から。

これがずっと繰り返されていく。

だから本来は先輩も一番悪いわけではない。

最も悪いのは

タバコの開発者。

諸説あるが、最初は宗教道具だったらしい。

趣向じゃなくて、天上の精霊との通信道具。

え。カッコいいとは思わんでしょ。

すごく言い方が悪いけど

お焼香の時に、「これカッコイイ」って思うようなものだぜ。

ほな、開発者と違うかー。

んじゃあ、黒幕は、それをカッコいい!って思い、布教した先駆者だな。

異文化交流の時、お偉いさんが、外国人がパイプを吸っている姿を見て、カッコいい!ってなって、自国に持ってきたのが悪い。

全てはコイツのせい。

コイツさえいなければ、タバコなんて存在しなかった。

でもコイツが居たから

伝播していった。

コイツのせいで

今あなたはタバコの枷に繋がれている。


1人が吸い始め、
誰かに勧め、吸い始め、
また誰かに勧め、吸い始め、広まっていく。

これって

感染症と同じじゃない。

あーあ。よくない。

帰着場所が本当によくない。



まあ、まとめると

私には、タバコを勧めてくるような友達も先輩も、タバコを勧めてこない友達も先輩も居なかった。

って事です。

あーあ。タバコ吸おっかな。







とか思いません。

私は

お金もないし、力もないし、地位も名誉もないけど

寝ればストレスとか全部無くなるんで

友達がいないということに気づいて、悲しくなってしまう前に寝ます。

p.s.
私はタバコが嫌いとかじゃないんですよ。
ただあなたがタバコを吸っている時間、その時間私は何をすればいいんですか。

おおよそ3分。バリカタ豚骨なら食える。私がウルトラマンだったら敵倒せる。能動的になって、さよならもはじめましてもできる。

喫煙所の中に居たくないし。って言ったら
じゃあ吸えば?って言われました。
きっしょ。吸うかぁボケェ

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