20年ぶりの海外/LA その二
知り合いに「年末年始、LAに住んでる友だちに会いに行く」と言ったら「しばらくぶりなの?と聞かれ「一年ぶり」と答えたら、「なんだそんなに時間たってないじゃないw」と笑われたものの、自分にとっては一年は長かったw
もうほぼ毎週会って、出かけて、死ぬほど笑って、バカみたいに食べまくって、グチを言い合ったり、クソ真面目な話をしたり、なんでも話ができて、一緒に居て一番面白い男。
様々な理由で去年、彼は日本を去った。毎週のように会っていたから、突然大きな穴が開いたようだった。
まぁ、仕方ない。人生とはこういうもの。人はやってきて、必ず去って行く。去って行っても続く仲もあれば、そうはならず続く仲だってある。
まぁ、とにかく1年ぶりに彼と再会。感激ものでした。
彼の両親に会うのは初めて。とにかく良くしてくれ、優しくて感謝してる。ママの作った料理は最高!パパは口数が少ないものの、優しさと人懐っこさがあふれている人。
年末年始の7日間。ロスで過ごしたけど、彼は自分が街にあまり興味がないことを知っているので、自然の多いところに連れて行ってくれた。
ロサンゼルスと聞くと大都会のイメージだけど、いやいや、美しい自然、海に山、湖、湿地帯、観るところはたくさんあって、圧倒された。
やっぱ日本は小さな島国なんだな~と。
カルチャーショック。20年ぶりのUS。初めてのLA。
若いころに気付かなかったこと、今の年だから冷静にみられること、今の年だから気づくこともあって、意味深い時間を過ごせたなーと実感。
運転が荒い
はい。昔、アメリカに行ったときには全然気が付かなかったけど、一番ビックリしたのは、みんな運転が荒い、ガサツ、自分勝手。もう無理やり割り込んできたり、三車線を横にスライドするかのごとく運転する人、登坂車線なのに追い越しレーン並みにスピード出す人、もうメチャクチャです。こりゃ事故するわな・・・と。
人種差別は根強い
これは特別何かあったわけではないけど、空気としてそうしたものをヒシヒシと感じる。特に白人多い街なんかには漂っているものが。うまく住み分けが出来ているのは感心。差別的な雰囲気はあるものの、優しい一面もあったり。逆に日本人みたいに「私たちは人種差別しません」と言いつつ、自分たちの隠れた差別意識を認めない空気の方が怖いと実感。これは近い将来、日本人が直面する問題になるんだろうなと。
食べ物の多様性に驚き
まぁ、もちろんミックスカルチャーだから何の疑いもないことだけど、食べ物のの多様性がある → 選択肢が十分に用意されていることが素晴らしいと思った。日本だとビーガンの人はとにかく外食で苦労するけど、アメリカはインド料理だろうがアメリカ料理だろうがビーガン食はどこにでもある。
日本は「舶来もの」として好んで食べている傾向があるから、アメリカのそれとはちょっと違う。いい悪いかの話ではなくて。
基本的に前向き
これは特に感じた。日本人は基本的に根暗で、キリキリしていて、不満げで出来れば誰とも関わりたくないとか、自分の仲のいい間以外は拒否するような人との関わりが強いし、他人ともなると、関わりませんバリアーは強い。でも、アメリカは助け合うこと、前向きでいることが「根底」にあるから、主張しつつも受け入れることもする。日本人の場合は、受け入れた「フリ」をして、「私は受け入れられないから」と遮断することが多い。
まぁ、気づいたことを、今思いつくだけパパっと書いたものの、決して日本人批判&アメリカ最高と言いたいわけではないです。勘違いしないでね。
人の心理傾向って、単にボン!と存在しているのではなくて、ちゃんと物理的な住居や空間や土地側や食生活、労働や余暇、抱えている問題なんかで形成されるものだから、日本人は日本人ならではの気質があって当たり前だし、アメリカ人はアメリカならではの気質があってあたりまえ。それを比較してどっちが正しくて・・・というのはナンセンスなのは十分承知。
ただ、違いって目の当たりにすることができるもので、参考にしたり、取り込めるなら自分の中に取り込むといいでしょうねってな程度の話です。
アシカラズ。
まあ、とにかく色々と刺激と楽しみのあふれた7日間でした。
また早いうちに会いに行きたいな~と思いつつ、です。
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