相関図もかんたん!創作に必要な機能満載の小説家専用ツールNola(iOS版)を紹介する
小説家専用エディタツールNolaのiOS版をがっつり使っているので、今回はこの使用感を話してみる。
NolaはWeb版もあり、そちらの詳しい使用感はこちらの記事へ。
スマホ全盛の時代にあった、iOS版機能の充実さ
僕はずっとWeb版をメインに使っていた。PCに向かって、キーボードで猛スピードで書き上げるのが得意だったからだ。
ところが、今回NolaはiOS版の機能充実をさせてきた。時代の変化を感じる。
Nolaが現在(2021/1/22時点)で搭載している機能はこんな感じ(違ったら教えて下さい)。
【Web版とiOS版 共通】
・作品一覧
・テーマ
・プロット
・執筆
・資料
・書籍設定
・執筆ページの背景色変更(ダーク、黒板、セピア、ライト)
・プレミアム会員
【iOS版特有】
・作品一覧:作品のソート(作成日、タイトル)
・テーマ:執筆予定文字数の設定
・執筆:予定文字数まで残り ? % か表示
・執筆:原稿全文プレビュー機能(縦書き、横書き変更可)
・資料:相関関係の作成、相関図の配置
・資料:登場人物イラストの生成(現在は女性のイラストのみ)
・フォント変更(Noto Sans JP、Noto serif JP、さわらび明朝、さわらびゴシック、M PLUS 1p、M PLUS Rounded 1c)
・パスコードロック
iOS版の機能、控えめに言っても多彩でやばくないか?
特に、相関図の作成や女性イラストの生成は便利に違いない。
このような新機能も交えつつ、iOS版の魅力を語っていく。
※順不同
ダークモード、フォント変更
背景色は好みだと思う。僕はダークモードにすることで目を労っている。
ちらっと写っているが、パスコードロックと言って、アプリ操作をロックする機能もある。忘れたとき面倒なのと、そもそもiPhoneの画面ロックを突破できない想定なので、僕は設定してない。
作品の作成(&執筆予定文字数の設定)
iOS版で作品を新規作成すると、名前と一緒に執筆予定文字数を入れることができる。
設定すると、執筆ページで残りどれくらいかを表示してくれるので、試しに設定するのはアリだ。
作品の方向性を考えられる
作品を作る上で、しっかり設計する人はどれくらいいるだろうか。
頭の中でやってもいいが、僕は書き出して設計するタイプだったのでNolaのこの機能は嬉しい。
文字数の参考も記載されていて親切仕様だ。
登場人物の作成(&人物イラストを生成)
Web版でも登場人物作成機能はあるが、iOS版の目玉は人物イラストを作成できる点だ。
顔のパーツだけでなく、服装のイメージを変えることができる。
イラストがあるかないかで、人物イメージのしやすさは格段に変わる。これは最高だ。
相関図の作成
さてこちらも目玉機能。相関関係図を作ることができる。
相関図って、章が変わるごとに関係性も変わるので自力で管理しようとするとめちゃくちゃ大変だったりする。
ひとつの図にするのも無理があるし、時系列もわからなくなっていく。
Nolaでは「相関関係グループ」という形で、それぞれの相関関係をまとめておくことができる。
こうすることで「1章のAとBはこういう関係」「2章のAとBは〜」と分けて管理することができる。めちゃくちゃ良い。
相関図を配置・編集する
さらに、作った相関関係を図として配置することができる。
位置も自由自在だ。
Twitterで、使っている人の様子を見た。これはすごい。
プロットの設定
プロットの設定では、プロット構成そのものを変更することもできる。
これはWeb版でも可能だ。
ただし、起承転結以外のモードはプレミアム会員でしか使えない。
月額980円だが、僕は課金してカスタムモードを使っている。
基本的に、三幕八場の構成で書いているのでカスタムモードを使いたかった(あと純粋にNola応援のためでもある)。
プレミアム機能はNolaのnoteを参照してほしい。
カスタムモードにすると、起承転結(4つのブロック)より多い数でプロットを組める。
「新しい章を追加する」で作成することができる。
執筆中にプレビューできる(縦書き・横書き対応)
この画像の原稿は、以前僕が実際に書ききったものをスクショしてある。
横書きも、縦書きでもプレビューできる。
また、画面上には予定文字数まで残り ? % か表示する機能がついている(この原稿では予定文字数を設定していなかったので残量は書いていない)。
このようにiOSで物語をじっくり読み直すことができる。素晴らしい。
実際にNolaで創った作品
一通り機能を紹介した。
でもそうは言ってもNolaでどれだけの物語書いてきたのよ?と疑問な人もいるかも知れないので、Nolaで実際に書いてきたものを宣伝ついでに紹介しておこう。
なおこれは「Web版、iOS版にかかわらずNolaで0から完成まで書いた」ものとする。
【同人誌】
・ハラククリカタ - 覚悟と決意のパラノイア(51207文字)
【商業誌】
・働き方アップグレードガイド - 物語でわかるフルリモートフルフレックス
(発売されたばかりでまだ感想がない…)
・タイトル未定本執筆中(人物イラスト、相関図機能を使用中)
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というわけで、Nolaなら実際に物語を最後まで書けることがわかる。
Nolaを開発する株式会社indentの取り組みが良い
Nolaを開発しつつ、いろんな取り組みをしているようだ。
物書きへの愛が伝わる。
新しい機能のアップデート情報もこちらのアカウントで知ることができるので、気になった方はぜひフォローしておこう。
全字書きの強いミカタNola、今後のアップデートに期待!
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