vuca012ミレニアル世代

1994年生まれ、最後のミレニアル世代です。 日々の気づきを投稿します。 Z世代に…

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1994年生まれ、最後のミレニアル世代です。 日々の気づきを投稿します。 Z世代に負けず、変化を楽しむ同世代に読んでもらえると嬉しいです。

最近の記事

リアルタイムデータ時代の、企業にとってのトラストの意味

データ経済、デジタル社会というキーワードを聞くようになって久しい。 企業にどのような影響があり、変化が求められるか。 一例ではあるが、ビジネスにおける「トラスト」の意義が変わってくると考える。 分かりやすく言い換えると、これまではアドバンテージだった「トラスト」が、データ時代においては必須項目になっていく、ということだ。 なぜか。 ビジネスにおいてリアルタイムでデータが収集され、AIが解析し、自動で判断がなされる、ということが高速で繰り返されるのがデータ経済の特徴だ。

    • リーダーシップとは何か

      リーダーシップとは何か、リーダーシップとマネジメントとの違いは何か。 こんな話をよく聞く機会があるのではないだろうか。 答えは決して一つではない。 ・リーダーシップ:方向を示し、仕組みを作る ・マネジメント:方向に寄り添い、仕組みを回す ※自分の実体験で一つ付け加えるとすれば、新しい組織や取り組みを軌道に乗せるまでは、1人がリーダーシップとマネジメントを両立することが必要になる 僕が今まで見聞きしてきた中で一番しっくりきて、それ以降自分なりの答えとしているのはこれだ。

      • 日本は失敗を許容する社会にならなければいけない

        日本の再興について議論されるようになって久しい。 今や先進国とはいえないほど世界で競争力、成長力を失っている日本において、「日本は世界のトップに君臨している」という概念を持つ層が引退していき、このような議論が盛り上がっていることは良いことだと思う。(実際このような層の人たちは、日本がナンバーワンの時代を生きていた) さて、日本を再興させるためには何が必要なのか。たくさんの取り組むべき項目、課題があるが、今回は「失敗を許さない日本の文化」に着目してみる。 多くの人が感じてい

        • アジャイルガバナンス

          今日はアジャイルガバナンスについて少し情報をまとめてみる。 アジャイルガバナンスは、経産省の「Society5.0における新たなガバナンスモデル検討会」により2021年に提唱された。 簡単に言うと、これからの社会で必要となる新しいガバナンスの考え方(在り方)を定義している。 ポイントは、 ・これまでと違い、ゴールが一定ではなく環境により常に変化する ・またステークホルダーが多様化する ・そんな社会において迅速に仕組みやルール・制度をアップデートする事を目指すガバナンスモデル

        リアルタイムデータ時代の、企業にとってのトラストの意味

          潜在的な課題の解決にお金を払ってもらうためには

          事業、ビジネスを考える際、解決したい課題はなにか?ということを考える。 この「課題」を、2種類に因数分解してみよう。 ①ボトムアップの課題:既に顕在化しており、課題が原因で困っている人がいる ②トップダウンの課題:「将来こうなる」という像と現状とのギャップであり、課題が原因で将来困る人がいる(仮説) さて、前者に対するソリューションにお金を払ってもらうことはさほど難しくはない。 一方で後者は難易度がグッとあがる。 例えば、僕はプライバシーガバナンスという領域の仕事をしてい

          潜在的な課題の解決にお金を払ってもらうためには

          発信して、外からのフィードバックで学ぼう

          僕を含め企業に所属している多くの同世代の抱える課題は、自分の考えを社外に発信する機会が限定だということだと考える。 ・起業家 ・大企業に所属している上位職階者 これらの人は、発信することが自社のビジネス拡大の重要ピースとなるため、仕事の一貫として実施している。 一方で企業に属して比較的下の職階にいると、あっても社内での発信に留まることが多いのではないだろうか。 では、我々は自分の考えを社外に発信する機会を作らなくてよいのか。結論はノーだと思う。 社外に発信することで、想

          発信して、外からのフィードバックで学ぼう

          やりたいビジネスとマネタイズの話

          新規事業、ビジネスを検討して共有した時に1番に言われるのが、マネタイズのことではないだろうか。 気づくと僕たちは「どうやって儲けるか」を一番に考えるようになってしまう。 もちろんビジネスをやる上で、利益を出すことは必須要件であり、マネタイズは重要だ。 ただ、本来あるべき思考のロジックは、「やりたいこと、実現したい社会に近づくために必要なビジネス」を純粋に考え、それを実行するために稼ぐ方法を考える、というものではないだろうか。 分かりやすいシンプルな例で言えば、主軸のビジネ

          やりたいビジネスとマネタイズの話

          デジタル化の本質

          デジタル化の本質とは何だろうか。 この問いに対する答えは人によってバラバラだろうし、正解はない。 僕は「あらゆるプロダクトやサービスが個別最適化されること」とかんがえている。 「あらゆるプロダクトやサービスを個別最適化する」ために必要なことが2つある。 ①リアルタイムでデータが収集される ②判断が自動化される この2つを実現させるためにデジタル化が必要になる。故にデジタル化の本質が「あらゆるプロダクトやサービスが個別最適化されること」となるわけだ。 この時非常に重要な

          「安全性、信頼性、透明性」

          職業柄、「安全性、信頼性、透明性」と言う言葉をよく耳にする。 データ経済、デジタル化社会において、「安全性、信頼性、透明性」はより重要性を増していく。 いやむしろ、これらはビジネスにおいて必須事項になり、対応できないビジネス主体は競争力を失っていく、と考えている。 データ経済、デジタル化社会(すなわちデータ主導の世の中)における、データ提供者(企業や消費者)からの目線にフォーカスすると、それぞれ以下のような意味と解釈できる。 ・安全性:提供したデータが漏えいしない、不正に

          「安全性、信頼性、透明性」

          農業のサプライチェーンを考える

          最近、農業分野に関心がある。農業の抱える課題こそ、2050年に幸せな生活を送るために僕たちが真剣に向き合わなければならないものと感じるからだ。 農業の抱える課題はパッと思いつく表面的なものでは以下のようなものがある。 ・人材不足(高齢化) ・食料ロス(世界で約3分の1がロスになっている) ・サプライチェーン ・データ流通 これらに対して、既に実装されているものも含めると、例えば以下のようなソリューションやアプローチが考えられる。 ・規制緩和(民間企業の農地保有を可能に)

          農業のサプライチェーンを考える

          自分の市場価値をどう高めるか

          変化の激しい社会、僕たち一人ひとりにも高速に変化していくこと、または目まぐるしく変化していく社会に常に適応していくことが求められている。 そんな現代社会において、転職をどう考えるか、ひいては幸せな選択をするために自分の市場価値をどう高めるかは、非常に重要なテーマだと感じる。 以前読んだ「転職2.0」(村上 臣:Linkedin Japan)に『タグ』を増やしていく、と言う考え方が紹介されていた。 自分の特徴や強みを表す『タグ』について、 ・いかにタグを増やすか ・いかに

          自分の市場価値をどう高めるか

          新規事業を考えるうえで何が大切か

          同世代の多くが、組織において新規事業を検討する、または実行しているのではないだろうか。僕もその一人だ。 さて、新規事業を考えるうえで何が大切か。 以下に挙げるような項目は、言わずもがな重要だ。 ・市場ニーズがあるか ・マネタイズが見込めるか ・自社の強みが生きるか 若手(これまで新規事業を立上げ、成功した実績がない、と定義する)として新規事業を提案する時に、特に「市場ニーズがあるか」という観点が難しいと感じる。 「市場ニーズ」とは、既に顕在化しているものと、まだ潜在的な

          新規事業を考えるうえで何が大切か

          データ流通

          Society5.0、スマートシティ、デジタル田園都市構想などで共通して語られるのが、「いかにデータを流通させるか」という論点。 簡単に言うと、あるゆる産業・領域、または都市間を横断してデータを安全に共有させ、プロダクトやサービスを最適化するというもの。 日本が「データ流通」をどう実現していくべきか、我々世代が本気で考え実現していかなければならない。 他国の事例を見ても、様々なスタイルがある。 例を挙げると、欧州(EU)は「データガバナンス法」を施行予定だ。(ルールメイク

          自分なりの戦略

          グローバルブランドを冠したコンサルファームで働いていると、異常に頭が良い人(勉強が出来るという意味で)、異常に体力がある人、、、 自分が真似しても到底敵わないと思わされる人が同世代にたくさんいる。 そんな現実に直面した時、考えられる選択肢はシンプルに2つある。 1.同じフィールドで戦う 2.異なるフィールドで戦う 相手が魅力的に見えるため1を選択してどうにか抗おうとする人が多いと感じる。 でもそれはとても非効率だ。(かつ、自分が追いついた頃には相手は別のステージに進んでい