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わが子を「自立した子」に するためにどんなこと をすればいいか?


今日は わが子を「自立した子」にするためにどんなことをすればいいか? についてご紹介します!!

「自立した子」になってほしい!

謝れない子供にイラっとします。何を言えばいいの?

お小遣いはいつから ?いくらからが正解なのか?

ゲーム機・スマホはいつから、ルールはあるのか?

習い事はいくつまで?やめどきは?

朝の支度、翌日の準備ができるようにするにはどうすればいいか?

すぐ諦める、負けても平気な子供にどう接する?

忘れ物が多い子は、どうすればいいのか?

などなど…

子を持つ親としては「自立した子」になるためにはどんなことをすればいいか?

悩みの種は尽きないです。

そこで「自立した子」になるためのしつけの知恵を紹介したいと思います。

では行きましょう!

朝の支度、翌日の準備ができるようにするには?

忙しい朝の時間。子供がぐずぐずしていると、イライラしますよね。

ものすごく親の気持ちが分かります。

例えば、小学生の料理長として活躍する専門家は次のように言います。

小学校の寮においては入学当初はぐずぐずしていた1年生も、半年もすればテキパキと用意するようになります。

その秘訣は、何かした後には必ず楽しみを用意することです。

その楽しみは、早くやらないとできないこと。

この決まりを徹底することです。

寮においては、起床時間は6時で、15分で制服に着替えて食堂に集合して朝食を摂るようにします。

食事が終わると7時55分まで自由時間になります。

その間は、テレビを見たり遊んだり好きなことができます。

子供にとっては、朝食や10時間が楽しみになります。

15時過ぎ、授業が終了したら、敷地内の学校から寮へ戻り、

翌日の用意をすることが決まりになっています。

それを終わらないと、おやつの時間が迎えられないまま

16時20分からの自習に入ることになります。

また、夕食と入浴を済ませた後、消灯は20時半となっていますが、

その直前の30分〜40分間が10時間になります。

これも、その前に歯磨きをすることが条件になっています。

何も、やるべきことをしないとお楽しみの時間が減ってしまうので

それが早くやる動機になっています。

子供がサッと身支度できるように環境を整えることも大切です。

寮においては、自分でロッカーの洋服棚に洗濯された下着などを収納させています。

取り出しやすいようにきちんと収納するよう指導していて、できているかは常に目を光らせています。

寮生活をしていると、みんなが同じようにやっているので、

徹底しやすい面があります。

その点自宅では甘えがあって、うまくいかないかもしれません。

でもやるべきことと時間を定めた1日のタイムスケジュールを

家のどこかに貼っておくと便利です。

それを見ながら、毎日、繰り返し実践することで、

次第にさっと用意ができるようになっていきます。

もし、こうした対策が功を奏さなかったら、放っておきましょう。

これは「あなたの人生だから、私は知らないよ」というメッセージを子供に与えましょう。

特に高学年になったら、それくらいでちょうどいいと思います。

遅刻しても手を貸さない。

それで学校で叱られればいいのです。

本人が恥をかいており、情けない思いをすれば、きちんとやるようになるでしょう。

最終手段は、担任の先生の力を借りましょう。

三者面談の席で、先生に「お母さんがしっかりしていないから、いけないんですよ」と叱ってもらうのです。

親を叱ってもらうところがポイントで、

いい大人が怒られている姿を見たら、さすがに申し訳ないと思うのではないでしょうか。

謝れない子供にイラっとします。何と言えばいいの?

1の「個性」を5つの因子で分析するFFS(ファイブファクター&ストレス)理論では、

「謝るべき」だと思う子供に子供への思いが伝わらないのは

「弁別性」の因子が関係していると考えます。

弁別性とは、物事を区別する力を言います。

この力が強い人は、論理的かつ分析的な人間になります。

謝らないのは、子供なりの「理由」があるからです。

自分で考えている事と親のイブにはズレがあり、

「筋が通らない」「理屈に合わない」と感じている可能性があります。

だから、子供が謝らずにイラっとしたときは、まず「考える力が育っているんだ」と肯定的に捉えましょう。

その上でどうするかを考える。相手が論理的に考えているようならば、謝るべき理由を論理的に説明する必要があります。

「なるほど、お母さんの言う通りだな」と納得すれば、素直に対応することでしょう。

しかし難しいのは、子供なりに考えているものの、話し合っても論点がズレ続けている場合です。

このタイプでは、本当の論理性は育っていません。

感性が強く、言葉の行間を読み取ろうとするのが特徴的です。

理詰めの話は退屈で、なかなか頭に入って来ませんが、エピソードトークは有効的です。

どうして謝る必要があるのか、自分や他の人の体験談として話すのです。

「お母さんも同じような体験をしたことがあってね、今でも後悔しているんだ」という具合です。

作り話でもそれは大丈夫です。

子供の中でイメージが膨らめば、お母さんの思いも理解してくれるはずです。

反対に、子供は論理的なのに、お母さんがそうではない場合も、思いを伝えるのに大変苦労します。

普段から子供に今化されて悔しい思いをしているのなら、このケースに当たります。

この場合は、お母さんは時系列に注意して話しましょう。

「まず〇〇だったのに、その後△△だったから、今こういう状態。じゃぁどうすれば良い方向に向かうのかな?」

という具合に、時間軸に乗せて話せば、論理的におかしくなりません。その上で、相手に考えさせるのです。

それでも噛み合わないときには、別の人に頼むのが手です。

父親が子供と似た論理的思考の持ち主なら、代わりに話してもらいましょう。

弁別性の高い人と低い人では、言語が違うと感じる位、意思疎通が難しいこともあるのです。

頼める人がいなければ、放っておきましょう。

自分では理屈が通っていると思っていても、

友達に嫌われることや

社会で通用しないで気づけば、

どうすべきなのか自分で考える力を子供は皆持っているはずです。

「弁別性」チェック(多く当てはまるほど、論理的)
□数字に強い
□極めて現実的
□過程より結果重視
□曖昧な状態が苦手
□「冷めているね」と言われる

参考にしてくださいね!!

小遣いはいつから、いくらが正解なの?

お小遣いについてまず親が考えるべき事は、時期や金額の事ではないと言うことです。

「何のためにお小遣いを与えるのか」

そのゴールを明確にすることが先決です。

お小遣いはお年玉等を除いて、子供が初めて手にするお金です。

それを親からどう与えられるかで、お金に対する基本的な考え方や態度が養われるからです。

何もしなくても、月々定額の小遣いがもらえる子供なら、

朝9時から夕方5時ぐらいまで、会社にいれば給料がもらえると考える大人になる可能性があります。

65歳になったら年金をもらっても同然だと権利を主張するタイプになるかもしれません。

親から与えられたお手伝いをして、お小遣いをもらうために言われたことをきちんとする人になります。

しかし、仕事を見直す側にはなれないかもしれません。

ある賢いお母さんは、お風呂掃除をすると1階50円払っていましたが

、言われなくても自分からやった時は100円払うようにしていたそうです。

お小遣いを通じて自主性を伸ばそうとしたわけです。

このようにどんな子供に育てたいかによって、お小遣いの与え方を工夫することが必要です

今回のゴールは、自立した子に育てること。

さらに自分で食べていくだけではダメで、

自分の大切な人を幸せに出来るようにしたいと考えるとなおよしです。

そのためには、人が困っていることを発見して、解決する力を身につけなければなりません。

そこで、3歳くらいから「何でも解決マン」と名乗らせて、家族の困りごとを発見し解決させれば、

お駄賃をあげる方法をとると良いでしょう。

また大きくなるにつれて部活動で忙しくなったときは、

部員のために努力する姿に感動した対価として、お小遣いを与える事も有効です。

人を感動させることでお金がもらえると教えるのです。

困りごとを解決する、人を感動させる力はビジネスセンスにつながります。

勉強だけをしてきた子供が、良い大学を出て、社会人になった時

いきなり問題解決することを求められて何ができるでしょうか?

特に今は変化が激しい時代です。

この斜面に練習なしで挑めば、途中で骨折するのが関の山です。

問題解決する力をつけるにも練習が必要です。

そのためにお小遣いは学校のトレーニングツールになります。親は意識的にお小遣いを与えたいものです。

お小遣いの平均月額
小学校低学年: 1070円
小学校中学年: 1145円
小学校高学年: 1226円
中学生: 2448円
高校生: 5509円

(出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」(2015年))

ゲーム機.スマホはいつから、ルールは?

ゲーム機やスマホは自転車と同じと言いたい。

自転車はいきなり乗れないので、補助輪付きから乗り始め、慣れてきたら親が付き添って補助輪を話す練習をします。

補助輪なしで乗れるようになっても、いきなり1人で遠くに行くのは危険です。

近くのコンビニ行ってみようと親が並走して、(交通ルールを教えた後で、「友達の〇〇君の家までなら自転車で行って良いよ」と 1人で行動できる範囲を広げていきます。

ゲーム機やスマホも同じです。親が付き添って正しい使い方を教える時間を持つことが大切です。

無頓着に買い与えたり、逆に怖がって一生触らせなかったりすると両極端な対応をしがちですが

それでは犯罪に巻き込まれる、またいざ手にした途端に暴走する危険性があります。

目安として、小学生時代はキッズ携帯を与えると良いでしょう。

ネットはできませんが、限られた人とメールや電話ができ、位置情報が調べられます。

いわば補助輪付きの自転車です。

「調べ物をしたい」「メールやLINEを使いたい」と言われたら、iPadを用意し、リビングで使わせるのが良いでしょう。

タブレットなら画面が大きいので何をしているのかが見えます。

またアカウント登録はあえて親子で一緒にやります。

ここでパスワードの管理や、ネット上に個人情報は書かないなど自転車で言うネットの交通ルールを教えます。これが並走期間に当たります。

次に中学生になった時、周囲の状況に合わせてスマホを持たせるようにしました。

ここでもいきなり、自由行動はさせず、最初にルールを決めます。

ポイントは「依存」「ネット犯罪」「ネットいじめ」を防ぐ内容であることです。

このルール決めは何度か改定を重ねてOKです。

ルールは子供自身が納得しないと意味がありません。

そのためにも、与える時に決めることが重要です。

与えてからルールを決めているようでは、自由が制限されるのでどうしても不満になります。

与えてからルールを決めなければならなくなった場合には

例えばお勧めのアプリを聞いてみるなど、子供の関心事に理解を示した上でお互いに納得できるルールを一緒に考えていくのが良いと思います。

子供のスマホ使用ルールの目安
①使用時間は10時から22時まで
②自宅での使用はリビングのみ
③使用時間以外は充電エリアに戻す
④アカウント情報は親と共有する
⑤ネットはフィルタリング対応アプリを利用する
⑥課金や個人情報登録は必ず親に相談する
⑦勉強や手伝いなど、やるべきことを優先する

習い事はいくつまで?やめどきは?

ついつい増やしすぎてしまう、子供の習い事ってありますよね。

絞る事は可能性を1つでも減らすように考えてしまい非常に難しい問題でもあります。

子を持つ親として、誰もが持つ悩みではないでしょうか。

しかし、とある学童保育の先生から、

次のような話を聞いて習い事について考え直すきっかけになりました。

その学童保育は、習い事もやらせてくれるのが売りです。

多忙なワーキングママが事務室に乗り込み、正一の子の1週間のタイムテーブルを指してこう要求したそうです。

「ウチの子を暇にさせないでください。月曜のここと、木曜のこことそこが空いているでしょう。追加料金を支払うので、楽器と体操と英語をもう一回ずつ入れて、全部隙間を埋めてください。」

指導経験の長い責任者の先生は、静かに答えました。

「お母さん、私たちの学童では、習い事の入っていない時間でも想像力が刺激され、リラックスできる環境を整えています。

子供は与えられた課題をこなすだけでなく、自由な時間が大切で、むしろその時間に成長します。

スケジュール上では名前がつかない隙間に見えるかもしれませんが、それは無ではないんです。」

隙間は先生たちがその子たちのために設けた自由時間だったのです。

「忙しくて疲れた大人ほど、習い事を詰め込んでしまう。

いつも生産的なことをしなければならないと言う強迫観念があるかもしれないですね」と先生は話してくれました。

これは現代の母たちに多かれ少なかれ共通することかもしれません。

社会経験を積み、タスクや生産性管理といった概念にも親しんでいるため、子育てでも仕事の延長で時間割を組んでしまう。

しかしそれは子供の時間であって、母親の時間ではないと受け入れ戒めたいものです。

大人のみで考えても、同時並行でこなせる習い事は3つが限度でしょう。

いろいろ子供に経験させたいのならば、1年と時間を区切って始めたり、

夏だけや冬だけの講習を利用したりするのも手です。

高学年になると学校の活動や勉強が忙しくなり、子供自身がどれか1つ絞りたいと言ってくるかもしれません。

あるいは中学受験をするならば小5が本気モードにシフトする1つの区切りになります。

この時期に、子供と相談して習い事を整理してみると良いでしょう。

思うに習い事とは、その子のキャラクター探しのようなものだということです。

「あなたは何ができますか?」と問われたときに

「〇〇が弾けます」「△△が得意です」などと答えられるのは特技であり

大人になった時、ふと再会してみようかなと思える趣味となる、そんな習い事に出会えたら幸せですね。

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